台湾の俳優・鳳小岳(リディアン・ヴォーン)がパパになるのだと。
自身がfacebookに発表したメッセージに、子供の母親の名は記されていないけれど、
2年ほど前から交際が噂されている洪君(ジェシー・ホン)という説が有力。
洪君は、鳳小岳と同じ年で、台湾人の母とミャンマー人の父をもつ混血。
芸能人ではなく、サーファーで、台北の天母にアメリカンスタイルのハンバーガー店、JB's Dinerを経営。
二人は未入籍で、取り敢えず子供が生まれてからお式と考えているらしい。
鳳小岳は現在27歳で、父親になってもまったく不思議ではない年齢なのだけれど、
未だに『九月に降る風』(2008年)の高校生のイメージが残っているから、
あの阿彥(=鳳小岳)がパパなのねぇ~、と感慨にふけってしまいますワ。
彼は台湾とイギリスのハーフだから、生まれてくるベイビーは、
台湾1/2、イギリス1/4、ミャンマー1/4の混血になるわけか。なんだかとてもインターナショナル。
とにかく、おめでとうございます!元気なベイビーの誕生をお祈りいたします。
台湾繋がりで、
wowow連続ドラマW『死の臓器』。

録画しておいた昨晩7月19日(日曜)放送の第2話を観ていたら、
最後の最後で、テレビ番組制作会社ディレクターに扮する小泉孝太郎が、
臓器売買のブローカーに接触するため、
台湾へ飛んだ。

へぇー、ちゃんと台湾へ行って撮影したのか。
どうやら7月上旬に、西門町、歓楽街・林森北路附近、屋台街、富信大飯店(フーシン・ホテル)などで
撮影を決行したらしい。
台湾の俳優が出演している様子は感じられないが、視聴がちょっと楽しみになってきた。
その前日、7月18日(土曜)放送の東京MX『明日、そこ行くの!?~明天去哪儿!?』は、
日本に来た華人ではなく、
中国で
日本人を追った二度目の特番であった。


今回の主役は留学生の男の子・齊藤隆一君。
留学先と言えば北京や上海が一般的だろうが、この齊藤君が暮らしているのは、なんと延吉。
延吉は、北朝鮮との国境に近く、多くの朝鮮族が暮らし、
言語をはじめとした朝鮮文化が色濃く残る延辺朝鮮族自治州の街。
延辺なんて、朝鮮族の張律(チャン・リュル)監督作品やハ・ジョンウ主演の『哀しき獣』(2010年)など
映画の中でくらいしか見ることもなく、日本のテレビが取材しているのは非常に珍しい。
子供の頃にも延吉や福州で暮らした経験のある齊藤君の中国語は、留学2年とは思えない上手さ。
場所柄、韓国語もすでにマスターし、韓国人留学生に、韓国語を使って日本語を教えているという。
これまで映画の中で見た延辺は、“中国の発展から取り残された貧しい地域”、
“韓国に出稼ぎに行く朝鮮族が多いが、彼らは韓国で見下され、差別を受ける”
といったネガティヴな印象が強かったけれど、今回テレビで見たら、場所によってはかなり都会的。
とにかく、日本の旅番組ではまず取り上げることがない場所なので、非常に興味深く観た。
再放送は、7月21日(火曜)と23日(木曜)の2回。
その間の7月22日(水曜)早朝5時半には、NHK Eテレ『テレビで中国語』の再放送。
先週初回放送したこの第15課には…
来月武道館でのコンサートを控えている台湾のバンド、
五月天(Mayday)がゲスト出演し、

