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★黄金芒果奬2011!

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あらら、2012年に入ってもう1週間以上が過ぎてしまった。
(毎年のことだけれど…)遅ればせながら、昨年2011年度の映画鑑賞を振り返り、勝手に“ひとり授賞式”。
 
 
この度設定した賞は、以下の3ツ。
最優秀作品賞に当たる黄金芒果奬(ゴールデン・マンゴ賞)
100%好み!とは言い切れないが、
私を楽しませてくれた娯楽作品に贈る芒果娛樂作品奬(マンゴ・エンターテインメント作品賞)
そして番外編で、テレビドラマを対象にした芒果電視劇奬(マンゴTVドラマ賞)
 
【ノミネートの条件 (番外を除く)
賞の対象は、2011年度、私mangoが
映画館、映画祭など、劇場のスクリーンで観た初見の作品のみとする。
よって2011年度劇場公開された作品でも、私にとって初見でなければ、対象外の扱い。
また、テレビやDVDで鑑賞した作品も、対象外とする。
芒果電視劇奬に関しては、2011年度内に観終えたドラマのみ対象で、鑑賞途中のものは含まない。

★ 番外 : 芒果電視劇奬~マンゴTVドラマ賞 

 
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『探偵物語~偵探物語』は2005年公共電視台制作、日本初放送は2007年のドラマなので
“今さら”って感じではあるが、これまでなかなか観る機会に恵まれなかった。
2011年、Gyaoで無料配信されたため、数年越しの願いが叶ってようやく鑑賞。
いわゆる偶像劇とは毛色が違い、期待を裏切らない出来。
以前、当ブログで、“想い出の中華ドラマは何ですか?”と題し
記憶に残る作品、お気に入りの作品を列挙したことが有ったけれど、これも是非そこに加えたい。
 
 
日本のドラマでは、断トツで『下町ロケット』。 さらにメジャーどころでは、『JIN~仁』の続編にハマる。
3年越しで遂に完結した『坂の上の雲』は、重厚に作り込んだ素晴らしいドラマではあったが
戦争色が濃くなる後半は、私にはややキツかった。
香川照之扮する正岡子規がまだ生きていた頃の人間ドラマの方が好み。
 

★ 芒果娛樂作品奬~マンゴ・エンターテインメント作品賞

『台北の朝、僕は恋をする』
 
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『台北の朝、僕は恋をする』は、3月に起きた東日本大震災直後に観た台湾映画。
通常私が好む台湾作品とは異なるテイストなので、普段だったら低評価にしていたかも知れないけれど
この頃の気分にはとっても合い、観て心和まされた。 繰り返し観たくて、DVDも購入。 
 
他、香港の『奪命金』にスカッ!
香港勢だったら、『ドリーム・ホーム』も、彭浩翔(パン・ホーチョン)監督、
悲願の日本劇場初公開を記念し、御祝儀として入賞させたい。
アニメーションだったら、『イリュージョニスト』『ファンタスティックMr.Fox』がお気に入り。
2D字幕版に拘ったため、『カンフー・パンダ2』を観のがしてしまったのは、少々心残り。 
性悪パンダ好きなのに…。
 

★ 黄金芒果奬~ゴールデン・マンゴ賞

『僕は11歳』
 
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今年は、上にも記したように、3月11日に起きた東日本大震災に、少なからず精神的影響を受け
普段なら好んで観るレベルでも、ちょっとでもへヴィと思えたら、すっかり観る気が失せてしまった。
諸々の事情で、観たくても観逃してしまった作品も多く
「2011年の一本はコレ!」と迷わず答えられるものが無い。
このように評価に困る2011年、やや不本意ではあるが、敢えて一番を選ぶなら、この『僕は11歳』
同じ王小帥(ワン・シャオシュアイ)監督作品では、『我らが愛にゆれる時』も良かった。
 
あと年末に観た『永遠の僕たち』も結構好きな感じ。
韓国だったら、韓流テイスト真逆をいく、超地味でユルユルの作品『昼間から呑む』
日本のも重いのは全て拒否で(…そもそも鑑賞した邦画の本数が少な過ぎ)、キラキラ明るい『奇跡』
 
 
 
 
自分で見直しても、やはりなぁ~んかドンピシャッ!と来ない、腑に落ちない結果。 
まぁ仕方が無い。 毎年同じような事を言っている気がするし。
アクションや歴史モノなど超大作以外の小粒な大陸作品に、秀作が多いのは確か。
 
2012年は、中華圏の映画の日本公開が多いという。 ド派手な大作ばかりだったら、期待外れだけれど。
近いところでは、震災の影響で公開延期になっていた台湾映画『父の初七日』
3月にようやく日の目を見るのが楽しみ。
具体的にいつだかは知らないが、婁(ロウ・イエ)監督の『花~LOVE and BRUISES』の日本公開が
意外にももう決まっているのも嬉しい。
あと、王家衛(ウォン・カーウァイ)監督の新作 (取り敢えず“新作”だろうが
すでに旧作かと勘違いする程ずーっと発表されないままの)『グランドマスター(邦題仮)~一代宗師』
ギャガの配給で、一応今年日本公開が決まっているので (本当に大丈夫?)、こちらも期待。
作品自体に期待しているのか、本年度中の公開に期待しているのか、今となってはもうよく分からない。 
 
韓国映画だったら、フィルメックスで観逃したキム・ギドク監督の『アリラン』は、まぁ観るとして
それより、そのフィルメックスで上映されることを期待していたのに、裏切られ、それっきりになっている
ホン・サンス監督の『Hahaha』の方が、実はずっと気になっている。
公開の噂も有るようだけれど、実際のところどうなのでしょう。
 
他にも、2012年公開を楽しみにしていた作品が、もっと沢山有ったはずなのに、忘れてしまった…。
とにかく、素敵な作品にいっぱい出逢い
来年の今頃、「2012年はあれが最高だった!」、「こっちも面白かった!」と言っていたい。

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