観光で歩き回ってむくんだ足にはマッサージ。久し振りの香港、どこのマッサージ屋さんが良いか分からない。
ガイドブックも見たが、“ホテルから徒歩圏内”という私の一番の条件を満たすお店が載っていない。
私の宿泊ホテル近辺は、香港日航酒店（ホテルニッコーホンコン）、
海景嘉福酒店（インターコンチネンタル）など他のホテルや、DFSギャレリアも有り、観光客が多いはずだから
マッサージ店も沢山有るに違いない。
行けば何かしら見付かるだろうと心配していなかったのだけれど
そんな時ふと以前観た![]()
『メレンゲの気持ち』の香港特集を思い出す。 （→参照）
『メレンゲの気持ち』の香港特集を思い出す。 （→参照）そう、かつて日本で芸能活動をしていたあの謝昭仁（チューヤン）がゲスト出演した放送。
現在グラフィックデザイナーとして活躍するちゅーやんが
番組の中で、ロゴのデザインを手掛けたマッサージ店を紹介。
そういえば、あのお店ってどこなのだろう？と気になり、調べてみたら
宿泊ホテルからさほど遠くない事が判明。 そんな訳で、そのお店を試すことに。
★ 泡泡足 Foot Buzz
そのマッサージ店の名前は、泡泡足 Foot Buzz。
美麗華商場（ミラマー・ショッピング・センター）の裏手にのびる狭い路地、
レストランやバーがぎっしり建ち並ぶ諾士佛臺（ナッツフォードテラス）の西の端のビルの中に店を構える。
エレベーターでお店の有るフロア、８階まで上り、まずは受け付け。
メニューは、頭部や肩、手のマッサージ、ペディキュア、
アロマオイルを使った全身マッサージやリンパマッサージ、
またそれらを組み合わせたセットメニューなど、色々有るけれど
歩き疲れている私は、迷わずフットマッサージ、![]()
足底按摩を選択。
足底按摩を選択。足底按摩の場合、施術時間の選択肢は４ツ。
２５min. ： HK$１２０
５０min. ： HK$１９８
７５min. ： HK$２８０
１００min. ： HK$３５０
２５min. ： HK$１２０ ２５分では物足りないので５０分を選び、施術室に案内される。
通されたのは、ズラーッと椅子が並んだ薄灯りの大部屋。
この大部屋の奥に、いくつか扉が見えたので、全身マッサージ等の場合は、個室に通されるのかも。
大部屋は暗かったし、他にお客さんが居たので、![]()
写真はほとんど撮っていない。
写真はほとんど撮っていない。さて、椅子に座ると、![]()
ハーヴティーのような温かな飲み物が出された。
ハーヴティーのような温かな飲み物が出された。後で知ったのだけれど、お茶は、１杯目はタダで、２杯目以降はHK$２５かかるようだ。
（追加料金を払ってでもおかわりしたいと思わせる程のお茶ではない）
そして、桶を持ったマッサージ師登場。
他の多くのお店と同じように、まずはお湯を張った桶に数分足を漬す。
今まで経験したこういう足湯は、茶っぽく濁った漢方湯であったが
ここのは石鹸のような白い泡がブクブクたっている。 だから店名“泡泡足”…？
担当者は♀女性。
揉み加減が、最初、私にはソフト過ぎたので、強めを注文。 とても気持ちいい。
ところが、薬指の脇を揉まれると、![]()
叫びたくなるほどの激痛が…！
叫びたくなるほどの激痛が…！私は今までマッサージで痛みを感じた経験が無いので
テレビの取材でギャーギャーわめくタレントを見る度に、「過剰演出。大袈裟なんだから…」と呆れていた。
今回初めてあの痛みを実体験。
マッサージ嬢曰く「そんなに痛い？ ほら見て、ぜんぜん強く揉んでいない」。
確かに、力を込めているようには見えない。 でも、右足も左足も、同じ薬指の脇が痛かった。
薬指が痛いのは、つまり身体のどこが悪いのかと尋ねたら、「![]()
目、![]()
鼻、![]()
耳、全部悪い。」と即答。
目、
鼻、
耳、全部悪い。」と即答。えっ、何それ。 ホント…？！ 目、鼻、耳、そのどれもに不調を感じたことなど無いのだけれど…。
近年、すっかり![]()
大陸のマッサージ店に慣れてしまっているので、土地の狭い香港では
大陸のマッサージ店に慣れてしまっているので、土地の狭い香港ではマッサージ店なんて怪しげな雑居ビルの中の狭苦しい店で当然、…くらいの気持ちで行った。
そのせいか、意外にも広々とした空間で清潔、女性が好みそうな雰囲気という印象を受けた。
私の目、鼻、耳が悪いという診断の信憑性はさておき、技術はまずまずで、値段も適正と感じる。
宿泊ホテルから近いかどうかはビミョー。
お店を出て、ホテルに戻る道中、迷ってしまい、１５～２０分くらいかかった。
普段からよく歩く私には何て事ない距離だが、歩き慣れていない人は、遠いと感じるかも。
◆◇◆ 泡泡足 Foot Buzz ◆◇◆
尖沙咀 諾士佛臺 １號 ８樓
２３６９ ８００９
１２：００pm～２：００am