直々に中国語を教えてくれるから、先週観逃したファンは要チェック。
その日の朝は、NHK BSプレミアムで『世界で一番美しい瞬間(とき)』香港編の再放送も。

昨年のデモをキッカケに親から勘当されてしまった女子学生などを取材。
絶景が望める火鍋の店として紹介されたのは、
恐らくiSQUARE 國際廣場内の不倒翁中日火鍋料理だと思われる。
(NHKは、店名や所在地を伏せて紹介するのが残念…。)
いや、それよりセレブ。登場したのは名家出身の弁護士・周國豐(ブランドン・チャウ)。
番組では、“イギリス植民地時代に経済界をリードした大富豪の御曹司”、
“祖父はイギリスから爵位も授かった周錫年(1903-1985)”と紹介されていたが、
私にとっては、今回番組が触れなかった彼の亡き父上・周啟邦(1934-2010)の方が、はるかに印象深い。
皆さまは覚えていらっしゃるでしょうか、周國豐の両親、周啟邦と譚月清は
“金色とピンクをこよなく愛する香港の大富豪”として、かつて日本のメディアにも取り上げられている。
金の便器や、金色とピンクに塗装したロールスロイスを所有。
“香港ゴージャス版林家ペーパー”のような御夫妻。
初めて見た時は、他の追随を許さぬあまりの個性派っぷりに、動揺すらしたが、
ここまでブンッ!と振り子の振り幅を躊躇なく振り切っちゃている感じの人は、凡人にはまず居ないと
畏敬の念さえ湧いてきた。
私なんて小者だから、仮に大富豪になっても、こういうお金の使い道はきっと思い付かないワ。
そんな両親に育てられた息子も、さぞや浮世離れしているのかと思いきや、
意外にも俗世での基準で“洗練”を身に付けてしまっている。それが良いのか悪いのか…。
どうせなら、亡き父上から“二代目香港ゴージャス版林家ペー”を襲名しておいていただきたかった。
今回の『世界で一番美しい瞬間』では、番組のイメージに合わないためか(?)、
周國豐のユニークな御両親にはこれっぽっちも触れていないけれど、
それでも内容がとても良く、映像も綺麗なので、初回放送で観逃した方々は是非再放送で。
香港と言えば、BS Twellvで7月26日(日曜)放送の『高田純次のアジアぷらぷら』が
“90分耐久スペシャル”と称し、特番で香港をたっぷり紹介。
ただ、予告を観た限り、新作ではなく、過去に取材した物を、再編集しているようにも見受ける。
まぁ、とにかく録画予約。
そう、そう、その前日、7月25日(土曜)朝のフジ『にじいろジーン』は
“ジーンちゃんがキキコミ!世界ピカイチ☆ツアー”のコーナーでシンガポールを特集。こちらもチェック。
7月19日(日曜)に、東京にも
梅雨明け宣言がでた。これは例年よりちょっとだけ早めだという。

天気予報を見ると、この先は当分30度を超す晴れの日が続く。寒いのは苦手なので、暑い方がマシ。
普通の人は、夏にチョコレートケーキなんて暑苦しくて食べられないだろうけれど、私の胃に季節ナシ。
そんなわけで、チョコレートケーキを2ツ。どちらも夏向けに爽やかなアレンジが施されている。
★ ジャン=ポール・エヴァン:YUZU
大きさは、幅約7.5センチ、厚さ約2.5センチ、高さ約3.5センチ。
ショコラノワールのムース、柚子風味のクレーム、ダクワーズ、クルスティアンを重ねたチョコレートケーキ。
ひとつめは、人気ショコラティエ、ジャン=ポール・エヴァン(公式サイト)の“YUZU”。
その名の通り、
柚子を使用したチョコレートケーキ。

柚子を使った同店のケーキでは、“MACHA(抹茶)”を以前食べ、結構気に入ったが、こちらは初めて。
ジャン=ポール・エヴァンの得意素材、チョコの部分は、しっかり詰まった感じで濃厚。
それでいて、口溶けが良く、クドさがない。
間にはさまっている柚子風味のクレームは、
“クレーム”と言っても、クリームとジュレの中間くらいのテクスチャー。
舌触りも味も、暑苦しくなく、爽やか。
サクサクのクルスティアンは、トンガ豆のサブレ入り。
最近、トンガ豆を使っているお菓子が増えてきたように感じる。
このケーキに使われているのは、隠し味程度。
意識して食べると、ヴァニラとも異なる独特の甘くスパイシーな味が。
全体のバランスが良く、美味。
ただ、“YUZU”と名付けている割りには、柚子の主張が弱い気がする。
むしろ“MACHA”の方が、柚子味が強いかも。
これはこれで美味しいけれど、私は柚子が好きなので、もう少し柚子の酸味を強くしてもらえれば、なお良し。
★ ダロワイヨ:ロッシェ・エテ
大きさは、幅約4.5センチ、高さ約6.5センチ。
キャラメル・ムースとヴァニラ・ムースを合わせたボールを、アーモンド入りチョコレートの台にのせたケーキ。
続いて、ダロワイヨ(公式サイト)の“ロッシェ・エテ”。
ダロワイヨのケーキは、定番の“オペラ”をたまに食べる程度で、他はあまり試したことがない。
“ロッシェ・エテ”って“Roche été(夏の岩)”か?
とにかく、“été”と付いているくらいだから、夏の限定商品。
見た目は、エッグスタンドにのったゆで卵、もしくはゴルフボールのよう。
大きさも、
ちょうどゴルフボール大。

下の台の部分は、細かく刻んだナッツをたっぷり混ぜ込んだチョコレートで、
そう、お馴染みの丸いチョコレート、フェレロ・ロシェの表面部分みたいな感じ。
メインの部分、表面をチョコレートでスプレーしたムースのボールを割ってみると、
中からキャラメル・ソースがトロリ。このおソースは、ただのキャラメル・ソースではなく、生姜入り。
生姜の味はそれほど強くはないけれど、ただのキャラメル・ソースとは明らかに異なる味。
暑苦しくなりがちなチョコとキャラメルの組み合わせに、生姜を加えることで、さり気なく清涼感が出ている。
コロコロで可愛らしいし、なかなか美味。
このようなケーキに、生姜を加えたというアイディアを評価いたします。