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Channel: 東京倶樂部★CLUB TOKYO
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ノド越しひんやり夏和菓子3種(+テレビ雑記)

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ほんの一週間ほど前、当ブログに記したように、本日2015年6月16日(火曜)の晩、
フジでは『坂上忍のホンネJAPANが行く!香港&マカオ』という番組を放送。(→参照

この番組には、あまり過多な期待を抱いていないのだけれど、
今朝、朝刊のテレビ欄をチェックしていたら、同じく本日、
『坂上忍のホンネJAPAN』より早い19:56放送開始のTBS『世界の日本人妻は見た!』
同様に香港特集ではないか。
今回番組は、大竹しのぶ&宮崎あおい主演、呉美保(オ・ミポ)監督作品
『オカンの嫁入り』原作小説を書いた咲乃月音(さくの・つきね)を取材しているのだと。
私は、その映画を観たことがあるだけで、咲乃月音の著書は一冊も読んだことが無いし、
ましてや、咲乃月音自身のことなど一切知らないのだけれど、彼女はもう随分前に香港に移住し、
十年近く前に結婚した金融関係の会社を経営する年下アメリカ人夫と暮らしているそう。
なんか面白そう。今日は香港尽くしか。ふふふ。



香港と言えば、6月20日(土曜)、テレ朝『朝だ!生です旅サラダ』の海外旅のコーナーも香港。
先週土曜の朝、チャンネルをザッピングしていたら、この番組で香港を紹介しているのをたまたま発見。
今週末は、その続き。先週末は香港の街中を紹介し、今週は、郊外へ足をのばし南丫島(ラマ島)を紹介。
私の好みは郊外より、雑多な都会だが、それでも喜んで視聴させていただきます。



その6月20日(土曜)の晩は、最近御無沙汰気味のTBS『世界ふしぎ発見!』
“微笑みの国 タイに生きて”というタイランド特集なので、こちらも録画。
日本料理を極め、日本大使公邸で料理人を務めたタイ人シェフや
クラシック音楽があまり根付いていないかの地で、音楽家を育成している日本人ピアニストなどを紹介。
TBSは今ちょうど佐藤健主演のドラマ『天皇の料理番』を放送しているから
“大使公邸の料理番inタイランド”という企画をもってきたのだろうか。



東南アジア方面は、他にもあり、再放送になるけれど、NHK BSプレミアム『世界ふれあい旅歩き』
6月23日(火曜)朝の放送が、シンガポールを紹介。
初回放送が2013年4月の物で、もしかして観たことがあるかも知れないけれど、
どうせ綺麗サッパリ忘れているから(苦笑)、録画。



取り敢えずは、今晩の香港尽くしが超楽しみ。
最近テレビの旅番組では、台湾に押されっ放しの香港観光局も、ついに本気を出したのでしょうか。





ブログでは、スウィーツ記事が続いている。
撮ったお菓子の写真が溜まって溜まって仕方が無いので、
忘れない内に、サッサと出してしまいたいという事情も。
今回は、夏にぴったりのひんやり和菓子を3ツ。

★ 仙太郎:水ようかん(濾し)

イメージ 1


大きさは、幅4センチ強、厚さ約4センチ。
桜葉を添えた小豆の水羊羹。




ひとつめは地味ぃーに仙太郎(公式サイト)“水ようかん”
仙太郎では、粒と濾し、2種類の水羊羹を販売。
今回私が食べたのは、濾しの方。

甘さ控え目で、口当たりは滑らか。
美味しいけれど、あまりにもオーソドックスなので、粒の方にすれば良かった。
私の好みは恐らく濾しの方なのだが、濾し餡の水羊羹は定番中の定番で、どこのお店でも売っているけれど
粒餡の水羊羹を売っているお店は少ない。
次の機会には、粒の方を試そう。

★ たねや:お茶の子

イメージ 2

20センチ×8センチ×2センチの箱に10個入り。
ひとつの大きさは、だいたい3.5センチ角×厚さ1.5センチ。
抹茶を混ぜ込んだ葛菓子。




続いて、たねや(公式サイト)“お茶の子”
新茶の時期に合わせ、5月初旬から6月末まで販売される期間限定のお菓子。
「冷やしていただきますと、より一層おいしくお召し上がりいただけます。」と説明書きあり。
よって、私も冷蔵庫で冷やして食す。

平べったい箱を開けると、中には製氷皿のように区切られたプラスティックの容器。
市販のカレールーのような雰囲気でもある。

中に餡子が隠れているわけでもなければ、きな粉をかけるわけでもない、
実にシンプルな抹茶風味の葛のお菓子。

甘さは控えめ。後味に、抹茶をほんのり感じるけれど、期待したほど濃厚ではないし、苦味もほとんど無い。
非常に滑らかな質感で、さらにひんやり冷えているから、スーッとあっと言う間にノドを通っていく。

小さいし、瞬時に口の中から消えちゃうから、一個ではぜんぜん物足りない。
肝心のお味も、ぼんやりと甘いだけで、何かアクセントに欠ける。もっと抹茶特有の香りや苦味が欲しい。
普段甘い物をほとんど食べない人が、食後のシメに何かひと口、という時に良いかも。

★ 雲月:わらび餅

イメージ 3


約10センチ幅の紙の容器の中に10切れ入り。
きな粉と黒蜜をかけていただく、細かくカットされたわらび餅。




最後は、父が買ってきた京都の懐石料理店・雲月075-491-1133)のお持たせ、“わらび餅”
繭のように丸みを帯びた白い紙の箱に、赤い紐をかけたパッケージが可愛らしい。
うちの父にしては、上品で趣味の良いお土産。

箱の中には、まずメインとなるわらび餅。不定形だが、きっちり10切れ入っている。
このわらび餅には、すでにきな粉がまぶされているが、別にさらにきな粉の袋と、黒蜜も。

きな粉が身体に良いのは分っているけれど、
あまりかけ過ぎると、食べる時にゴホゴホしてしまうので、私は控えめに。

ひんやり滑らかなわらび餅に、黒蜜が絡み、美味。
今回ここに挙げた3品の中では、味でもプレゼンテーションでも、これが断トツの1位。

ちなみに、この紙の箱は、和久傳の“葛焼”の箱と同じではないだろうか。
2軒とも京都の料亭だし、同じ箱屋さんから箱を卸しているのかしら。

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