今週、1月28日(月曜)、香港明星・鄭伊健(イーキン・チェン)が
7年越しの交際を実らせ、女優・蒙嘉慧(ヨーヨー・モン)と結婚。
鄭伊健45歳、蒙嘉慧37歳と、大人カップルなので、結婚に驚きは無いが
披露宴を挙げた場所が、我が街
東京という点に、「へぇ~」。

招待客7卓分という、中華圏の人にしては、こじんまりした披露宴を挙げた場所は
東京の
古城風レストランで、お食事は
フレンチだったという。


中華明星の間でも有名な東京の古城風フレンチレストランといったら
私、今週は火曜から、そのすぐ隣の
ウェスティン東京に居るので

もしかして、まだそこら辺に鄭伊健&蒙嘉慧が居るのではないかと、キョロキョロ探してしまった。
領土問題勃発以降、日本を訪れる中国人観光客が激減したり
中華明星が、日本贔屓ととられかねない言動を差し控える傾向が続いてきたが
香港の大物が、人生の一大事と言える結婚披露宴を、東京でやってくれたなんて、嬉しいではないの。
鄭伊健様、蒙嘉慧様、御結婚おめでとうございます! 末永くお幸せに♪
(
画像下、本日のロブションは、撮影by私)

※ 他の中華芸能記事で、披露宴会場は、麹町のエメ・ヴィベール(↓)であるという説、浮上。
一応“秘婚”なので、中華メディア情報錯綜。 どちらでしょう…?!
あくまでも、私の推測だが、エメ・ヴィベール説の方が正しい気がする。
どちらでお式を挙げたにしても (また、そのどちらでもなかったとしても)
香港明星おふたりの御成婚を祝し(?)、最中をドーンと3種類いっちゃいます。
★ 香雲堂本店 : 古印最中
大きさは、正方形の物が約6センチ角×厚み約2センチ、長方形の物が長さ約11センチ×幅約3センチ。
中につぶ餡をはさんだ、正方形、長方形、2種類の形の最中。
足利の香雲堂本店(足利うまいもの会・香雲堂本店のページ)のこの“古印最中”は
お店の看板商品らしい。
文字通り、落款をかたどった最中で、正方形の物と長方形の物の2種類が有る。
形によって、中の餡も違うのかと思いきや、中身は一緒のつぶ餡。
だったら、形も一種類で良いと感じるが、店員さん曰く、「正方形ばかりだと箱に上手く収まらないから」。
つまり、まず“箱ありき”で、正方形の最中ばかりを詰めると、半端に隙間が空いてしまうので
その余ったスペースを埋めるために、長方形の最中を考案したってこと…? 本当…?!理由それだけ…?
最中の皮に書かれている文字は、色々有るようだが
私が食べた物は、正方形のには片面に“野之國學”、もう片面に“鑁阿寺”、
長方形のには“足利學校”と記されている。
手作りっぽい素朴な餡が甘過ぎず、大きさのわりに軽い最中。
細長い物の方が、いかにも印鑑っぽい形が特徴的だし
パクッと食い付けるから、口を汚さず食べ易いのが良い。
★ 紀の国屋 : 相国最中
大きさは、約5.5センチ角×厚み約3センチの方形。
ひとつには栗餡、もうひとつにはつぶ餡と求肥をそれぞれ包んだ最中。
“相国最中”もまた紀の国屋(公式サイト)の看板商品のひとつ。
お菓子の中の最高位を目指し、
中国で宰相を意味する“相国”と名付けたらしい。

この最中は今までに何度も食べているが、名前の由来までは知らなかった。
その昔、「ナボナはお菓子の
ホームラン王です」というCMが有ったが

こちらは、最中界で宰相を目指しちゃったわけね。
形は2種類でも味は一緒の“古印最中”と異なり、こちらは形は一緒でも味は2種類。
それぞれ栗最中、大納言最中と呼ばれている。

滑らかで優しい甘さの餡で、所々に刻んだ栗が入っている。
大納言最中は、大納言のつぶ餡を詰めたもので、さらにその中に求肥が隠れている。
求肥が入っている分、こちらの方がより食べ応えがある。
★ とらや : 虎屋最中
大きさは、直径約6センチ、厚み約2センチ。
皮は、梅、菊、桜をかたどり、中の餡は、こし餡、小倉餡(つぶ餡)、白餡の3種類。
いくつか最中を出しているとらや(公式サイト)だが、これは“虎屋最中”。
皮は3種類のお花を模しており、中の餡もそれぞれ異なり、“梅ヶ香”、“弥栄”、“桜織”と命名されている。

梅の形の白い皮。 中はこし餡。
餡の色を見ると、もっと濃い味を想像するが、案外あっさりした餡。

菊の形の薄茶色の皮。 中は小倉餡(つぶ餡)。
ちゃんと甘く、どっしり存在感のある餡。 一番最中らしい最中かも。

桜の形のピンク色の皮。 中は白餡。
白小豆、福白金時、手亡という3種類のお豆をミックスして作った白餡は、黄味がかった色で
味はさっぱりだけれど、コックリしている。
皮は、形と色を変えても、恐らく同じ最中ダネから作っているのではないかと想像するが
なぜか
ピンクの皮に一番お米の味を感じる。 中の餡子との兼ね合いで、そう感じるのだろうか。
