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夏向きフルフル和菓子5種(+テレビとか日々の雑記諸々)

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胡歌(フー・ゴー)、エンポリオ・アルマーニ2017F/W新広告がお披露目。

今年3月、アメリカ留学してから消息を絶っていた胡歌。
4月下旬、知人とのオフショットらしき写真が、久し振りに出回り、
スポーツ刈りに変わっていた髪型が、ちょっとした話題に。(→参照
この新広告も、あの時の髪形と同じですね。さらに髭を蓄え、野性味をプラス。
この胡歌にしても、以前の金城武にしても、日本の西島秀俊にしても、
アルマーニのイメージキャラクターを務める東洋人俳優には、何か似たニオイを感じる。
私、ジョルジオとオトコの趣味が合うかも…(笑)。
(ちなみに、私が確認している限り、ジョルジオ・アルマーニのボーイフレンドは、常に西洋人。)




さて、1997年7月1日、香港の主権がイギリスから中国に返還され、明日で早20年。
そんな訳で、香港を取り上げる番組がボチボチある。見付けては録画し、徐々に消化中。

取り敢えず観た中で、意外と面白かったのが、NHK BSプレミアム午前中の“プレミアムカフェ”枠で、
“シリーズ香港ストーリー”として、6月26日(月曜)から28日(水曜)まで連日流した過去の香港関連番組。
中でも、1995年に初回放送された『アグネス・チャン、羽仁未央の香港ドリームをもとめて』は、興味深く観た。
何らかの事情で香港に惹かれ、夢を追ってかの地へ渡った日本人女性たちを取材した番組。
後に来る韓流ブームほどではないにしても、かつて日本に起きた香港明星ブームを思い出した。
2002年、そんなブームを捉えた…

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ズバリ『香港明星迷』なるドラマが放送されたのを、覚えている方はいらっしゃるでしょーか…?!
鄭伊健(イーキン・チェン)に夢中なキャリアウーマンを薬師丸ひろ子が演じ、その鄭伊健本人も特別出演、
脚本を手掛けたのは山田太一だから、今思えば、結構贅沢なドラマだったのかも知れない。
当時は駄作と切り捨てたが、一年くらい前だろうか、CSで再放送しているのをたまたま観たら、
懐かしさが手伝ったのか、意外にも面白く感じてしまった。


揺れる香港、どうなるでしょうね。
私も大好きな香港が、一国二制度と健全な民主主義を維持し続けられることを、遠く日本から祈ります。
…ただ、香港にも大陸にも行ったことの無いネトウヨが、中国憎しの感情に駆られ、
こういう機会に乗じて、大騒ぎするのは、ホント、見苦しくて、ゲンナリさせられる。
他人事ではない!大きな敵からアジアを守る!などと日本が正義を振りかざし、出しゃばると、
ロクな事にならないのは、歴史が証明済み。
ごくごく平凡な台湾大好きオバちゃんが、ヒマを持て余し、必死に中国disツイートをしまくっているのを目にし、
日本の黒歴史が重なり、背筋がゾッとした。ああ、あの時代も、フツーの人がこうやって扇動されたのだナ、と。

そもそも民主主義が揺らいでいるのは、日本も同じなので、他人様の事に首を突っ込んでいる場合ではない。
国境なき記者団が毎年発表している“報道の自由度ランキング”で、
2002年18位だった香港が、2017年に73位にまで急落したと騒いでいる日本人が居るけれど、
そういう人は、そのランキングで我らが日本が堂々の72位だという衝撃事実を知っているのだろうか。
香港の急落の要因は明らかだが、本来一党独裁などではなく、自由であるはずの日本が
“香港並み”という事の方が、私には余程重いワ…。



香港ではなく、上海だが、6月27日(火曜)、たまたま観たNHK『クローズアップ現代+』の…

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“‘火花’中国を行く~又吉直樹が見た‘90后’”という特集も、とても良かった。
<火花>の中国語版が出版されたのを機に、作者の又吉直樹が上海を訪れ、
書店や私立大学で、直接読者と交流する様子を紹介。
日本語学科の学生はみんな日本語で質問しておられた。
語学が苦手な日本の学生と、学習方法のどこが違うのでしょう…??

