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2017甘味お食い初め(+テレビ雑記)

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明けましておめでとうございます。
今年の干支、酉をモチーフにした赤絵の香合を12年ぶりに取り出し、迎えた新年。
今年も、地味ぃーにブログを更新していきます。
皆さま、本年もどうぞ宜しくお願いいたします。


さて、皆さま、お正月はいかがお過ごしでしょうか。
この時期のテレビ番組は、旧年中に収録されたやたらダラダラと長いバラエティ番組、お笑い番組、
日本各地からの当たり障りのないマッタリした中継、ドラマや映画の一挙放送、その他の再放送などなど、
わざわざ観たい物が無いのだけれど、三箇日も過ぎると、少しずつ通常に戻ってくるので、
テレビ好きとしては、有り難い。
いや、2017年、新年第一週の後半は、“通常”どころか、通常より余程観たい番組が多いかも。



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一本目は、1月4日(水曜)深夜、正確には、5日(木曜)になったばかりの午前0時に
BS日テレで放送の『旅してHappy』
深夜30分のこの旅番組では、今週から4週に渡り、藤田可菜の台湾編を放送。
第1回の今回は、台北・象山歩道で台北101を望む景色や、かき氷などの台湾グルメを堪能。
ちなみに、旅人の藤田可菜は、福岡を中心に活動するタレントらしい。




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台湾なら、同日、1月5日(木曜)に、こちらも。
大晦日にすでに地上波で放送されたが、新年はBSで。
これは、人気番組の映画版。いつもは日本中を旅している太川陽介&蛭子能収のコンビが、国を飛び出し、
ローカル路線バスで台湾を縦断してしまおう!という企画。
私は、どうせすぐにテレビで放送されるんだろうなぁ…、と思いつつ、2016年2月に映画館で鑑賞。
期待せずに観たせいか、案外ハラハラさせられた記憶が。
この機会に、今一度テレビで再見。




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台湾、まだ有ります。
1月6日(金曜)、毎度の日テレ『アナザースカイ』
新年一回目のゲストは篠原涼子。彼女の“アナザースカイ”は、23年前、アイドル時代に訪れた台湾。

私は、2016年12月半ば、ほぼ日課の中華芸能チェックをしていたところ…

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「日本超人氣女演員・篠原涼子が、日本のテレビ番組『anothersky』の収録で、
23年前、1994年の足跡を辿るため台湾を訪れた」という記事を読み、
放送されるのはいつなのかと、気になっていた。
収録から放送まで随分時間が空いてしまうこともあるけれど(放送が真冬なのに、収録が明らかに夏とか)、
今回は3週間程度で観ることができるのですね。

その23年前、篠原涼子が台湾で何をしたかというと、東京パフォーマンスドールのメンバーとして
『金曲龍虎榜』、『鑽石舞台』といった台湾のテレビ局・華視の番組に出演。
今回、2泊3日の旅程で再訪した台湾では、その想い出の華視にも出向き、
『天才衝衝衝』の収録を見学し、現地の芸能人とも交流。
司会者・徐乃麟(シュー・ナイリン)とは久々の再会に感激する一方、
彼が57歳には見えない若さを保っていることに驚愕していたという。

また、(こちらは『アナザースカイ』で放送されるのか分からないが…)
篠原涼子自身、現地でインタヴュを受け、美容のために、時間があればホットヨガをすること、
台湾の麻辣鍋が好きなこと、好物の香草をたっぷり入れて麻辣鍋を食べると幸せを感じること、
今回の再訪では九份まで足を運んだこと、台湾の美食も堪能したことなどを語った模様。
ちなみに、篠原涼子が所属していた東京パフォーマンスドールは、あちらでは“東京勁舞娃娃”。




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そして、台湾から大陸へ。
1月7日(土曜)は、TBSの『世界ふしぎ発見!』
今回は、“ダイナミック・チャイナ!14億人のパワースポット”と題し、ミステリーハンター宮地眞理子が、
観光スポットとして大注目の広州と、最も開発に力を入れている雲南省を取材。
“開発に力を入れている”と言っても(そもそも誰が何の開発に力を入れているのか説明不足で分からない)、
最先端ばかりを取材している訳ではなく、圧縮して作る緊壓茶(緊圧茶)の一種、磚茶(たんちゃ)等のお茶や、
納西(ナシ)族が聖山と崇める玉龍雪山など、少数民族が多い雲南省ならではの文化も紹介するみたい。
私は、磚茶は買わないのだけれど、他の緊圧茶・沱茶(とうちゃ/だちゃ)や、普洱茶といった
雲南茶は結構買っているので、お茶に関する取材は、特に見たい。
基本的に田舎より都会派なので、もちろん大都会・広州の取材も興味あり。





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翌1月8日(日曜)には、NHKの『巨龍中国:14億人の消費革命~爆発的拡大!ネット通販』
経済の鈍化で、“世界の工場”から“国内で消費し、内需を拡大”という構造転換期に来ている中国で、
急成長しているのがネット通販。
店の無い農村部にも急速に広がり、市場規模は60兆円で、今やアメリカを抜き、世界第一位。
番組では、膨れ上がる市場で一攫千金を求め群がる若者たちや、
14億人の消費革命、またそこで格闘する人々を取材。




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同日、その後、NHK BS1の『ドキュメンタリーWAVE』でもチャイナ。
“チャイナマネーが見る夢~中国の投資家と起業家たち”と題し、
こちらも、産業構造の転換が迫られる中国での新たな傾向として、
ベンチャー企業に流れ込む、国や民間の巨額のチャイナマネーを取り上げている。



