当ブログ、旅の記録でもはやシリーズ化している“街角の明星”であるが
今回は、定番の“街角の明星”の前に、少し趣向を変えた“The Real!街角の明星(ナマ)”を。
(撮った写真で明星の顔が判別できず、証拠にならないのだけれど…
)

★ 明星その1
台北のアートスポット、華山1914創意文化園區へ

係り員から告げられた集合時間12時半に会場入りしたものの、なかなかイベントが始まらず、待機していた時、
私の視線の先に見覚えのあるモソッとしたオジさんが…。
『P.S.男~偷心大聖PS男』、『探偵物語~偵探物語』などなど日本に入ってくる台湾ドラマにも
脇でちょくちょく登場している俳優・羅北安(ルオ・ベイアン)。
一緒にイベントの開始待ちをしていたオーストラリア在住北京人のケイちゃんに、「あれ、俳優!」と教えたら
あっさり「知らない」と返された。
いつもの私だったら、考えるより前に駈け寄り、「作品観ています!」などと声を掛けてしまうところだが
この時は、場所取りしておかないと、もう直始まるイベントで、肝心な方大同が遠くなってしまう恐れが有ったため
身動きが取れず、羅北安は遠方から
パチッ。

★ 明星その2
こちらは
夜の信義區。

台北101から誠品信義店へ向かい、周囲の夜景をカメラに収めながらブラブラお散歩していた道中。
前方に、誰かを探しているのか、キョロキョロと周囲を見渡しながら
こちらに向かって歩いてくるヒョロッと長身の青年が…。
あらら、こちらは、羅北安よりメジャー。 なんと、飛輪海(フェイルンハイ)の辰亦儒(ケルビン)であった。
長身で小顔という恵まれたプロポーションに加え、
サラリーマンをしている一般の三十男なら絶対に買わないであろう
セルリアンブルーの皮のブルゾンを着ていたので、暗闇でも瞬時に芸能人だと判った。

「えっ、ヤダ、うそっ…!(ちょうど手にカメラを持っていたので)いいですか?」と尋ねたら
辰亦儒クンは、テレビで見慣れたあの満面の笑みで、「すみません、ゴメンなさい、スミマセ~ン…!」
と日本語で御丁寧に、…でも湾曲に拒絶の言葉を3度も吐いた(笑)。
私は勿論それ以上シツコく迫ることなく、あとを追跡することもなく (金城武なら間違いなく追っていた)、
サラッとその場でお別れしたが、やっぱり背後から記念の一枚をパチッ。
あまりにも暗く、シャッタースピードが合わず、ボケボケで、これでは誰だか判別不可能。
中央辺りにボケーッと見えるセルリアンブルーのシミが、一応辰亦儒。
それにしても、辰亦儒クン、あんなにキョロキョロしちゃって何を探していたのだろう。 もしかして、おデート?
ちなみに、具体的な目撃場所は、松智路(台北101を背に左側の歩道)であった。
★ 誠品 Eslite 信義店 ~ 薑心比心
ついでに、辰亦儒目撃後に立ち寄った
誠品書店 Eslite Bookstoreの信義區にある旗艦店のことも。

地下2階、地上6階の、計8フロアから成るビルで、“書店”と言っても、CD、DVD、文具は勿論のこと、
洋服や雑貨から、食べ物屋さん、そして展覧会や講演、発表会にも使えるホールまで揃い
台北の文化発信地となっている。
私の目的は、5階にあるショップ、薑心比心。 生姜を使った自然派コスメのお店。
以前、amedeoさんから台湾土産でここの生姜入りハンドクリームを頂き(→参照)、とても気に入ったので。
次にいつまた台北に来るか分からないから、テキトーに色々選んでみた。
一番のお目当てハンドクリームは、生姜以外の成分や香り付けした物も各種あるが
やはりamedeoさんから最初に頂いた基本の薑暖護手霜が良い気がする。
ひとつだけ、
柑橘オイルを配合した甜薑丹橘護手霜も買ってみた。

他にも、フェイシャルマスク2種類、甜薑丹橘保濕面膜と蝴蝶白薑花保濕面膜、
顔用のクリーム・薑緻臉部凝乳、あと人気の石鹸・薑奶皀も。
旅行中台湾ドルの感覚がどうも掴めず、何も考えずに、あれもこれもと店員に渡していったら
想定外の額になり、最初から財布に少ししか入れていなかった現金が
ゴソッと消えて、げっ…(足りて良かったぁ)。
◆◇◆ 薑心比心 (信義誠品店) ◆◇◆
台北市 信義區 松高路 11號 5樓


★ 結論
元の明星の話に軌道修正。私は今回の旅で、台湾へ渡っても、私の
芸能人察知能力は衰えないことを確認。

短期間でふたりなら、なかなかの高確率。
まぁ、実際のとこ、持って生まれた能力など関係なく、恐らく物理的な問題で
東京より小さな街・台北は、単純に芸能人遭遇率が上がるのだと思う。
東京の街中で芸能人なんて見たこと無ぁーい!とお嘆きのミーハーな皆さま、
狭い台北なら出会えるかも知れないので、お試しを。