
ロンドン市内のセント・メアリー病院で♂男児を出産。
数ヶ月前、キャサリン妃がグリムズビーを訪問し、一般市民と会話を交わした際、
お腹の子のことを思わず“daughter”と言いかけてしまったことで
ベイビー=女児説が流れ、私も多分そうなんだろうなと予想していたが、お世継ぎは男児だったのか。
どこまでも強運なキャサリン妃。
まぁ、イギリスの場合は、男児だろうが女児だろうが、王位継承順位に変わりは無いから
どちらでも問題は起きないわけだけれど、それでもなおかつ「ラッキー、でかした!」、
…いや、それ以上に、「キャサリン、これで当分地位は安泰」とまで思ってしまった私は
知らず知らずの内に、最近視聴を続けている
大陸ドラマ『宮廷の諍い女~後宮甄嬛傳』に

影響されてしまっているのかも知れない…。
その『宮廷の諍い女』では、昨日放送の第25話で、主人公・甄嬛もキャサリンにあやかり(?)遂に御懐妊。
侍医が、甄嬛の手首の脈に、ものの数秒触れただけで、御懐妊は勿論のこと
やけに具体的に妊娠2ヶ月であることまで言い当てるという、現代医学も科学も超越した神業を披露。

御懐妊はおめでたいが、こうなると甄嬛も今後益々攻撃の標的にされていくでしょう。
差し当たって面倒くさそうなのが、相も変わらず傲慢で意地悪な華妃と
徐々にセルフディフェンスとしたたかな攻勢を学習してきている安陵容。
このふたりだったら、華妃の方がマシ。 このドラマでは、悪役扱いだが、私はそれほど嫌いじゃない。
何かにつけ、片側口角をキッと上げ、人を見下したようにフッと笑ったり
「チッ…!」と舌打ちしたみたいな顔をする華妃が、結構好き。 意地悪が分かり易いのは、根が素直だから。
安陵容のように、卑しい生い立ちゆえ、性格が卑屈で、やることなすことジメジメと湿っぽい女の方が
現実社会でもよっぽどタチが悪い。 私の中では絶対に、高飛車な女>一見けな気な卑屈な女、だわ。
安陵容の悪知恵で、チャッキー化した(映画『チャイルド・プレイ』)猫の松子(私は“まつこ”と呼んでいる)も
キモ可愛かった。 とにかく、『宮廷の諍い女』、明日から始まる第2部以降の展開に注目。
ついでに、最近気になった事をふたつ。
ひとつ目は、この日曜まで新宿駅西口で展開されていた
長榮航空(エバー航空)の広告。(→参照)

私が見逃したモニターで流す広告は、
小田急線の改札に続く地下道で展開されていたらしい。

ここを通り掛かった友人Sが、わざわざ私のために写真を撮って送ってくれた。(↑上の画像 提供by友人S)
友人S曰く、この附近、動く金城武でいっぱいだったとのこと。
あぁー、あの附近は私にとって新宿の死角…! 小田急線の方へはあまり行かないから…。
私も動く金城クンを見たかったのに残念無念。 何はともあれ、友人S様、ありがとうございました♪
ふたつ目は、先ほど出先で購入したペットボトルの
十六茶。

赤い文字“カフェインゼロ”の横に書かれた水色の文字“しみわたる純水仕立て”に注目。
“しみわたる(染み渡る)”を、何の疑いも無く“シワ・タルみ(皺・弛み)”と文字順を変えて読んでしまった私は
自分で意識している以上に、老いへの恐怖に苛まれているのかも知れない。

では、話を元に戻し、ウィリアム王子、キャサリン妃、お世継ぎ誕生おめでとうございます。
あのふたりのDNAを受け継いだベイビーが、ブ男になるなんて悲劇が起こる確率は、極めて低い。
きっとお伽噺から飛び出てきたような二枚目プリンスに成長されることでしょう。
ここに、英国ロイヤルベイビー誕生を祝し、ふんわりスウィーツを2種いっちゃいます。
★ フランス菓子 パリ16e : クレームオタル
カップの大きさは、直径約7センチ、高さ約6センチ。
北海道の素材で作ったフレッシュ・チーズ・スウィーツ。
中にフランボワーズがひと粒、別容器のハスカップ・ソースを添えて。
まずは母の北海道土産。
フランス菓子 パリ16e(
製造元 0123-26-1188)の“クレームオタル”というお菓子。

北海道滞在中、これといって買いたい物も見付からず、帰りに
札幌の空港で、適当に買ったらしい。

ひと箱に2個入り。
冷凍だと結構日持ちするみたい。 解凍後は、冷蔵庫で保管し、2~3日中に食べなければならない。
私がこれを受け取った時は、すでに解凍されていたので、即食す。
小樽で作られているフロマージュ・ブランに、生クリームとメレンゲを混ぜた
いわゆるクレーム・ダンジュと呼ばれる
フレンチスウィーツ。