私はこれまで何かにつけ、当ブログで“中国13億人の・・・”と記してきたが、
これらテレビ番組では、もはや“中国14億人”と、一億人増加されている。
改めて人口をチェックしたところ、2016年の時点で、大陸の人口は13億7千万人を優に超えていた。
四捨五入すると14億だし、実際、直に14億に達するであろう。
そんな訳で、当ブログでも、この新年を機に、“中国13億人”改め“中国14億人”とさせてただきます。




ところで、私の新春甘味お食い初めの前に、気になった別のお菓子ネタを一つ。
陳凱歌(チェン・カイコー)監督が手掛ける日中合作映画『空海 KU-KAI~妖貓傳』の撮影がついに終了し、
クランクアップ発表会が北京で開催されたのは、年末、こちらに記した通り。
映画の公式微博によると、その発表会にも出席した主演の染谷将太が、お礼のお菓子を贈ったそう。

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これ、向島の青柳正家(公式サイト)の包みよねぇ…?!
“生菓子”と書いてあるが、日持ちしない和菓子を日本からわざわざ運んだのか…?
いや、それより、染谷クンはジャンクな物を食べているイメージを勝手に抱いていたので(←スミマセン…)、
青柳正家という渋いセレクトが、あまりにも意外で驚いた。
日本の普通の24歳の男の子は絶対に選ばないでしょー。
菊地凛子のイメージとも違うし、実家の親か所属事務所関係者の手配?
この手の和菓子を中国人が好んで食べるかどうかは別として、
外国人に東京バナナやロイズのチョコを贈ってしまうセンスは、日本人として許し難いものがあるので、
この渋いセレクトで、私は染谷クンを見直してしまいましたヨ。
ちなみに、青柳正家は、名物の菊最中も良いけれど、私は春限定の桜餅が好き♪



本題はこちら。2017年も激甘党でいきます!
まぁ年頭に食す甘味は、例年ほぼお約束になっている物ばかり。

★ 井上蒲鉾:二色玉子

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まずは、毎年お正月に欠かさず購入している井上蒲鉾(公式サイト)“二色玉子”
お正月限定商品ではないので、鎌倉のお店に行けば、いつでも買えるのだけれど、
東京のデパートで取り扱っているのは、新年用の買い出し客で賑わう年末のみ。

白身の部分が、蒲鉾のように練り過ぎておらず、ホロホロ崩れる質感が良し。
何より、おめでたい松の形がお気に入り。

ちなみに、画像には写っていない玉子焼きは、王子の老舗・扇屋の物を購入。
新宿高島屋に常設で入っていた時は、しょっちゅう買っていたのだけれど、
撤退してしまったので、なかなか食べられなくなってしまった…。悲しい…。
扇屋の玉子焼きは、東京の玉子焼きの中で一番好きな味。
また新宿高島屋に戻ってきて欲しい。デパートへの出店は、負担が大きく、採算が合わないのでしょうか…?

★ 叶匠壽庵:花びら餅

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大きさは、幅約10センチ。
ごぼうの甘露煮と人参の甘露煮を一本ずつ、味噌餡と共に、近江羽二重餅で包んだ季節菓子。




続いて、叶匠壽庵(公式サイト)“花びら餅”
ひと箱に5個入り。バラ売りしているかは未確認。

近年、東京でも、多くの和菓子屋さんが売るようになった花びら餅。
“宮廷雑煮”と呼ばれるように、ゴボウと人参をはさんだ、お菓子らしからぬ珍しいお菓子。
お雑煮をお菓子で再現しているくらいだから、餡はもちろん味噌餡。
白いお餅の下にピンクのお餅を重ね、表面に薄っすら赤味を透けさせるのが、本来の形だろうけれど、
叶匠壽庵では、お餅を二重にせず、その代わり、中に薄紅色に染めた味噌餡を包んでいるのが特徴。

ゴボウと人参は、ほんのり甘く、歯応えを残しつつも柔らかに炊けている。
羽二重餅は、まるでお座布団のように、ふっくら柔らか。
微かに塩気のある、上品な甘さの味噌餡が、全てを繋ぎ、巧く調和して美味。

販売は、1月8日(日曜)までなので、まだ買える。食べたい方は、今週中にお店へ!

★ ジャン=ポール・エヴァン:ロンシャン・ショコラ・レ

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大きさは、直径約5センチ、高さ約5センチ。
中にメレンゲを隠したショコラ・ムースを、アーモンド入りミルクチョコレートで覆ったケーキ。




最後は洋菓子。
近年、一年の初めに口にするケーキは、なぜかジャン=ポール・エヴァン(公式サイト)が、ほぼ定番。
2017年初頭に食べたのは、こちらの“ロンシャン・ショコラ・レ”
本当は同じケーキでダークチョコレートを使った“ロンシャン・ショコラ・ノワール”の方が好きなのだが、
無かったので、仕方がない。

空気を沢山含んだふんわりムースの中に、サックリ軽いメレンゲ。
それだけだと軽過ぎるが、全体を覆うチョコレートで、濃厚な味をプラス。
チョコレートに混ぜ込まれたアーモンドの歯応えもいい感じ。

プラリネのような香ばしいコクを感じるのは気のせい?
仮に気のせいだったとしても、美味しいからOK。
これよりもっと好きなロンシャン・ショコラ・ノワールは、もう販売しないのだろうか。あちらもまた食べたい!

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