先週末
『さんま玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP』を観て以来、

私の中で、もう一週間近く郎朗(ラン・ラン)ブーム。
パンダではありません、ましてや“リン・リン”の片割れでもない。 ピアニストの郎朗。
元々ピアノを弾く男性が好きだし、
中国のピアニストだったら

“中国ピアノ界のキムタク”李雲迪(ユンディ・リー)より、見た目癒し系の郎朗派ではあった。
番組では、郎朗が演奏を吹き替えた『のだめカンタービレ』の中で流れる
モーツァルトの
<2台のピアノのためのソナタ>を、憧れのその郎朗本人と連弾したいという

ピアニストを目指す女子高校生の夢を叶えるのだけれど、郎朗、名前の通り朗らかで、イイ人キャラ炸裂。
女子高生もその友人も素直ないい子だし、バラエティ番組で珍しく感動しまくり、目頭ジーン…。
勿論お人柄だけでなく、郎朗はピアノの腕も素晴らしい。 テレビ越しでもシビレた。 CD買おうかしら~。
あと、もう一度感動したいから、番組の再放送も希望。
さてケーキ。
マテリエル(公式サイト)は、お菓子の世界大会で
数々の受賞に輝いたパティシエ林正明が

2010年にオープンした比較的新しいお店らしい。
パティシエの名前、“はやし・まさあき”じゃなくて、“リン・ジェンミン”と読んでしまった…。

★ モンブラン・パリジェンヌ
大きさは、直径約6センチ、高さ約7センチ。
ダックワーズとクルミを台に、下の円錐はミルクチョコレートムース、上の円錐はマロンクリーム。
ふたつの円錐の間には、リング状のチョコレート。
中に隠れているのは、生クリームとマロンクリーム、それと栗の渋皮煮。
マテリエルは
“モンブラン”が有名と聞いた。

でも、それ、多分和栗を使ったモンブランのことで、私が食べたのとは違うような気がする。
私が食べたのは、“モンブラン・パリジェンヌ”という方。
栗は、
フランス産と
和栗の2種類使い。


上に絞り出されたマロンクリームと、中に隠れているマロンクリームでは、色も味が違う。
上の茶色いのは、コックリしたフランス産のマロンクリームで、洋酒で香り付けされている。
中の黄色いのは、甘さ控えめ、上品な和栗のクリーム。
ミルクチョコレートムースは、優しい味。
主張し過ぎないから、栗の味を殺さず、マロンクリームと調和。
下に敷かれたクルミの食感がいい感じ。
上のマロンクリームだけを食べるとモンブランぽいのだけれど、全体だと違う。
私が好きな伝統的なモンブランとは別物だが、栗を使ったケーキとしては美味。
★ ムラング・シャンティ・カフェ・ノワゼット
大きさは、幅約6センチ、高さ約5センチ。
キャラメル色になるまで焼いたヘーゼルナッツ入りメレンゲで、コーヒークリームを挟んでいる。
扱っているお店が少ないので、なかなか出逢えないけれど、大好きムラング・シャンティ♪
また新たなムラング・シャンティを発見。
マテリエルの物は、“ムラング・シャンティ・カフェ・ノワゼット”という。
つまり、基本のムラング(メレンゲ)とシャンティ(生クリーム)に
さらにカフェ(コーヒー)とノワゼット(ヘーゼルナッツ)を足した変化球。
ナッツの味が効いていて、メレンゲだけで食べても美味しい。
クリームは、見た目から受ける印象より、ずっとふんわりしている。

軽くて、あっと言う間にペロッと完食。 これ好き! また食べたい…!!