つい先程、
Yahoo!のトップで「ぺヤング 関東以外発売延期」というニュースを目にする。

ぺヤングソースやきそばを、半年ぶりに販売したところ、
予想をはるかに上回る注文が入ったため、工場をフル稼働しても製造が追いつかず、
「販売再開早々の延期でご迷惑をおかけして申し訳ありません」という内容。
近年、“人気がありすぎて製造が追いつかない”というニュースが、やたら増えたように感じる。
ほんの1~2ヶ月前にも、ハーゲンダッツの和風アイスが
「人気がありすぎて販売休止」とニュースになっていたけれど、
私、スーパーでフツーに山積みにされているのを見ましたが…。
「製造が追いつかない!」、「止むを得ず販売見合わせ」とメーカー自らが大騒ぎをして、
人々の興味を引いたり、飢餓を煽って、実売に結び付けようと目論む新手の宣伝にしか思えない。
今どき、こんな“オイルショックのトイレットペーパー商法”みたいなのを信じる素直な人なんて居るの…?!
(結構バカにならない人数が素直に信じてくれ、Yahoo!のトップページに載せてもらうために支払った金額くらい
簡単に回収でき、なおかつ商品の売り上げも期待できるから、後を絶たないのでしょう。)
こういうニュースを見ると、「それ、そんなに美味しいの?!私も食べてみたい!」と惹かれるどころか、
その商品を売りたくて売りたくて仕方が無い企業の形振り構わぬ自作自演のニオイを嗅ぎ取り、ドン引き。
バレバレの小細工は見苦しい。いっそ、ストレートに「頼むから買って!」と泣いてすがられた方がマシ。
さて、
テレビ。先日、チャンネルをザッピングしていたら、

NHK Eテレ、夜10分間の語学番組『おとなの基礎英語』のドラマの舞台が
いつの間にかマレーシアになっていた事を知る。
今期はサイパンだから観なくてもいいやぁ~と思っていたのだけれど、
野村佑香扮する旅行雑誌記者の純は、もうサイパンを去り、6月からマレーシアなのだと。
録画をしないまでも、マレーシアなら、気が向いた時には観てみようかしら。
絶対に観たいのは、こちら。
6月13日(土曜)、NHK BS1で放送される『10億人が愛した高倉健』という特番。
1978年、文化大革命終焉後初の日本映画として公開された『君よ憤怒の河を渉れ』で

そんな彼を愛した各界の人々に、高倉健の映画に何を見たのか、
日本や日本人に今何を思うのかといった事を取材した番組。
昨2014年11月に高倉健が亡くなってから、主演映画は勿論のこと、
多くの関連番組が今なお放送されているけれど、これは特に興味深い健さん特番。期待。
その晩は、東京MXの『明日、どこ行くの!?~明天去哪儿』も放送。
今週、
カメラが密着するのは…

時尚集團出版副総裁で、北京雲思想科技有限公司のCEOでもあり、
ネット番組『時尚江湖 Fun Fancy』で司会も務めるオシャレ文化人・瘦馬。
自分のスタッフを引き連れ来日した瘦馬が『時尚江湖』の撮影をするところに密着し、逆取材する模様。
今、瘦馬の微博を覗いてみたら、確かに先月日本に来て、かなりあちらこちらを廻ったことが分る。
なんか今回の『明日、どこ行くの!?』は、今までの中で一番オシャレ感&大物感”があって楽しみ。
『ASIA MUSIC NETWORK』が終了してから遠ざかっている
音楽番組も久し振りに録画予約。

