今朝、日課の中華芸能チェックをしていたら、長澤まさみ
台湾ドラマ初出演のニュース。

出演作は、台湾が得意とする日本のコミックのドラマ化。
窪之内英策の原作コミックを

この手の偶像劇の草分けともいえる可米(コミックリズ)が制作する『ショコラ~流氓蛋糕店』。
監督も日本人で、台湾を拠点に地道に活動を続け

アクションは、洪金寶(サモハン・キンポー)の次男・洪天祥(ジミー・ハン)が担当。
ドラマは、1話90分で全13話。
制作費は、1話少なくとも400万元で、総製作費は5200万元を超えると言われている。
この撮影のため長澤まさみは9月に
台湾へ渡り、4ヶ月もの長期滞在を予定。

他のアジア人俳優は、このような場合
専属のヘアメイク、スタイリスト、通訳などを同行してくるのが一般的だが
長澤まさみのスタイリスト伊賀大介は彼女に4日間だけ付き添い日本へ帰国。
あとは長澤まさみ本人が、台湾現地のスタッフを使うことを希望しているという。
また、彼女は、吹き替えではなく、自身の声で演じることを望み、現在は中国語の特訓中。
さらに言うと、台湾のドラマの制作費を考慮し
ギャラは通常の50%オフの友情価格で、この仕事を引き受けたのだとか。
全て事実なら、長澤まさみの“本気”が感じられるし、彼女がすごくイイ子に思えてくる。
以前、ある知人が「長澤まさみはすごくイイ子!」と絶賛していたのを思い出した。
なんでも、表参道にあるカフェのレジ前で、財布を落とし、床に小銭をばらまき、焦っていたところ
すぐ後ろに並んでいた長澤まさみが、一生懸命になって一緒に拾ってくれたのだと。
私が「イイ人だと思われたくて、セルフプロモーション中だったって事なぁい…?」と意地悪を言ったら
「絶対にそんな事ない! 内側から
イイ子オーラが出まくっていた!」と絶賛していた。

話をドラマに戻す。
肝心の相手役は、私のご贔屓・藍正龍(ラン・ジェンロン)。 長澤まさみより8ツ年上の現在33歳。
藍正龍が、日本ウケするタイプで、このドラマをキッカケに、日本でブレイクするとは思えないけれど
日本ウケを狙い過ぎて、飛輪海(フェイルンハイ)メンバーや、羅志翔(Show/ショウ・ルオ)、
(兵役で現実に不可能だが)鄭元暢(ジョセフ・チェン)などを起用するより
これくらい外したキャスティングの方が、私個人的には望ましい。
藍正龍は、数年前、ドラマ『波麗士大人~Police et Vous』で、日本人女優とすでに共演済み。
その女優は、後にISSAの妻となる“Judy”こと福本幸子で
ドラマ共演を機に、藍正龍との
恋の噂も浮上したが、その信憑性は限りなく低い。

長澤まさみ主演映画『世界の中心で、愛をさけぶ』を観たことがある藍正龍は
彼女を素晴らしい女優だと評し、共演に期待大。
彼女と意思の疎通ができうよう、藍正龍もまた現在日本語をお勉強中だとか。
なお、長澤まさみのあちらでの表記は“長澤雅美”。
彼女の台湾初主演偶像劇となる『ショコラ~流氓蛋糕店』は、2013年
夏に台湾で放送スタート予定。

日本人主演の台湾偶像劇だと、AAAの伊藤千晃が台湾若手人気俳優たちと共演している
『ハチミツとクローバー~蜂蜜幸運草』があるけれど
より“大物感”がある長澤まさみのドラマが、あちらでどう評価されるだろうか。
日本でもきっと放送されるわよね? 長澤まさみちゃんの中国語を聞いてみたい。