添えられているハスカップ・ソースも、千歳空港近くで栽培されたハスカップを使用しており
北海道の素材にこだわっている。
プラスティックカップの蓋を開けると、中にはガーゼに包まれたクレーム・ダンジュ。
説明書き通り、それをプリンの要領で、引っくり返してお皿にあけ、カップを取り、ガーゼも剥がし
周りにハスカップ・ソースを流し、準備完了。
プラスティックカップから出したら、中身は案外小さい。
取り敢えずソースを付けずにひと口。 おぉ軽~い。 口の中で瞬時に溶ける。
クレーム・ダンジュは、お店によって、濃厚な物もクリーミーな物も有るけれど
ここのはメレンゲがたっぷりなのか、かなりフンワリと軽いのが特徴的。
味は、まったくクセが無く、まろやか。
ハスカップは、加工品でしか食べたことが無いので、本来の味を知らない。
このソースは、色も味もブルーベリーにそっくりだけれど、酸味の質が若干異なる。
淡白なクレーム・ダンジュに爽やかなソースが加わり、味を引き締める。
イケていないパッケージが、いかにもコンビニやお土産屋さんで売られている安物菓子のイメージで
まったく期待せずに食べたが、シンプルでなかなか美味しかった。
ただ、クレーム・ダンジュは、今や珍しいスウィーツでは無く、東京にも美味しい物が沢山あるので
這ってでも北海道に行って買いたい!とは、なかなか思わないかも。
北海道土産に“白い恋人”やロイズのチョコレートをもらうくらいなら、こちらの方がずっと良い。
★ ロートンヌ : ギモーヴ
箱の大きさは、幅約9センチ、長さ約23センチ。 ギモーヴ1個の大きさは、約3.5センチ角、厚み約2.5センチ。
異なる5ツの味のギモーヴ詰め合わせ。
ロートンヌ(公式サイト)が“ギモーヴ”を出していたとは、知らなかった。
味は、フランボワーズ、ローズ、はちみつ、トロピック、ミントの5種類。
透明の箱に、それぞれ2個ずつきれいに並べられている。

濃厚な赤紫色のギモーヴ。
香りが豊か。 箱を開けた途端、まずこのフランボワーズの香りがフワーッと立ち上った。
たまたま今回に限ったことなのか、はたまた素材の特質なのかは分からないけれど
他の味のギモーヴと比べ溶けやすいようで、箱から出しにくかった。
適度な酸味があり、ジューシー。

淡いピンクのギモーヴ。

たまに香水を飲んでいるような気にさせるバラ味のお菓子が有るから。
これは香りがキツくなく、嫌味じゃない程度にローズ風味で、大丈夫であった。

白いギモーヴ。
言われなければ、何か分からないかも。

お砂糖で甘くした一般的な“プレーン”のギモーヴとは異なる。

オレンジ色のギモーヴ。
名前からして
トロピカルフルーツを使ったギモーヴなのだろうけれど、具体的に何であろう。

パパイヤやマンゴーをベースに、パインやパッションフルーツをミックスしている?
まったりとした甘さだけではなく、結構爽やかなので、何か酸味のあるトロピカルフルーツを加えている気がした。

淡いグリーンのギモーヴ。
これ、一番の変わりダネかも。 ミントのギモーヴって、あまり無い気がする。
少なくとも、私が食べるのは初めて。
味が濃いわけではないのに、口の中でサーッと広がる清涼感。
歯磨き粉を食べているような変な爽やかさではない。 不思議な味わいのギモーヴ。
袋にどっさり入って売られている昔ながらの
アメリカンなガサツなマシュマロとは別物。

大量生産のマシュマロは、ゼラチンが多いのか、弾力の有るスポンジのような食感だけれど
これは
淡雪のようにふんわり軽く、口の中でみるみる消えていってしまう感じ。

一番期待していたのはトロピックだったが、実際に食べ、最も気に入ったのはフランボワーズ。
とてもジューシーで、フランボワーズそのものを食べているかのような新鮮な果実味を一番感じたから。
次はやはりトロピック。 あと、珍しいミント味も意外に良かった。
【追記:2013年7月24日】
イギリス時間7月23日午後7時過ぎ、出産から29時間でキャサリン妃が退院、ベイビーがお披露目された。
どうしてもキャサリン妃のおなかに目が行ってしまう。
まだもうひとり位おなかの中に残しているのでは?と疑ってしまう程ポッコリ。
私は出産経験が無いから分からないけれど
赤ちゃん出てきても、おなかってこんなにポッコリしているものなのか。
それにしても幸せそう。 絵に描いたようなパーフェクトなファミリー。
キャサリン妃が購入したというオランダメーカー、bugaboo バガブーの乳母車も一気に注目が集まり
日本の妊婦さんにも人気が出そうな予感。
輸入業者にとっては、降って湧いた“英国ロイヤルベイビー特需”ですね~。