第14回東京フィルメックス、本日開幕♪
今年のオープニング作品は、この春、第66回カンヌ国際映画祭で
脚本賞に輝いた

賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督最新作『罪の手ざわり~天注定』。
2014年に日本公開がすでに決まっている作品なので、パスしようかとも思ったが
どーしても観たくてチケット入手。 そんなわけで、行って参りましたフィルメックスへ。
★ 寄り道
映画の前にちょっとお買い物へ。
本日の東京は、
お天気がとても良く、銀ブラ日和。

ミキモトにはもう名物の
クリスマスツリーが飾られていた。

有楽町の駅前では、秋田県大仙市ふるさとフェア2013というイベントが開催されており
ステージ上には、“秋田出身の吉本芸人”という3人組が出ていた。
髪を頭のてっぺんで沖縄風に(?)おダンゴにしている人、テレビで見たことがあるような気がする…。
今回DVDが売れないと解散させられる!と言っていた。健闘を祈ります。
★ 第14回東京フィルメックス開会式
(クリックで拡大)
さて、いよいよ第14回東京フィルメックス。会場は例年通り有楽町朝日ホール。
『罪の手ざわり』のチケットは即完売になったので、会場も人がいっぱい。
私の近くには、SABU監督と崔洋一監督が座っておられた。
お式は、予定の午後3時半から数分遅れでスタート。
開会宣言に続き登壇した本年度の審査員は、画像左から
フランスのプロデューサーでユニフランス中国支局長のイザベル・グラシャン、
日本のプロデューサー松田広子、イランの映画監督で今年の審査委員長モフセン・マフマルバフ、
そして女優の渡辺真起子。
渡辺真起子は、これまでにも幾度となくフィルメックスの会場で見掛けていたが、今年はついに審査員に。
観客として来場している時は、いつもカジュアルな格好だったけれど
今日はおめかししていて、髪はリーゼントっぽくまとめ、お洒落なヤンキー風。
イザベル・グラシャンの小顔にも目が釘付けに。
もうひとりの審査委員、中国の映画監督・應亮(イン・リャン)の姿なし…。
なんと居住地・香港でヴィザが下りなかったため、止むを得ず不参加になったらしい。
(應亮って、香港の居住権を持っていたのか)
そんな事情で、本年度の東京フィルメックスの審査員は4人だけ。
フィルメックスへの参加は初めてだという審査委員長・モフセン・マフマルバフは
「このようなインディペンデント映画はどこでも上映できるわけではなく
イランや中国のような国があることを忘れないで」とご挨拶。
約20分で開会式が終わると、いよいよ
『罪の手ざわり』の上映だが、その前に…

本日会場に来られなかった賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督からの
ビデオメッセージ。

北京で撮られたこの映像、内容は挨拶と作品の簡単な説明。
それより、「解決困難な事情で今回来日できなかった」という言葉が印象に残った。
オープニング作品で、しかも日本が共同制作している作品なのに
賈樟柯監督が不参加なのは何かおかしいナ、とは察していた(台湾金馬獎の授賞式も不参加だし…)。
賈樟柯といいい、應亮といい、モフセン・マフマルバフの言葉といい、
やはり
中国、まだまだ色々あるのかしら…、と疑念ふつふつ。

映画『罪の手ざわり』については、また後日。