2015年大ヒットを記録し、早くも続編の製作が公になったハイクオリティ大陸ドラマ、

この話題のドラマの日本上陸を知ったのは、2016年が明けて早々の事。
それから約一ヶ月後、今度は、“2016年4月11日よりチャンネル銀河で放送開始”という
放送に関する詳細を知る。
放送がCSのマイナー局チャンネル銀河という事で、「観られない…」と落胆した人も多いと思うが、
私は、うちに入る局だったので、ホッと安堵。
それからさらに一ヶ月以上が経過し、放送開始日までついに残すところあと一ヶ月…!
日本上陸を知ってからは、すでに2ヶ月以上が過ぎているし、残りの一ヶ月なんて、どうせあっと言う間。
日本語字幕が付いた『琅琊榜』で、素敵な殿方たちに再会するのが本当に楽しみ♪

男性陣が見目麗しいのは言うまでもないのだけれど、
顔だけではく、彼らのとても優雅な身のこなしにもご注目を。
(別に無理に注目しなくても、所作の美しさは、イヤが応にも記憶に残ると思いますが…。)
このドラマを観ると、身のこなしが優雅で礼儀正しい男性がいかに素敵かを思い知らされる。
大陸時代劇で、所作が重要視されるようになったのは、『宮廷の諍い女~後宮甄嬛傳』からと言われる。
『宮廷の諍い女』では、溫太醫の役で出演もしている張曉龍(チャン・シャオロン)が指導にあたった
本格的な清代の所作が美しいと評判に。
『琅琊榜』も所作の指導は、今やこの分野の第一人者である張曉龍のチームが担当。
撮影の最初から最後まで直接俳優の指導にあたったのは、張曉龍センセの愛弟子・李斌(リー・ビン)。
李斌は張曉龍に師事し、『宮廷の諍い女』から、張曉龍センセの所作顧問のチームに参加、
『琅琊榜』と、こちらも日本初放送が待たれる孫儷(スン・リー)主演ドラマ『羋月傳~Legend of MiYue』では
チームの中心となって、指導にあたっている。
『琅琊榜』を観た人は、美しい所作をついつい真似たくなるハズなので、ここに一例を。
洋服の打ち合わせが男性・左上、女性・右上となるように、
中国の古式の御挨拶でも、男女で手の組み方が左右逆になるらしい。
もしかして、昔の映画やドラマだと、そこまで正しい御挨拶にこだわっていない気も…。
アラ探しは、その内じっくり。
ちなみに、上の画像で、胡歌(フー・ゴー)扮する主人公・梅長蘇が言っている「草民(平民)・梅長蘇」は
皇帝などに謁見する際に名乗る言い方。
二枚目が言う“草民”が、なんか無性に可笑しくて、可笑しくて、ここのところずっと私のお気に入りワード。
一人湯船に浸かりながら、手を合わせ、「草民・mango」などと言ってみたりする。![]()

(梅長蘇は、本当は林殊という皇帝の甥っ子、つまり皇族なのだが、
身分を伏せて都に舞い戻って来たので、伯父である皇帝に謁見する時は“草民”と名乗っている。
こういう“草民”みたいな単語は、日本の時代劇では一体何て言っていただろうか…、
ともう数ヶ月考え続けているけれど、思い出せない。
そもそも、日本の時代劇の中で、偉い人に会う時、そこまでへりくだって、
「それがし、下々の田中安兵衛でございます」とか、言いましたっけ…??
『琅琊榜』の放送が始まったら、日本語字幕でチェックいたします。)
ま、“草民”くらいは別にどうでも良いのだけれど、
このドラマは、お気楽なラヴコメとは違い、深い台詞や心に沁みる台詞も多いので、
日本語でどう訳されているのか、放送で知るのが楽しみ。
あと、シツコイようだけれど、『琅琊榜』日本版予告編は…?
無いのだろうか…。それとも、これから出てくるの…??