6月14日(日曜)深夜、正確には日をまたいだ15日(月曜)にNHKで放送される『MUSIC JAPAN』。
今年8月に初の武道館公演を控えている台湾の人気バンド五月天 MAYDAYが出演。
告知を見る限り、番組で披露する曲は<YOUR LEGEND~燃ゆる命>。
私は五月天をほとんど聴かないので、よく知らないけれど
これはどうやら日本版のアルバムに収録されている、<將軍令>の日本語ヴァージョンみたい。
日本語の歌は、どうせ番組内で聴けるだろうから、ここには中文オリジナル版の<將軍令>を。
週をまたぎ6月16日(火曜)は、フジの『坂上忍のホンネJAPANが行く!香港&マカオ』。
坂上忍をリーダーとする本音しか言わない芸能人集団・ホンネJAPANのメンバー、
デヴィ夫人、蛭子能収、江角マキコ、野々村真が2泊3日で香港マカオの人気スポットを調査する番組。
…うーん、まったく惹かれない顔ぶれ。
坂上忍は、歯に衣着せぬ発言が聞いていて気持ちがいいと、再び注目を集めていると言われているが、
私には、その人気が理解できず(…興味が無いので、別に理解しようとも思っていないけれど)。
なんか、元々若干ヤサグレ気味の男が、さらにふてぶてしい男を演じているだけに見え、
売りの毒舌にも、品位や「そう!鋭い!ご尤も!」と共感できる部分があまり無いのよねぇ…。
お笑い芸人やアイドル、バラエティタレントのドタバタ珍道中は、もうおなかいっぱいなので、
ちゃんとレポできる人材を起用した内容のある旅番組を作って放送して欲しい。
でも、まぁ、香港マカオを特集する1時間半の番組は貴重なので、
香港不足の私の血中香港濃度を上げるためにも、ちゃんと録画いたします。
期待していない分、案外楽しめるかも…?
ちょっと先になり、その一週間後の6月23日(火曜)、
同じくフジの『世界行ってみたらホントはこんなトコだった』は、2時間スペシャルで放送。
スペシャルで取り上げるのは、アメリカ、ギリシャ、台湾、タイの4ヶ所。
特に興味があるのは、“世界の結婚式に出席してみたらこんな感じだった!?”
というコーナーで取り上げる台湾。
お葬式と結婚式には、結構お国柄が出るものだ。台湾の結婚式、賑やかそうー。
ニッチェの二人がB級グルメを調査するというタイランドも面白いかも。
お菓子は、当ブログにすでに幾度となく出ている、お気に入りの定番餅菓子を2種。
どちらも、“餅菓子”のイメージを覆すフワフワ食感で、まるで“和風ギモーヴ”…!
★ ちもと:湯もち
やや平たいお餅の大きさは、不定形でだいたい5センチ角。
白玉を練り上げたお餅に、小さくカットした羊羹を入れ、柚子で香り付けした餅菓子。
うちの親が箱根に行ってきたらしい。
で、お土産は、箱根名物、ちもと(公式サイト)の“湯もち”。
緑と赤で包装されたレトロで可愛らしい箱に8個入り。
白玉粉を練り上げたお餅は、ふわふわでありながら、しっとり滑らかな肌のよう。
白玉粉に加えられた卵白がふわふわ感を、寒天がしっとり感を出しているのであろう。
中に混ぜられている本練り羊羹は早川の岩石を、柚子の香は蜜柑の里をイメージし、
箱根を表現しているらしい。
羊羹の甘みと柚子の爽やかな香りがアクセントになっていて美味。
★ 不破福寿堂:鹿の子餅
大きさは、だいたい4センチ角の立方体。
蜜に漬け込んだ金時豆をあしらった餅菓子。
続いて、
北陸新幹線開業で俄然注目が高まった富山県から、不破福寿堂(公式サイト)の“鹿の子餅”。

こちらは、わざわざ新幹線で富山まで行ったわけではなく、いつも東京で購入。
新宿高島屋で買う場合は箱入りだが、
自宅用で包装にこだわらない場合は、成城石井でも夏以外は取り扱っている店舗がある。
立山連峰に積もっては消える淡雪をイメージし、
地元・富山県の新大正餅米に卵白を混ぜ作ったお餅は、非常に軽く滑らかで、
あくまでもお餅なのに、本当に淡雪のように、口の中で溶けて消えていく感じ。
ちもとの“湯もち”ととてもよく似ているけれど、
強いて言えば、しっとりと水分量が多めなのがちもとのお餅で、
より軽い感じなのが、こちらかも知れない。
お餅の中に所々入っている金時豆は、ゆっくり3~4日かけ、蜜を煮含めるという、手間をかけた物。
この金時豆の上品な甘さが、シンプルなお餅にまたとても合っている。