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大陸ドラマ『旋風少女2(原題)~旋風少女 第二季』改め『私のツンデレ師匠様!』

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元武道が盛んな中国・岸陽。
松柏道館では、若白を失った悲しみを乗り越え、
二番弟子の亦楓が先頭に立ち、門下生たちが日々練習を重ねていた。
ただ一人、若白の死を未だ認められないでいる百草。
「若白先輩は、アメリカで病気を治療中。
私が世界選手権に出場するのを見れば、きっと岸陽に戻ってきてくれる…。」
そう信じてやまない百草は、悲しみを心の奥に封じ込め、ガムシャラに練習を続けるが、
無情にも、推薦で世界選手権に参加する権利は、賢武道館の方婷宜の手に渡ってしまう。

ちょうどその頃、長安という男性が松柏道館にやって来る。
長安は、アメリカ風雲堂館の元首席教官という輝かしいキャリアの持ち主。
医学を学ぶためアメリカへ渡った初原先輩が、コーチ不在の松柏道館にちょうど良いと考え、
わざわざ頼んで新コーチに就任してもらったのだ。
「初原先輩の推薦なら、きっと素晴らしい指導をしてくれるに違いない」と皆信じ、
この長安を迎え、新生松柏道館は再スタートを切るも、これがとんだ失敗。
長安の横暴な態度に、不満を募らせていく門下生たち。
若白に対し心ない言葉を吐いた長安に、百草もまた反感を覚えるが、
彼の提案を聞き、俄然興味が湧いてくる。
風雲堂館が世界中で開催している美少女マッチで勝ち続ければ、通常の試合より多くのポイントを稼げ、
世界ランキング10位に入ることも夢ではない、
つまりは、推薦なしでも、世界選手権に参加できる可能性があるというのだ。
百草は、このチャンスに賭けるべく、長安の厳しい特訓についていく覚悟を決める…。


2017年10月末、ホームドラマチャンネルで始まった『旋風少女2(原題)~旋風少女 第二季』が、
年を跨ぎ、2018年6月、全33話の放送を終了。

現地でヒットした前作『ときめき♡旋風ガール~旋風少女 第一季』が、私には全然響かなかったので、
本当なら、続編は迷わずスルーするところなのだけれど、
なんと、この続編は、日本絡みなので、ついつい観てしまった…。
で、結果的に、やはり観る程の物ではなかったと思っている。
誰もがお気付きでしょうが、これ、ティーンのお嬢さん向けドラマです。
私は明らかにターゲット圏外。
思い入れなどこれっぽっちも無いが、前作についても記したことだし、続編も簡単に記録しておく。

★ 概要

前作同様、原作は、人気女性作家・明曉溪(ミン・シャオシー)の小説で、
監督したのは、香港の成志超(ゲイリー・シン)

オリジナル版では全36話だが、日本版は33話に再編集。
どうも釈然としないその件については、このエントリの最後で。



前作との大きな違いは、主人公・戚百草を演じた胡冰卿(フー・ビンチン)と、
彼女の憧れの先輩・若白を演じた楊洋(ヤン・ヤン)という、よりによってメインキャスト2名が選手交代。

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楊洋はスケジュールの都合、胡冰卿は所属事務所・唐人の契約違反ではないか等、
色々と憶測も飛んだが、ハッキリした降板理由は闇の中。
楊洋に関しては、続々編『旋風少女 第三季』でカムバックするらしい。



前作とのもう一つの違いは、日本でのタイトル。
前作も本作も、原題は『旋風少女』で変わりないが、邦題には変化。
前作が『ときめき♡旋風ガール』だったので、続編は『ときめき♡旋風ガール 2』かと思いきや、
実際には、『旋風少女2(原題)』なの。
放送開始前にこの邦題を見て、“(原題)”と添えられていたので、仮題なのかと思ったら、
放送が終了するまで結局ずっと『旋風少女2(原題)』であった。
つまり、“(原題)”も込みでの邦題という事…?
本作品と限らず、海外作品を日本に紹介する場合、
邦題の趣味が悪かったり、原題とあまりにも掛け離れていると、
作品や出演俳優のファンから、不服の声が上がるものである。
なので、原題をそのまま邦題にし、しかも“(原題)”と付けて、それが原題のままであることを強調すれば、
苦情に対し予防線を張れる。これは今までに無かった発想。

