何かの御縁でここを覗いていらっしゃる皆々さま、明けましておめでとうございます。
それから、以前からお見知りの皆さま、2013年もどうぞ宜しくお願いいたします。
母がこんな事を言った。
母「お参りする時は、神様に自分の住所を具体的に言うのよ。知っていた?」
私「それ、台湾とかのお寺のやり方でしょ。」
母「日本もそうなんですって。この前テレビで言っていたもの。」
えっ、そういうものなの? これまでずっと祈っても祈っても、私に大して良い事が起きなかったのは
神様が、私の居場所を知らなかったばかりに、私の分の幸を、代わりに他の人に与えてしまっていたのね。
ようやく理由が分かったワ (笑)。
…と、お参りの仕方も学んだので、花園神社へ。
もっと混んでいるかと思ったら、さすがに朝8時半だと、まだガラガラ。
そのお蔭で、ゆっくり心置きなく、自分の住所を神様に告げられた。
混んでいたら、焦ってしまい、「と、と、東京都…」くらいしか言えなくなりそうだから、助かった。
これで今年は良い事が有るかしら~。
お参りしない人々は、すぐ近くの
伊勢丹に居た。 本館も、その裏のメンズも、8時半でもこの行列(↓)。

冬のセールは18日までやらないと強気に出た伊勢丹。
今日は、皆、他のデパートに流れ、空いていると想像していたが、まったくそんな事はなかった。
並んでいるこの人たちのお目当ては、福袋なのだろうか。
私は、福袋を欲したことが今まで一度も無いので、並ぶその気持ちが分からない。
時間をおいて伊勢丹に戻ったら、並ばず入店できたけれど、店内は相変わらず人が多く、活気に満ちていた。
お正月の“まったり感”が大嫌いなので、賑やかなデパートは居るだけでワクワクする。
私、世界で一番好きな場所を聞かれたら、「盛り場」と答えるわ。 物心ついてから、ずっと変わらない。
取り敢えず、今年最初のお伊勢参りは終了。

★ 井上蒲鉾 : 二色玉子
おせち料理にまったく興味の無い私が、お正月のお約束でずーっと食べ続けている恐らく唯一の物が
縁起良さそうな松の形が可愛い井上蒲鉾(公式サイト)の“二色玉子”。
見た目だけではなく、口の中でほぐれる食感も味も好み。 (黒豆など他の物は、なだ万の物)
★ 叶匠壽庵 : 花びら餅
大きさは、幅約8センチ。
味噌餡と共に、ゴボウと人参の甘露煮を一本ずつ求肥の皮で包んだお正月のお菓子。
“花びら餅”は毎年絶対にここの!と決めていないので、今年は叶匠壽庵(公式サイト)の物にしてみた。
叶匠壽庵の“花びら餅”の特徴は、ゴボウだけではなく人参も入っているのと
中に薄い桃色のお餅をはさまず、その代わりに、桃色に色付けした味噌餡を入れていること。
ゴボウも人参も、適度な歯応えを残しつつも、筋っぽくなく炊けており、泥臭さも無い。
味噌餡のお味噌の味が主張し過ぎないのは、味噌嫌いの私に嬉しい。 求肥はとても柔らか♪
★ 亀屋本店 : 2013年吉祥上生菓子
亀屋本店(公式サイト)の“2013年吉祥上生菓子”は、頂き物。
お正月らしい縁起物の上生菓子を8個箱詰めにしたもので、どれも繊細で可愛らしい。
全部ひとり占めするわけにもいかないので、私は“栄松”と“若竹”を食す。

細く切った7本の羊羹で栗餡を囲み、松をかたどった煉り切りと金箔で飾り付け。


つぶ餡を緑色のきんとんそぼろで包み、竹をかたどった羊羹と金箔で飾り付け。
こちらは、より定番の上生菓子。 きんときそぼろがシットリしていて美味しい。