チャンネル銀河で放送中の主演ドラマ『秀麗伝 美しき賢后と帝の紡ぐ愛~秀麗江山之長歌行』も
終了間近の大陸明星・袁弘(ユエン・ホン)が、自身の微博にて、
『ロンドンハーツ』内“動けるおデブ女王決定戦”で、蜜蜂カラーのお召し物を着て、
キレッキレのダンスを披露する渡辺直美の動画に反応しておられた。
(奥方から「いつか私がこんな風に太っても、それでも愛せるか」と聞かれ、
「ダンステクニックが基準値に達したら、考えられるかも…」と返した模様。
確かに渡辺直美のダンステクニックは、男前のハートをも掴むレベル。
)

さて、『秀麗伝』だけではなく(←飛ばし飛ばしでしか観ていない)、
NHK Eテレ『テレビで中国語』、2016年度のレッスンも、明日3月28日(火曜)の放送で終了。
毎年、最後の放送は卒業スペシャルで、その年の生徒が日本を飛び出し、
現地でネイティヴ相手に一年学んだ成果を披露。
行き先は基本的にずっと大陸であったが、日中関係が最も劣悪な時は、当たり障りの無い台湾であった。
2016年度の生徒・川島海荷はどこへ卒業旅行に行くのかと密かに楽しみにしていたら…
あらら、なんと、台湾よりさらに“安近短”な横浜中華街でお茶を濁すという。![]()

昨秋から、日テレ『ZIP!』に毎朝レギュラー出演するようになったから、
海外まで行く時間的余裕がないのであろう。
卒業スペシャルは、ちょっとした旅番組のようで、結構好きだったので、少々残念だが、仕方が無い。
そして、4月から始まる2017年度の生徒は…
森迫永依(もりさこ・えい)。
…って、誰?? この番組の生徒で、まったく知らない芸能人が登場するのは、恐らく初めて。
と思ったら…
実写版『ちびまる子ちゃん』の子!この子、森迫永依という名前だったのか。
すっかり成長して、ぜんぜん誰だか分からなかった。
と言っても、まだまだ若く、1997年生まれで、現在19歳。
父親が日本人、母親が中国人のハーフらしい。へぇー、まる子ちゃん、実はインターナショナル。
混血でも、日本育ちだと、片親の母語はちんぷんかんぷんで、日本語しか喋れないという人も多い。
彼女の場合、「中国語を思うように使えない」と言っているという事は、ボチボチなら出来るのでは。
他の出演者を見ると、講師は引き続き三宅登之先生。
ここのことろずっと出ていた段文凝の名は無い。
代わりに登場するのが、イーラン。
彼女の事も知らなかったけれど、北京出身で、近年日本を拠点に活動する中越ハーフのモデルらしい。
随分綺麗な子を投入しましたね。『テレビで中国語』史上一のルックスかも。
続投か、はたまた選手交代かを、私が一番気にしていた王陽サンが引き続き出演することも確定。ホッ…!
王陽サン、感じいいし、彼が担当する“イマドキ中国語”のコーナーは、
そこそこの中国語を解するの視聴者でも楽しめる内容で、為になり、好きなのよ。
2017年度も王陽サンを出して!と、NHKにリクエストしたかったのだけれど、その方法が分からず、放置。
私がリクエストせずとも、結局続投決定と知り、安堵。
あと、ディーン・フジオカの中国語歌詞の歌<午夜天使的翅膀>が番組テーマ曲として使われるのが、
ちょっとした話題とのこと。
他、
要録画の番組は…

3月29日(水曜)、NHK BSプレミアム『中国王朝 よみがえる伝説~悪女たちの真実』、
悪女と非難されてきた女性たちの実像に迫るシリーズの最終回。
トリを飾るのは、趙姫(紀元前280-紀元前229)。
「趙姫って誰よ?」という、そこのアナタ様、趙姫は、あの秦の始皇帝のママでございます。
![イメージ 6]()
私が、“趙姫”と聞き、真っ先に思い浮かべるのは、(↓)こちら。
陳凱歌(チェン・カイコー)監督による映画『始皇帝暗殺』(1998年)では、鞏俐(コン・リー)が演じております。
元々は妓女で、富商・呂不韋に身請けされるも、
呂不韋から、今度は、人質になっていた秦の公子、莊襄王・子楚へ譲られ、後の始皇帝・政を出産。
(子楚に譲られた時、すでに呂不韋の子を身籠っていた→つまり、政の実の父親は呂不韋という説アリ。)
政の出世と共に、彼女の地位も高まるが、その間も呂不韋と不倫を続けるわ、