…と感心したのも束の間、結局これはやはり仮題で、正式な邦題は…

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『私のツンデレ師匠様!』。あらら…。
このドラマの配給を手掛ける二社の内の一社、コンテンツセブンは、韓流系の会社。
本作も、大陸ドラマ『旋風ガール』とは別モノのイメージを作り、“韓流アイドルもの”路線で売る気であろう。

★ 物語

若白先輩を失ってしまった松柏道館に、新たに長安というコーチがやって来るが、
若白とはあまりにも違う長安の無慈悲な指導に、
百草をはじめとする門下生たちは戸惑い、道場の雰囲気は険悪になるも、
やがて長安の指導の的確さと、彼の本当の優しさを知り、仲間意識が高まり、試合にも勝ち進み、
また、百草との淡い恋にも発展していく様子を描く、若者たちの武道青春物語


前作は、視聴者に、若白先輩の死を匂わせたまま、悲観的に幕締め。
本作では、若白先輩とは似ても似つかない冷酷な鬼コーチ長安が着任してスタート。
物語は、長安が前に所属していたアメリカ風雲堂館の陰謀を背景にしながら、
百草が、若白先輩に会いたい一心で、新コーチ長安のもと、名選手になっていく成長物語や、
苦手だったその長安と徐々に心を通わせていく淡い恋物語が描かれる。

前作では、百草の若白先輩への気持ちを知りながらも、彼女をサポートし続けた優しいお金持ち・方廷皓が、
本作でも、長安が百草に接近することを焦りながらも、彼女に一途なのだが、
色々あって、後半、一転して“可愛さ余って憎さ百倍”…!
あんなに優しかった方廷皓が、百草への憎悪から、闇落ちしていくのが、前作と随分違う点。

★ 日本

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東京で開催される美少女挑戰賽(美少女マッチ)に出場するため、百草が日本へ!
…と言うわけで、この『旋風少女2』では、実際に日本でも撮影が行われており、
私にとっては、そこが本ドラマ一番の(いえ、それ以上に“唯一”の)見所。

画面には、東京観光のお約束、浅草寺を中心とした浅草界隈が映し出される他…

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長安が好きな漫画<SLAM DUNK(スラムダンク)>の舞台になっている湘南へも。

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宿泊も神奈川で、江ノ島にある惠比壽屋という旅館とのこと。



美少女マッチの対戦相手だってもちろん日本人。

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敵は櫻花流道館が誇る三姉妹、加藤百合、加藤小百合、加藤銀百合。
“百合(ゆり)”と“小百合(さゆり)”は分かるけれど、
“銀百合(ぎんゆり)”の命名は、日本人には無い発想ですよねぇー(笑)。
“百合 Bǎihé”は、中国語でも、お花のゆり=Lilyの意味。
なので、まず姉の“百合”ありきで、
下の二人の妹は、“スモール・リリー(小百合)”と“シルバー・リリー(銀百合)”という発想なのだと思う。

で、しかも、一番上の姉・百合を演じているのは、王曉娟(ワン・シャオジュエン)という中国人。
1996年生まれ、11歳で跆拳道(テコンドー)を始め、優秀な成績を収めていた人で、
2013年、試合に出場した際、成志超監督の目に留まり、今回の出演に至ったのだと。

加藤百合の妹、小百合&銀百合を演じているのは、リアル日本人。

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姉役の王曉娟よりずっと年上、1987年生まれの双子の姉妹、蒼あんな&蒼れいな
近年は台湾を拠点に、それぞれ“安娜”、“芮娜”の名で、アイドルユニットA'N'Dに所属していたが、
メンバーの内、この二人だけがドーンッと年上のアラサーだったし、さすがに脱退したようですね。
私は最初から、「なんでよりによって今更あの手のアイドルユニットなのよ?!」
と彼女たちのマネージメントの方針に疑問を抱いていた。

