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台湾2012:方大同新譜発売サイン会

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昨日、1月27日、香港の方大同(カリル・フォン)が、台北Legacyでライヴ。
ビッグになった方大同を小規模会場で見られるなんて素晴らしい。 しかも日本では考えられない安値。
ちょうど私の台湾滞在中にチケットが売り出されたので、咽から手が出るほど欲しかったけれど
絶対に無理な日程で、諦めざるを得なかった。
 
私は行けなかった方大同台北ライヴの開催を祝し、本日、当ブログでは、台北観光備忘録を一時中断し
一気に台湾滞在最終日の模様を記す。 その滞在最終日に台北では、方大同7thアルバム、
<回到未來 Back To Wonderland>の発売記念サイン会を開催。 ぎゃーっ、人生初のナマ大同…!
今回の旅は、あくまでも台中でRクラブ創立記念式典に出席するのが目的だったので
まさかこんなに嬉しいオマケが付いてくるとは想定外。 

★ 概要

イメージ 1
 
 
会場は、華山1914創意文化園區の中の藝術大街。
酒蔵所だった場所をアートスポットに再生させた華山1914は
工場跡地からアート集積地に変貌した北京名所、798大山子藝術區の縮小版といった感じ。
周杰倫(ジェイ・チョウ)が経営するレストランDeja Vuなどもここに有る。
 
イベントの開始時間は午後1時30分とのことだが、それ以上の事は不明。
あのさぁー、だいたい台湾ってイベント開催の告知が遅過ぎません…??
もっと早くに分かっていたら、この日に帰国便を取らなかった。
イベント会場からホテルに戻り→荷物を受け取り→空港へ向かう事を考えると、時間があまりにもタイトで、
大同クンをチラ見して、即その場を立ち去らなくてはならなくなりそう。
サインをもらえなかったとしても、ナマ大同を見られただけで感激!と満足しようと心に決める。 

★ 当日イベント開始前のあれこれ

それにしても、入場券や整理券の有無など、その後もイベントの詳細がまったく発表されない。
せっかくの機会を逃してはもったいないと思い、当日午前10時半頃に、取り敢えず現地に下見に行く。
 
 
イメージ 2
 
 
現地では、スタッフが準備の真っ最中。
奥にステージが設置され、その前には、長く赤い花道とレールも敷かれている。
 
そして、隅の方には、ちょっとした行列ができている。
早速、最後尾に居た女の子に、方大同のサイン会のために並んでいるのかと質問すると
「そう、11時から整理券が配られるの」と教えてくれた。
しかも、イベント開始時間も、午後1時半から1時に繰り上げられたらしい。
たったの30分ではあるが、開始時間が早まるとは、帰国目前の私には有り難い知らせ。 
これらの情報は、なんでも前日、微博上で発表されたとのこと。
旅先で一切ネットに触れないと、こういう場合、情報に疎くなってしまい困るわねぇ…。
 
私に色々教えてくれたケイという親切な女の子は、オーストラリア在住の北京人で、英語も中国語も達者。
彼女の説明通り、11時に整理券の配布。 お蔭様で私も28番という若い番号を入手♪ 
…でも、イベントはどのように進行するのだろうか。
せっかく若い番号を持っていても、サイン会がなかなか始まらなければ、宝の持ち腐れ。
サインをもらえないまま、帰国の途につかなければならない。
 
整理券を取ったら、一時解散。 係員から、12時半にここに戻って来るように言われた。
なんでだか分からないけれど、1時半→1時→12時半と、開始時間がどんどん早まっている。
私は、取り敢えず急いでホテルに戻り、チェックアウトを済ませ、12時半に再び華山文創園區に。 

★ 方大同<回到未來>簽唱會@台北華山文創園區

ちゃんと言われた通り律儀に12時半に現地に戻ったのに、イベント開始は結局1時であった…。 ユルい。
定刻に人が集まらない事を見越して、早めの時間を告げているとか?
 
 
イメージ 3
 
 
台北華山文創園區の藝術大道にひかれたあのレールの上には、ドラえもんを乗せたトロッコが。 
午後1時を少し回った時、藤色のスーツを身にまとった方大同が
どこからともなくフラッと現れ (あまりにもさり気なさ過ぎる神の降臨  )
後方に停まっているあの乗り物に乗車し、ドラえもんと共にステージへ。
新譜のタイトル<回到未來 Back To Wonderland>にちなみ
この乗り物はタイムマシーンをイメージしているワケ。
 
なんちゃってタイムマシーンが、のろのろとステージ前に到着すると
前方で待ち構えていたカメラマンたちが、一斉に撮影を開始。
 
 
初めて見たナマ大同は、想像していた通りで、ヒョロッと細く、いい人オーラ全開。
普通の人にはなかなか着こなせない藤色のスーツだって、ばっちりお似合い。
藤娘より絶対に藤色が似合っていると思うワ、私は。 