“なんちゃって宦官”嫪毐とも密通するわと、お盛んで、嫪毐との間には、2人も子を出産。
しかも、そんな間男・嫪毐が起こした反乱にまで加担。
このような事情から、貞操観念が低い上、野心が強いという悪女の印象のある趙姫。
この度の『中国王朝』では、最近の研究で明らかになった、そんな趙姫の素顔に迫る。
彼女の男性遍歴は、秦では合法で、非難されるような事ではない、
反乱も実は始皇帝が仕組んだ謀略だった可能性が否定できない、…という事らしい。
趙姫は、このシリーズで前に取り上げた二人、西太后と楊貴妃に比べ、
日本での知名度が低いのではないかと思っていた私だけれど、それは中高年層の話で、
むしろ若い層だと、人気コミック<キングダム>の影響で、秦の時代や趙姫を知る日本人もそこそこ居るようだ。
そんな訳で、趙姫をこのシリーズのトリにもってきたのは、正解なのかも。
あまりにも有名な西太后や楊貴妃と違い、取り上げる番組が少ないので、
<キングダム>を知らない私でも楽しみ。
続いて、NHK 『ドキュメント72時間』。
香港の重慶大厦(チョンキンマンション)で撮影された3月17日の回は、
放送前から予感していた通りの傑作で、たいそう気に入った。
同日、BS TBSで放送した『地球絶景紀行』の香港・澳門特集より、
よほど斬新な切り口のドキュメンタリーであると感じた。
なのに、たったの30分の放送ではもったいない!と思っていたら、
3月29日(水曜)深夜、正確には3月30日(木曜)の午前0時15分から、
あの香港編の44分スペシャルバージョンが放送されるという。
この番組、4月に5年目に突入するそうで、その節目を記念した“春の72時間祭り”という特別放送。
香港編のロングバージョンの他、昨年視聴者に人気の高かった2本、
“横浜 オールナイトでとんかつを”と“北のどんぶり飯物語”も同時に放送。
月を跨ぎ、4月1日(土曜)は、NHK『海外出張オトモシマス!』。
よく海外出張する人に御供して、普通の旅番組とはひと味違った切り口で、
現地の文化を紹介する紀行バラエティ。
これまで、フィンランドに北欧雑貨の買い付け、フランスにワインの買い付けに行く人に御供。
今回は、番組初のアジアで、“タイの田舎で珍品!?レコード探し”と題し、タイランドを取材。
DJユニット・Soi48が、60年代、70年代にヒットしたタイのヴィンテージ・レコードを求め、
東北部の農村へ行くのにオトモ。
前2回は、想像し易い出張だったが、タイ音楽を探しにタイの田舎というのは、想像しにくい出張。
ファンキーな祭りや、屋台グルメも紹介されるそう。どれ程度ファンキーなのでしょう、そのお祭り。
翌4月2日(日曜)は、BS日テレの『高嶋政宏の旅番長』。
旅が大好きな俳優・高嶋政宏が、行きたい場所へ、そして、彼自身がしてみたいテーマで旅をする新番組。
記念すべき初回は、カンボジアのアンコールワット。
首都プノンペンから、アンコール遺跡群のあるシュムリアップまでの約500キロを、
トゥクトゥクに乗って、寄り道をしながら旅するんですって。
どうやら、元々は旅チャンネルの番組で、本当の意味での“新番組”ではないようだ。
私は、どうせ旅チャンネルの放送を観ていないので、OK。
高嶋政宏に関しては、以前会ったことがあるという旧友が、
“マニアックに自分の好きな物がある面白い人”と評していた。
独自の視点で旅を紹介してくれそうで、アイドルが紹介する生半可な旅番組より、ずっと興味あり。

私にとってどら焼きは、実のところ、わざわざ食べたいおやつではない。
いつも“有れば食べる”という程度。
特に、ドラえもんが食べているような伝統的などら焼きには、興味が無く、
敢えて食べるなら、ちょっとアレンジされた物の方が好み。
今回のどら焼きも、3ツの内2ツは、いわゆる“どら焼き”とは異なる。
★ 巖邑堂:どらやき
大きさは、直径約7.5センチ。
つぶ餡を手焼きの生地ではさんだどら焼き。
創業明治5年(1872年)、浜松の老舗・巖邑堂(公式サイト)の“どらやき”。
“巌窟王(がんくつおう)”の“巖”に、“巴”に似て非なる“邑”…?!