でもねぇ、『旋風少女2』は、そのマネージメントの方針がブレていた頃に出演が決まったのか…

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今どき、欧米の作品にも登場しない不思議な日本人キャラで登場しております。
キョーレツな印象を残すので、ある意味、成功かも。

中華圏の人々にとっての日本は、アニメとかコスプレのイメージが強いのか…

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日本での美少女マッチでは、普段は真面目ちゃんの百草も、珍しく青緑のウィグで試合に臨んでいる。


ちなみに、2017年3月、こちらに記したように、
台湾の絵本作家・幾米(ジミー・リャオ)が<星空>日本語版出版記念でトークショウ&サイン会を行った時、
会場の紀伊國屋書店の片隅で、蒼あんな&蒼れいな姉妹を見掛けた。
実物の彼女たちは、年相応で、“都会の綺麗めOL”って感じでしたヨ。

★ キャスト その①:旋風少女・戚百草

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安溪(アン・ユエシー):戚百草~姿をくらました若白先輩を想い続ける元武道の天才少女

前作の胡冰卿(フー・ビンチン)から、百草を引き継いだのが、この安溪。
日本では、『旋風少女2』の前に、彼女のもう一本の出演ドラマ、
『花千骨(はなせんこつ) 舞い散る運命、永遠の誓い~花千骨』も放送されたから、
すでに知っている人も多いはず。
『花千骨』での役は、主人公・趙麗穎(チャオ・リーイン)の血から生まれた“糖寶”という霊虫(…!)。

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もっとも、糖寶は、最初こそ緑の芋虫だけれど、途中から、人間の姿に劇的な変態。

虫だった彼女が、『旋風少女2』では、一気に人類の女性主人公に格上げですヨ。安溪、大出世。
現地では、前作の胡冰卿が好評なため、安溪を見る目が厳しくなっているようだけれど、
日本人ウケするルックスは、胡冰卿より断然安溪の方じゃなぁーい…?!
皆さま、どう評価しましたか。

★ キャスト その②:百草を巡る恋のライバル

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池昌旭(チ・チャンウク):長安~アメリカ風雲堂館の元首席コーチ 松柏道館の新コーチに就任

前作で百草の恋のお相手・若白先輩を演じた楊洋(ヤン・ヤン)が降板したため、
代打で投入されたのが、韓国の池昌旭。
池昌旭は恐らく『奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い~기황후』で、
中華圏で知られるようになったのではないだろうか。
日本ではどうなの?池昌旭目当てで初めて大陸ドラマを観るファンも多いのでしょうか。
一応中国語は勉強したようだが、吹き替えされているので、元々のファンにはガッカリかも。
演じている長安は(“長安”というくらだから西安出身の設定?)、
冷酷な鬼コーチから徐々に心根の優しさを見せていく、いわゆるツンデレキャラ。

ちなみに、前作の男性主人公・若白は、武術のみならず、洗い物や針仕事といった家事も得意であったが、
本作の長安もまた武術以外に夢中になれる趣味があり…

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しばしば木彫に没頭。
当然、使用するのは木材だが、仕上がった作品はカラフルな樹脂製という摩訶不思議も起きたりする。



陳翔(チェン・シャン):方廷皓~賢武道館の御曹司からワケあって風雲堂館へ

陳翔は方廷皓役で前作からの続投。
そして、前作同様、百草に片想い。
今回は若干シツコく、強引に“恋人関係お試し期間”を設けたりするから、ちょっとウザい。
しかも、その後、闇落ちし、“LOVE百草♪”から一転、彼女への激しい憎悪を募らせていくから、益々面倒。

今回のキャスティングで、少々残念に思うのは、
二人の主要男性キャラに、前回ほどのコントラストが無いこと。
前作は、若白役の楊洋と、中国人にしては韓流スタア風の陳翔との違いが明確で、多様性が感じられた。
今回は、リアル韓国人の池昌旭が投入されたことで、韓流ダブル押しになってしまった印象。
もっとタイプの異なる男前を揃えた方が、幅広い視聴者に対応できるのでは。