★ トーク

イメージ 4
 
 
フォトセッションを終えた方大同は、ステージに上がり、司会者とトークを開始。
司会者から、「ドラえもんを傍らにタイムマシーンで登場する大同は、まるで野比のび太ね」と言われ
「じゃぁ今日は、“大同”ではなく、“大雄(=のび太の中国語名)になっちゃおうかナ」と大同クン。
いや、今日と限らず、私は前からあなた様の事を“香港ののび太”と呼んでいましたから。
大同クン、あとは他にも、久々に訪れた台湾への思い入れや、新譜についての説明などを。 

★ 折り鶴ツリー

イメージ 5
 
 
タイムマシーン以外にも、司会者とのトークの合間には、ちょっとした趣向が取り入れられる。
クリスマス前だったこの時期、アルバム収録曲<千紙鶴>にちなみ
ステージに運ばれたツリーのてっぺんに、大同クンが大きなゴールドの折り鶴を飾ってみせたり。 

★ ナマ歌

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もちろんアルバム収録曲から歌も披露。 歌ったのは、その<千紙鶴><BB88>の2曲。
初めて聴く方大同のナマ歌に感動し過ぎて、目頭ジーン…。 声、良すぎマス。 

★ 囲み取材

イメージ 7
 
 
その後には、マスコミの囲み取材。
舞台上のやり取りは、見ることは出来ても、音声は聞こえない。
後で知ったのだが、この時、記者たちは、方大同にまで
台湾でも大ヒットの大陸ドラマ『後宮甄嬛傳』を観たかと尋ねていたようだ(笑)。
ちなみに、大同クンは、観たこと無いらしい。

★ サイン会

イメージ 8
 
 
囲み取材も終わると、いよいよサイン会。
整理番号順に並び、ステージ上で、アルバムの中にはさまっているリーフレットに
本人直々にサインをしてもらう。
ステージ上では、写真撮影禁止。 肖像権云々というケチくさい問題ではなく
ステージ上で人をスムーズに流すための策と思われる。
 
中華圏のファンは、日本人と違い、芸能人に親しく話し掛けたり、
自分の想いを熱烈にアプローチするという印象を抱いていたが
方大同ファンは、見ていると、実におとなしく、ステージ上で本人を目の前にしても、ひとっ言も発しない。
大同クンも、下を向いて、黙々とサインし続けている。 いわゆるアイドルとはファン層が異なるからだろうか。
この雰囲気で、私がいきなり何か本人に声を掛けたらヒンシュクだろうか…?!とも考えたが
ガイジンの私には、こんなチャンス滅多に無い…。
 
そこで、自分の番が回って来た時、本人に「私、東京から来たんです」と言ってみた。
すると、大同クン、サインする手を止め、顔を上げ、「おぉ~、謝謝、謝謝…!」と。
ついでに、「東京にも来て、コンサートやってね」と言うと、また満面の笑みで「謝謝、謝謝!」と大同クン。
もちろん手も握らせていただきました、…ふふ♪ ほんの短時間の出来事ではあったが、夢のひと時。
 
 
あっ、肝心なサインは…
 
イメージ 9
 
 
yeah~! お宝♪ 

★ 飛び入り

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来場したファンへのサインがひと通り終わっても
ステージ上では、段ボールで大量に運ばれたCDにサインする作業が延々と続く。
普通、楽屋とか事務所でひっそりやる作業を、大衆の面前で黙々と行うようだ。
司会者は、お昼休みのOLのように、お財布片手にどこかへ行っちゃうし、なんか自由。
 
その内、そこに赤毛の男が飛び入り。 誰かと思ったら
王力宏(ワン・リーホン)、蔡依林(ジョリン・ツァイ)、羅志祥(ショウ・ルオ)、
楊丞琳(レイニー・ヤン)等々多くのアーティストに、
そしてこの方大同クンにも歌詞を提供している崔惟楷(ルーク‘skywalker’ツイ)であった。
 
 
 
 
 
ステージ上でのサイン業務が終わりそうになかったで、私はイベントの最後を見届けることなく、帰国の途に。
“ひと目でも見られたらラッキー”くらいに思っていたのに
2曲のナマ歌を聴き、サインまでもらえて、大、大、大満足…!
何の意味が有るのか写真は駄目だとか(海外では撮影を認めている芸能人が
日本でだけ肖像権を主張しているとは考えにくい)、
ハイタッチくらいで満足させる(不精せずに、握手くらいしろヨと言いたい)、日本のケチくさいイベントと違い
タダでここまで楽しませてくれるなんて、どんだけ気前が良いのでしょう。 
台湾で一番の想い出になった。 ありがとう、方大同…!!
また、帰国直前のタイトな時間で、これが実現したのは、羽田⇔松山便が就航したお蔭。
成田⇔桃園便だったら、絶対に無理だった。
今度はコンサートで2時間びっちりナマ歌を聴きたぁ~い。 …出来れば東京で。

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