その後、スタジオで、<火花>を中国語に翻訳した毛丹青、俳優・矢野浩二を交え、
世論調査などを元に、日中関係をトーク。
想像していたとはいえ、“外向き”中国と“内向き”日本の落差が顕著で、これには考えさせられた。
ハッキリ言って、民衆のレベルでは、日本の方がよっぽど“情報鎖国”で、洗脳が強いと感じている。
最近の日本には、憂う事が多過ぎて、考えると、ドヨーンと暗くなるばかり。ふぅ~…。
日曜の都議会選挙、ちゃんと行かなきゃね…。




気を取り直して、これから放送される要録画番組をば。

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7月1日(土曜)、NHK BSプレミアム『チョイ住みin香港』
初対面の二人が、現地のアパートで、暮らすように滞在する様子をカメラが捉える一風変わった旅番組、
『チョイ住み』シリーズ、新作の舞台は香港!放送を返還の日に合わせたのかしら。
今回のコンビは、ブロガーのはあちゅうと、タレントの南明奈。
あっきーなは知っているけれど、はあちゅうという人は知らない。
彼女たちが、お家賃の高い香港で、どんな部屋を借りたのか気になり、番組公式サイトを覗いたら、
バスルーム2ツ+ベッドルーム3ツの銅鑼湾(コーズウェイベイ)の物件で、
一泊28923円(4月のレートで)と紹介されている。
この条件で、この値段は、香港の物件としては、お得感があるのでは?もっと高いかと思った。
(一ヶ月の家賃が87万円のアパートだと考えると、家賃の割りにショボく、香港はやはり高いと感じるが、
ホテルと比べると、かなり安く思える。)
とにかく、香港というだけで、この番組は楽しみ♪




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翌、7月2日(日曜)は、BS日テレの『桜庭ななみの台湾ときめき旅』
2015年、台湾に語学留学、2016年には、台湾ドラマデビューを果たし、
中国語で日台ハーフ役を演じた女優・桜庭ななみが、懐かしさと新しい刺激を求めて旅する番組、…とのこと。
伝統の布袋戯を紹介するのが、ちょっと目新しいだけで、
あとは、魯肉飯、刀マッサージ、迪化街でショッピング、十份でランタン、龍山寺近くの夜市と、
まぁ在り来たりの台湾旅番組という印象だが、
もし桜庭ななみが覚えた中国語を披露するなら、それがどれくらのレベルなのか興味津々。

ちなみに、桜庭ななみが出演した台湾ドラマというのは、(↓)こちら。

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2016年に放送され、話題となった『植劇場』シリーズの中の一遍、
在台日本人・北村豐晴が監督した『戀愛沙塵暴~Love of Sandstorm』。
未見なので、断言はしないが、吳慷仁(ウー・カンレン)、柯淑勤(コー・シューチン)、
樊光耀(ファン・グァンヤオ)といった実力派が主演するドラマで、桜庭ななみは主要キャストではないと思う。
でも、中華圏進出はジワジワと進めているようで、
かの吳宇森(ジョン・ウー)監督が手掛ける『君よ憤怒の河を渉れ』(1976年)のリメイク、
『追捕 MANHUNT』にも出演を果たしている。
『追捕 MANHUNT』は確実に日本で公開されるが、ドラマの方はどうでしょう…?
『植劇場』は、8遍から成る長---いシリーズなので、
桜庭ななみ効果に期待して、彼女が出演する『戀愛沙塵暴』だけ入って来る、…って事だったら、ちょっと残念。
他に、脚本・徐譽庭(シュー・ユーティン)×監督・王小棣(ワン・シャオディー)なんていうのも有るので。
北村豐晴の過去の監督作品は、映画『一万年愛してる』(2010年)も、ドラマ『ショコラ~流氓蛋糕店』も、
私の好みには合わなかったので、今回の『戀愛沙塵暴』も、北村豐晴監督や桜庭ななみの名前には惹かれず、
他の主要俳優の演技になら興味あり。