★ キャスト その③:その他

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吳磊(ウー・レイ):胡亦楓~松柏道館の二番弟子

楊洋も胡冰卿も降りたのに、まさか売れっ子の吳磊が残留するとは思わなかった。
そうしたら、案の定、続編では出番少なし。
忙しくなっちゃったから、そりゃあ、脇キャラの『旋風少女』などには、全力投球しませんよね。


郭俊辰(グオ・ジュンチェン):路飛魚~事情があって岸陽にやって来た不思議ちゃん

吳磊の穴を補うために投入されたと思われるのが、この郭俊辰。そう…

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『太子妃 狂想曲<ラプソディ>~太子妃升職記』で九王の腰巾着になっている楊嚴を演じた、あの子。
『旋風少女2』の飛魚クンも、『太子妃』の楊嚴と似たキャラで、お馬鹿で憎めない。

★ 小道具

この続編『旋風少女2』では、気になった小道具が一つ。

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松柏道館の門下生、楊睿がよく手にしているプチ扇子…!
一種類だけではなく、柄やサイズが違う物にたまに変えている。
楊睿は、前作にも登場しているキャラだけれど、前作では、こんなお扇子、持っていませんでしたよねぇ?!
ちょっぴりオネェっぽいというか、踊りのお師匠さんぽい雰囲気のある楊睿には、お似合いです。


こういうプチ扇子がどういう用途で売られているのかは知らないが、昨今、中国で流行っているのだろうか。
私のお気に入りフォトグラファー、陳漫(チェン・マン)が、
この春、雑誌<時尚COSMO>のために、京都で撮り下ろした楊冪(ヤン・ミー)のグラビアでも…

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楊冪がプチ扇子。陳漫の手にかかると、スタイリッシュ。

★ 飲料&お菓子

近年、大陸ドラマの中でやたら飲まれている物といったら、そう、RIOですよね?
でも、『旋風少女2』は、元武道に青春をかける爽やかな若人たちの物語。
いつでもどこでもアルコール飲料RIOをラッパ飲みしていたら、健全なイメージに合わない。
では、彼らは何を飲めば良いのでしょう。

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はい、中華版ヤクルト、健康的な乳酸飲料、“小樣小乳酸”!通称“小樣(シャオヤン)”。
特徴は、そのサイズ。
日本でお馴染みのヤクルトが65mlなのに対し、小樣は330ml。ヤクルトのざっと5倍!
「大好きな物は思う存分たっぷり飲みたい!」という消費者の要望に応えた結果が、
このビッグサイズなのだろうか。


もう一つ目に付くのが、“日本で買ったお土産”という設定で、
幾度となく画面に映し出される、(↓)こちらのパッケージ。
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“いちごの王様 福岡のいちご うさぎクリーム大福”という商品。
但し、食べているシーンでは、この白いプチ大福ではなく、ピンク色の水晶餅のような物が使われている。
情報が正確かは断言できないけれど、ショッピングサイト淘寶などでは…

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この“博多あまおう ぷるるん”という商品が、
「『旋風少女2』に出てくる日本のお菓子」として販売されている。

これら日本のお菓子は、小樣小乳酸とは違い、
ドラマのエンディングをチェックしても、メーカー名がクレジットされていない。
つまり、メーカー側がお金を払って、作品内で宣伝させてもらったのではなく、
ドラマ制作者が自主的に小道具として使ったのかも知れませんね。
かなりの宣伝効果があったはず。
メーカーさん、「なんだかよく分からないけれど、中国からの注文が急に激増した」
なんていう怪現象が起きませんでした?

★ テーマ曲

前作では、オープニングでもエンディングでも、本来有ったはずのクレジットタイトルを、日本で全て消し去り、
ただのイメージ映像を流すという余計な処理を施されたから、カチンと来たが、
この続編では、ちゃんとクレジットタイトルが付いている。この改良は評価。
で、テーマ曲は、オープニングが、若手女性シンガーソングライター印子月(イン・ズーユエ)の<衝動>
エンディングは方廷皓役で出演している陳翔(チェン・シャン)が歌う<只是朋友>
陳翔は人気があるから、ここには彼の<只是朋友>を貼っておきます。
元々音楽出身の陳翔は、歌うに留まらず、作曲も手掛けている。耳に残る綺麗でキャッチーな旋律です。