難しい漢字を使った店名からして由緒ありそうだけれど、なにぶん読めない…!
正解は、“がんゆうどう”とのこと。
とことん手作りにこだわり、支店も出さずに経営を続けている名店らしい。
ただ、このどら焼きは、都内のデパートや通販でも買える商品なので、
全国のどら焼きファンから高く評価されているのだとか。
どら焼きのスタンダードが、うさぎやのどら焼きだとしたら、
この巖邑堂のどら焼きは、それより若干小ぶりで、その分厚みがある。
見たまんまにふっくら食感の生地には、ほんのり黒糖の甘み。
中には餡子がたっぷり。
所々にちゃんと小豆の粒が感じられる餡は、
黒糖入りの生地と一緒に食べた時、クドくならないよう、バランスを考えた甘さになっている。
どら焼きの命とも言える餡がとても美味。
ドーンと“巌”と書かれた紙の包みも、シンプルなのにインパクトがあって良い。
★ 雪華堂:七福どら焼き
大きさは、直径約8.5センチ。
七福神に見立てた7種の甘納豆を生地ではさんだ贅沢どら焼き。
こちらは、お江戸の老舗。
創業明治12年(1879年)、甘納豆で有名な赤坂の和菓子屋さん、雪華堂(公式サイト)の“七福どら焼き”。
これは、雪華堂が売る唯一のどら焼きではない。
雪華堂では、甘納豆を使ったどら焼きを数種販売しており、これはその内の一つ。
袋を開封して、ビックリ。
最も一般的などら焼きは、小豆の餡がはさまれているが、
これは、色んな物が生地からはみ出るほどゴロゴロはさまっており、ポッテリしている。
“七福どら焼き”の名の通り、七福神に見立てた7種類の甘納豆を入れているのだ。
それら7種とは、大納言、うぐいす豆、とら豆、お多福豆、白花豆、黒豆、栗。
さすが甘納豆の名店だけあり、どのお豆もそれぞれにふっくら炊けているし、
食べる場所によって、違った味が楽しめる。
まるで宝袋のようなどら焼き。パッケージも、可愛い。
有りそうでいて、その実他では見たことがない斬新などら焼きなので、近年開発された商品なのかと思いきや、
母曰く、「私が高校生の時、すでに有った」。
母が高校生の時って、何十年前よ?!それって、確かな情報なのか…?
まぁ古いか新しいかは定かではないが、
これはどら焼きに特別思い入れの無い私でも、また食べたいと思った。
…いや、どら焼きに特別な思い入れが無いからこそ、
スタンダードなどら焼きとは違うこの“七福どら焼き”が気に入ったのかも。
★ 森八:宝達
大きさは、幅約10センチ。
つぶ餡を生地で半円形に包み、金箔をあしらったどら焼き。
最後は加賀の老舗、森八(公式サイト)の“宝達”。
森八は、創業寛永2年(1625年)、4百年近くお菓子を作り続ける老舗中の老舗。
このお菓子“宝達”は、“ほうたつ”と読む。加賀藩の御用金山・宝達山に由来する名。
前出の2ツのどら焼きは、2枚の生地で餡をはさんだ定番のどら焼きだけれど、
これは、丸く焼いた一枚の生地に餡をのせ、半分に折りたたんだ形。
袋に“もち皮 どら焼き”と添え書きしてあるように、その生地自体、通常のどら焼き生地と異なり、
薄くても、モッチリ、シットリしているのが特徴。
原材料を見ると、小麦粉は勿論のこと、もち米や山芋も入っている。
あと、“白あん”という表示もあるのだが、どこに…?白餡も皮に練りこまれているのだろうか。
中に挟まれている餡は、ほどほどに甘いつぶ餡。
近年、こういうモッチリ皮のどら焼きは、色んなお店から出ているので、もはや珍しくはないけれど、
さすが加賀の老舗の物だと、ちょっと上品な感じがする。
あと、半円形だと、大口開けずに食べ易い。