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7月5日(水曜)は、フジ『おじゃMAP!!』
一度も観たことの無い番組。この日はスペシャル企画2本立てとのことなので、録画を予約。
企画の一本は、夫に先立たれ、子供と残されてしまった女性の、新しいパートナーとの再婚式を、
香取慎吾と“ザキヤマ”山崎弘也がプロデュースするというもの。
実のところ、それには興味が無くて、私が録画するのは、
“3万円で行けちゃう!意外に知られていない超穴場・香港ディズニーランドを大満喫SP!”
というもう一本のスペシャル企画のため。
ま、ディズニーランドも大して興味が無いし、ザキヤマ+ヒロミ+森星というメンツにも惹かれないのだけど、
香港ならではの激旨グルメスポットも紹介されるらしいので、そういう部分に期待。


ここ数日は、何かにつけ“香港”なので、
最低でも一度は、テレビから流れて来る王菲(フェイ・ウォン)の<夢中人>を聴くことになるでしょうねー。
あれが流れてくると、もはや私は、パブロフの犬のように反射的に香港に思いを馳せ、
気分が高揚する体質になっております。
ついでなの、ここにも、久し振りに、その<夢中人>を貼っておく。


『恋する惑星』(1994年)観たくなる!




お菓子は、夏に涼やかなノド越しの良い和の甘味を、ドーンと5種類。

★ 泉寿庵:涼嗜~黄橘

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容器の大きさは、だいたい20センチ×7センチ×深さ3センチ。
天然柚子と白餡を、吉野葛で合わせ固めた涼菓。




一つめは、泉寿庵(公式サイト)の涼嗜(りょうすずみ)シリーズから、
すでに幾度となく食べている“黄橘(きだち)”
涼嗜シリーズというのは、葛を使った棹状の、いわゆる葛羹で、
味が何種類かある内、こちらは、夏季限定の物。

“黄橘”の名から、想像がつくように、柑橘系の味。
使っているのは、四国産の天然柚子。
それを白餡、葛粉、澱粉、蕨粉などと共に練り合わせている。

画像で見ての通り、白っぽい層と、黄色っぽい層の2層構造。
気にして食べると、白い層の方が、よりツルッと滑らかで、黄色い層の方が柔らかと、若干食感が異なる。
どちらにしても、弾力性のあるプルンッ!という食感ではなく、トロンに近い。


まろやかな白餡に、さっぱり爽やかな柚子が合っている。
問題は、容器。
当ブログに何度も書いているが、プラスティック容器に、本体がベッタリくっ付いていて、出すのが非常に困難。
包丁だけでは取り出せないから、イヤでも手でお菓子本体に触れなければならない。
それでも、なかなか容器から剥がせず、その内、お菓子の表面がどんどんボコボコに…。
この容器、本当にどうにかならないだろうか…?改良を望みます。

★ 泉寿庵:餡わらび

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容器の大きさは、だいたい13センチ角×深さ4センチ。
蕨粉などで固めた小豆に、きな粉を添えていただく涼菓。



続いて、こちらも泉寿庵の物で、“餡わらび”
これは、見るのも、ましてや食べるのも、初めて。

こし餡をでんぷんで固めたお菓子で、よく“小豆豆腐”という名で売られている物と同じ。
商品名は“餡わらび”だが、凝固のために使われてるでんぷんは、
正確には、本蕨粉以外にも、蓮粉や葛粉など。

