先程テレビで、円安の影響もあり、
日本を訪れる外国人が増えているという明るいニュースを見た。

でも、私は最近、日本への出張を拒んだイタリア人が居たことも知った。
北朝鮮のミサイルを恐れたのが、出張拒否の理由。
渋々日本にやって来たイタリア人でさえ、「金正恩は正気を失って暴走してしまわないか?!」と
オドオド。

当の日本では、他のニュースの方が大きく取り上げられているし
必要以上に恐怖におののいている日本人には、なかなか出会わない。
あちらでは、どれだけ大袈裟に報道されているのだか…。
出張でさえ拒むのだから、ましてや休暇先に好んで日本を選ぶ人は稀であろう。
観光で日本に来るイタリア人は元々微々たるものなので、まぁどうせ大したダメージは無いだろうけれど
多くの外国人観光客を迎え入れたい日本にとっては、ちょっとした営業妨害ヨ。
あと、録画しておいた目下一番のお気に入り台湾ドラマ、
『イタズラな恋愛白書~我可能不會愛你』の第8話も、たった今鑑賞。
このドラマ、林依晨(アリエル・リン)扮する又青の台詞に、いちいち共感してしまう。
陳匡怡(アンドレア・チェン)扮するMaggieは、計算高いのだか、本当に空気が読めないのだか…?!
彼女が猫なで声で、陳柏霖(チェン・ボーリン)扮する李大任に媚を売る姿を見る度に
小姑根性がむくむくと湧き、
イラッとさせられる。

でも、そこで又青が、バサッと“Maggie斬り”してくれると、なんともスカッとするわけ。
これ、視聴者が若い女の子だったら、むしろMaggieに自分を重ね、「お姐サマ、怖っ…!」と思うのだろうか。![]()

次週はいよいよ王陽明(サニー・ワン)が登場するようだし、ますます楽しみ。
今回のお菓子は、特別好物ではないけれど、どら焼きをふたつ。
後で気付いたのだが、偶然にも、
兎と
亀のどら焼きであった。


★ うさぎや : どらやき
大きさは、直径約9センチ。
十勝産小豆を使ったつぶ餡をはさんだどら焼き。
まずは、どら焼きファンから圧倒的に支持されている
うさぎや(公式サイト)の“どらやき”。

うさぎやは都内に何軒かあるが、これは上野のうさぎやの物。
日本橋や阿佐ヶ谷のうさぎやは、支店という関係ではないが、親戚筋で
大正2年創業の上野のお店が一番古い御本家なのだとか。
皮は、厚ぼった過ぎず、しっとりした質感。
不自然なほど膨らし粉でフワフワに膨らませた皮があまり好きではないので
その点、これは自然で程よい感じ。
中の餡は、平均より若干甘めかも。
うさぎやだったら、恐らく阿佐ヶ谷の物をこれまで一番多く食べている気がするけれど
どら焼きは特別思い入れのあるお菓子ではないので、同時に比較しながら食べない限り、差が分からない。
阿佐ヶ谷のにしても、この上野のにしても、どら焼きらしい“正しいどら焼き”であることには違いない。
★ 龜屋 : 亀どら(つぶあん)
大きさは、直径約8センチ。
亀の形の皮で、つぶ餡をはさんだどら焼き。
埼玉県川越の龜屋(公式サイト)の“亀どら”は、初めて食す。
その名の通り、形が
亀。

皮を見て、昔食べたことがある風月堂のワッフルを思い出した。
色々な味のクリームを、一枚の皮ではさむように折ったワッフル。 あれ、まだ売られているのだろうか?
このどら焼きの皮は、その風月堂のワッフルを連想させるが
いや、もしかして、そもそもどら焼きを西洋風にアレンジしたのが、風月堂のあの日本風ワッフル?
私はワッフルだったら断然ベルギー派だけれど
懐かしい感じがする風月堂のワッフルを好む日本人は、今でも結構居そうな気がする。
私が風月堂のワッフルを好まない理由は、皮が日本で良しとされるフワフワ食感だから。
ただ、見た目フワフワのこの“亀どら”は、風月堂のワッフルと比べると、無駄にフワフワではなく
意外にも伝統的などら焼きの皮に近い。
中の餡は、うさぎやの物より、甘さ控えめに感じる。
これは、つぶ餡をはさんだ物だけれど、他にも、こし餡と胡麻餡が有るみたい。
胡麻餡のどら焼きは珍しい。 あぁ~、どうせだったら、そちらの方を試したかったー!