最終回では、ずっと受け入れられないでいた若白先輩の死を、
いつの間にか認められるようになっていた百草。
百草に好意を持つ長安には、「若白先輩のことを忘れられない」と自分の気持ちを素直に打ち明けるも、
そこに気マズイ雰囲気はなく、二人は舞うように元武道の取り組みをし、将来に恋の予感を残してThe END。
ええーーーっ、ナンなの、この中途半端な最終回!一体どんな編集をしてしまったのだか…。
恐らく、日本版では、オリジナル版の35話の後半1/2と、最終回36話をバッサリ丸々カットしている。
私はこのドラマにまったくハマらなかったので、“ラスト割愛”という有るまじき暴挙にさえ目を瞑れるけれど、
毎週放送を楽しみに追っていたファンは、こんないい加減なラストで納得するの?
だいたいさぁ、百草と長安の関係をこんな半端に匂わせて幕を閉じたら、
若白先輩が蘇生して(?)復帰する『旋風少女 第3季』にどう繋げるのヨ…。
一つ考えられるのは、日本におけるプロモーションを、韓流押しで、
『私のツンデレ師匠様!』という邦題の韓流スタア池昌旭主演作”と位置付けた以上、
それに辻褄を合わせるため、池昌旭扮する長安に花を持たせて幕を閉じる必要があったという事。
池昌旭が出演せず、楊洋が復帰する続々編『旋風少女 第3季』との繋がりなんて、
日本の配給会社はこれっぽっちも考えていない。
ちなみに、前作を配給したのは別の会社。
本作の配給会社は、これが池昌旭出演作だからこそ取り扱った訳で、
彼が出ない続々編との繋がりなどお構いナシなのであろう。
何度も言いますが、私は『旋風少女』には興味が無いので、別にそれでも構わない。
が、しかし、コンテンツセブンは、過去にも『女医明妃明妃 伝雪の日の誓い~女醫·明妃傳』で、
私の御贔屓、主演の黃軒(ホアン・シュエン)を“ホアン・シュアン”の誤表記で広めた前科があり、
私にとっては、良い印象がまったく無い。
その前科者が、今度は“ラスト完全割愛”をやったのだから、油断がならない。
この先、私にとって興味ある作品が、コンテンツセブンの手に渡ったら、要注意である。
このコンテンツセブンと限らず、“二匹目のドジョウ”的に韓流から中華作品に手を広げた配給会社は、
元々の中華作品ファンをイラっとさせるズサンな仕事が目に付く。

『旋風少女2』に関しては、本当のラストを知りたい人は、オリジナル版の35話&36話を観るべし
そして、その内容を私にも教えて下さいませ。

追記:訂正とお詫び
今、ザっとオリジナル版の35話&36話に目を通してみたら、
ほぼ全て回想シーンという常識的には有り得ない回で、そもそもオリジナル版がクズだった…。
あれをばっさりカットしたのは、正しい判断!
“『女医明妃伝』黃軒誤表記問題”は根に持っておりますが、
“『旋風少女2』ラスト割愛問題”に関しては、
濡れ衣を着せてしまったコンテンツセブン様に心よりお詫び申し上げます。
35話&36話は、『旋風少女2』での池昌旭の足跡を振り返るためだけに存在するような
池昌旭プロモーション映像なので、池昌旭ファンは観てウットリして下さいませ。



ホームドラマチャンネル、水曜深夜のこの枠は、6月20日から、
EXOの張藝興(レイ/チャン・イーシン)主演『プロポーズ大作戦~求婚大作戰』を放送。
タイトルからも分かるように、十年ほど前、月9で放送された
山下智久&長澤まさみの同名主演ドラマの中国版リメイク。
張藝興主演作は、日本にあまり入ってきていないので、ファンは嬉しいのでは。
『旋風少女』に続き、このドラマもまた、私は明らかな“ターゲット圏外”で、特別興味は無いのだけれど、
日本の若い子が、アイドルなどを通すことにより、
偏見を持たずに、中国の文化に接するのは良い事だと思うので、『プロポーズ大作戦』の放送は大いに結構。

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