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2019『春晩』プログラム

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一日早いですが、(旧正月)明けましておめでとうございます。
皆さま、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。

実際には、今年の春節は、2019年2月5日(火曜)。
本日2月4日(月曜)は大晦日。
…というわけで、今年も例年通り、
CCTV中央電視台で、“中国の『紅白』”こと、『春節聯歡晚會』、通称『春晚』を放送。
特に若い子や都会人の間で『春晚』離れが進む現地より、
中華エンタメに触れる機会に飢えている日本の中華エンタメ好きの方が、
近年はむしろ有り難く視聴しているかも?

日本で視聴する場合、メリットがあるのか不明だが、
今年の春晚』は、4K高画質、5G通信、AIステージ等、益々進化したテクノロジーを駆使し、
北京のメイン会場と、江西省・井岡山、吉林省・長春、そして廣東省・深圳を結んで中継とのこと。



昨晩、央視が発表した今年の正式なプログラムを以下に貼っておく。

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出演者、豪華です。
中華な映画やドラマを観ている日本人ならよく知る顔がズラリ。
簡単に名前を挙げておくと、大陸の大物では、葛優(グオ・ヨウ)、劉(リウ・イエ)、
黃曉明(ホァン・シャオミン)、その妻・楊穎(アンジェラベイビー)、孫楠(スン・ナン)、劉濤(リウ・タオ)、
閆妮(イェン・ニー)、佟大為(トン・ダーウェイ)、李易峰(リー・イーフォン)、朱一龍(チョウ・イーロン)、
周一圍(ジョウ・イーウェイ)、翟天臨(ジャイ・ティエンリン)、江疏影(ジャン・シューイン)、景甜(ジン・ティエン)、
『月に咲く花の如く~那年花開月正圓』で久し振りに日本で注目された劉佩(リウ・ペイチー)、
『瓔珞<エイラク> 紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~延禧攻略』の富察皇后役で再注目の秦嵐(チン・ラン)等々。

えぇー、年齢層高め~?!とお嘆きの方々、大丈夫です、
迪麗熱巴(ディリラバ)、周冬雨(チョウ・ドンユィ)、關曉彤(グァン・シャオトン)、
張藝興(レイ/チャン・イーシン)、吳磊(ウー・レイ)、TFBOYSといった若い人気者たちも出演。

本格的芸術家で、なおかつメジャー人気を誇るピアニストの郎朗(ラン・ラン)は、
香港枠での出演であった。
郎朗って誰ヨ?!って人でも、NHK大河ドラマ『女城主直虎』テーマ曲のピアノ演奏なら、
知らず知らずの内に、耳にしているかも…?



郎朗以外の香台枠もかなり豪華で、
まずは香港、成龍(ジャッキー・チェン)を筆頭に、周華健(エミール・チョウ)、任賢齊(リッチー・レン)、
鐘漢良(ウォレス・チョン)、陳偉霆(ウィリアム・チャン)、陳慧琳(ケリー・チャン)、容祖兒(ジョイ・ヨン)等。
台湾からは、費玉清(フェイ・ユーチン)、楊宗緯(アスカ・ヤン)、劉謙(リュー・チェン)、
そして林志玲(リン・チーリン)等々。

任賢齊は台湾人でしょ?!と突っ込んでくる人が居るかも知れないので、補足しておくと、
任賢齊は、生活でも仕事でも長年拠点にしていて、居留権も持っている香港枠の扱いなの。
(任賢齊が、香港永久性居民身份證を取得した時、台湾版ネトウヨによるちょっとした騒ぎがあった。
他人様の選択で余計なお世話…。どこの国にも面倒な人は必ず居る。)


日本での知名度は今一つだが、台湾では絶大な人気を誇る大物歌手・費玉清(フェイ・ユーチン)は、
本年度の引退を表明しているので、春晚』での歌の披露は貴重。

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陳慧琳とのデュエットで、<今夜無眠>を歌うそう。
日本では、陳慧琳がまた超お久し振りの印象ですよねぇ…?!

もう一人、日本での知名度イマイチの劉謙は人気マジシャンで、6年ぶりの『春晚』。
一方、日本でも知名度の高い林志玲は、8年ぶりの『春晚』。
彼女が披露する<綻放>という演目は、なんでも水上バレエなのだとか。



現地では、どの出演者、どういう演目に注目が集まっているかと言うと…

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迪麗熱巴、張藝興、周冬雨、鐘漢良らで歌う<中國喜事>、
李易峰&朱一龍による歌とバスケを融合させたパフォーマンス(?)<青春躍起來>、
秦嵐、江疏影、景甜、TFBOYS、吳磊の歌とダンスパフォーマンス<我們都是追夢人>等が、
微博で期待の声を多く見受ける。
(人気アイドルの若いファンは、積極的にSNSで発信するので、
結果的に、こういう演目の注目度が高いように見受けることになるのだとは思うけれど。)



私個人の楽しみは、例年通り、雑技と演武!
今年の雑技は、河南省雜技集團、濟南雜技團など複数団体による<爭奇斗技>。
武術コーナーは、河南少林塔溝武校の<少林魂>!

少林塔溝武校は、以前、こちらにも記したように、『世界の果てまでイッテQ!』でも紹介された
“萬人武術操表演(万人武術体操)”で有名な、河南省登封にある武術学校。

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恐らく、今回の『春晚』でも、人海戦術を活かした圧巻のパフォーマンスを披露してくれるものと期待。


あと、私が、今年のダークホースと睨んでいるのが、
中央芭蕾舞團と北京舞蹈學院芭蕾舞系による<敦煌飛天>。
敦煌の壁画に描かれる<飛天>をモチーフにした創作バレエ(…多分)。
リハーサルの時、現場の反応がえらく良かったらしい。




ちなみに、俗に『春晚』と呼ばれる年越し番組は、何もCCTV中央電視台に限った物ではない。
色んな放送局が、類似の番組を放送しており、毎年豪華な出演者集めを競っている。
他局の年越し番組で、キャスティングで私の目を引いたのは、
台湾のテレビ局・台視が放送する<2019春節超級巨星紅白藝能大賞>。
なんと、出演者リストの中に“飛鳥涼”の文字。
そう、チャゲ&飛鳥のあのASKA。
日本ではすっかりお見掛けしなくなったけれど、台湾で紅白出場を果たすのですね。





なお、『春節聯歡晚會』は、現地時間2019年2月4日(月曜)夜8時、つまり日本時間の今晩9時放送開始。
どうも今年もYoutube及びニコ生で観られる模様。
(ニコ生だと、同時通訳付き。)

興味のある方は、どうぞ。
私はお疲れ気味ですでに眠い…。後日、録画で観ることになるかも…。

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