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Channel: 東京倶樂部★CLUB TOKYO
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八竹の茶巾ずし(+不気味な包帯男の正体判明)

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確かもう1ヶ月半くらい前のこと。
新宿ピカデリーの前を通ったら、中のホールに
夏休みに公開予定の映画『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』で使われた衣装が展示されていた。
『るろうに剣心』 にはまったく興味が無く、佐藤健主演作だという程度の認識しか無い私だけれど
包帯グルグル巻きの不気味な男がソファに佇む姿が、やけにリアルだったので、思わずパチッ!
 
 
イメージ 1
 
何の説明も書かれていなかったので、この時、この包帯グルグル巻き男の正体が誰なのかは分からず。
佐藤健ではないのだろうという事は、なんとなく分かった。
 
その後、この映画は公開され、テレビで随分宣伝されているので
最近ようやく包帯グルグル巻き男が藤原竜也であった事を知り、ちょっとスッキリ。
(積極的に調べていれば、とっくの昔に判明していただろうけれど…。)
 
 
ついでに、(↓)こちらも。
 
イメージ 2
 
一緒に展示されていた主演男優・佐藤健が着た衣装。
包帯グルグル巻き男があまりにもキョーレツだったため、こちらはやけに地味に見えた。
 
佐藤健は、ものすごーく小さくて、ものすごーく細い、女の子のような体型を想像していたが
この衣装を見ると、少なくとも私の想像よりは身長高めかも知れない。
 
 
 
本題はこちら。久し振りにスウィーツではない食べ物を。
…とは言っても、特に珍しい物ではなく、
当ブログにすでに何度も出ている八竹(公式サイト)“茶巾ずし”なのだけれど。

★ 八竹のお店

イメージ 3
 
 
 
大抵母が買ってきた時に食べているので、自らお店に足を運ぶのは久し振り。
 
電車で行くなら、最寄りの駅は、地下鉄丸ノ内線・四谷三丁目。
2番出口から地上に出て、新宿通りを新宿方面にただ真っ直ぐ3分も歩けば
通りに面してお店が有るから、分かり易い。
 
小さなお店で、店内には何卓かテーブルが有るけれど、私が訪れるのが、いつも半端な時間だからなのか
ここに座って食べている人を見たことが無い。
私もいつもお持ち帰り。注文し、手渡されるまで、ものの5分。
店員さんの手際は良いが、良くも悪くも無駄が無いので
“笑顔0円”みたいな日本のサービスに慣れっ子になっていると、ここの接客はやや淡白に感じるかも知れない。
(母が言うには、ここの店員さんたちは、普段無駄に愛想をふりまいたりはしないけれど
とても親切な人たちなのだそう。)  

★ 実食!茶巾ずし

イメージ 4
 
大きさは、だいたい8センチ角。
椎茸、かんぴょう、海苔を混ぜ込んだ酢飯に、蓮根、穴子、おぼろをのせ、玉子で包んだ茶巾ずし。
 
 
 
こうしてお持ち帰りしたのが、この茶巾ずし。 
東京茶巾ずし界の双璧と言ったら、赤坂の福槌とこの八竹(四谷店限定)ではないだろうか。
福槌も勿論美味しいけれど、私は子供の頃から八竹の方が食べる機会が多かったこともあり、八竹派。
 
栗やアワビといった高級素材が入っているわけではなく、具は実にシンプルなのだが
味のバランスがとても良い。
特に、サクッと歯応えの良い蓮根と、焼き穴子の香ばしさが絶妙。
海老でできたピンクのおぼろの存在も侮れない。
そして、それらを包むふんわり玉子が、これまた美味。
フィルムのような味気ない玉子を使った京樽や茶月の茶巾しか食べたことの無い人は
これを食べたら、茶巾の印象がガラリと変わると思う。
 
八竹ならどこでも良い訳ではなく、私の一押しは、断然四谷店の物。
姉妹店である築地八竹の茶巾は、同じ具材を入れているのに、なぜかイマイチ。
(四谷店の物を食べたことが無い人なら、比較のしようが無いので
築地店の茶巾でも充分満足できると思うが…。)
新宿の高島屋が、週末だけ入荷している八竹の茶巾が、築地店の物なのが残念でならない。
高島屋だったら、築地より四谷の方が近いのに、なぜ築地店を選択…??
高島屋で、四谷八竹の茶巾を売ってくれたら、今よりもっと買い易くなるのだけれど…。
高島屋の食料品売り場担当者様、四谷店の方のを入荷して下さいませ。

★ オマケ ~ 志乃原 : 磯ちどり

イメージ 5 
大きさは、貝殻の幅が約6センチ。
数粒の小豆を入れた錦玉を、蛤の貝殻の中に流し入れ固めたお菓子。
 
 
 
ついでに、食後のちょっとしたデザートも。
1832年(天保3年)創業、富山県高岡市の老舗・志乃原(公式サイト)“磯ちどり”という生菓子。
 
要は甘さ控えめのシンプルな錦玉なのだが、プレゼンテーションがなんとも優雅。
実に貧弱な発想だけれど、こういう蛤の貝殻を見ると、貝合わせを連想し、気分は平安貴族♪

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