色は、綺麗な藤色。
その色から受ける印象通り、上品な餡の味わい。
食感は、滑らか、かつ柔らか。

きな粉は、うーン、どうなのでしょう。本当に必要なのだろうか。
黒蜜などと一緒にきな粉を添える場合は、きな粉が蜜の水分を吸い、食べ易くなるけれど、
小豆豆腐のようなお菓子に、きな粉だけを振りかけても、なんか、ただただ粉っぽくて、
食べながら、ゲホゲホとムセてしまった…。
ただ、きな粉が無いと、同店の涼嗜シリーズの“紫臙(しえん)”という商品と、
あまり大きな差が無くなってしまうので、差別化のためには、やはりwithきな粉、…は必然なのだろうか。

★ 萩野屋:わらび餅

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容器の大きさは、だいたい10センチ×7・5センチ×深さ3.5センチ。
きな粉をまぶした一口大のわらび餅。




“わらび”繋がりで、荻野屋0537-22-3435)の“わらび餅”
静岡県・掛川駅近くにある“街の和菓子屋さん”という感じの小さなお店らしい。

わらび餅にも、色々なタイプが有るけれど、
ここのは、一口大にちぎって、最初からきな粉がまぶされており、別に添えられている黒糖蜜をかけて食べる。

昨今減ってきている本蕨粉のみで作られたこのわらび餅は、トロッと滑らかな舌触り。
かと言って、グニャグニャに柔らかい訳でなく、適度な弾力も感じられる。

きな粉は、焙煎が深い京黄粉。
前出の餡わらびと異なり、最初からまぶされているので、
わらび餅の水分を吸い、ちょっとシットリしていて、食べ易くなっている。
(おにぎりの海苔と同じで、そのシットリがイヤ!食べる直前に自分で掛けたい!と思う人も居るかも?)


「おいしゅうございました」と誉めた上で、敢えて難を言わせていただくと、
わらび餅の量に対し、添えられている黒糖蜜の量が少なかった。
普通の日本人には、これが適量なのかも知れないけれど、なにぶん私は日本人離れした激甘党。
もっとたっぷり黒糖蜜を掛けて食べたら、きっと満足度がさらに上がったに違いない。

★ たねや:わらび餅

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大きさは、直径約4センチ。
別添のきな粉をかけていただく、中にこし餡を包んだわらび餅。




こちらもわらび餅で、たねや(公式サイト)“わらび餅”
5月、6月の限定商品。バラ売りは無いようで、2個入りか4個入りの箱売り。

こちらは、前出の荻野屋の物と違い、中に餡を包んだお饅頭型。
別に、袋入りのきな粉が付いているので、それをかけて頂く。

この手のわらび餅は、白っぽい色をしていることが多いが、これは漂泊していないコンニャクのような色。
想像していたよりは、シッカリした歯切れの良いわらび餅は、薄い皮で、その分、中に餡がたっぷり。
この中のこし餡は、水分量といい、固さといい、密な感じといい、
お馴染み山田屋の“山田屋まんじゅう”に似ている。
そう、このわらび餅は、皮をわらび粉に変えた山田屋まんじゅうという感じ。
きな粉は、有っても無くても、どちらでも良いと思った。

★ 鈴懸:麩乃餅

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大きさは、直径約4・5センチ。
生麩の生地でこし餡を包み、笹の葉で巻いたお菓子。




最後は、鈴懸(公式サイト)“麩乃餅”
商品名は“ふのもち”と読む。要は、麩まんじゅである。
これまでの上の4ツがでんぷん系なのに対し、これは毛色の異なるグルテン系なので、“番外”ということで。

生地の生麩は、ツルンとした舌触りで、なおかつ食感はモチッとした適度の弾力。
中には、鈴懸定番の、藤色の上品なこし餡。
皮が薄いから、餡の量は結構たっぷり。


普通のお饅頭だと、夏はちょっと暑苦しいけれど、
麩まんじゅうは、生麩特有のツルンとした食感や、それを包む笹の葉が涼しげ。
つぶ餡の麩まんじゅうを売るお店もあるけれど、
私個人的には、こういうツルンとした重くない生地には、こし餡の方が合うような気がしている。

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