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台湾男前名鑑:陳柏霖

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台湾ヒットドラマ『イタズラな恋愛白書~我可能不會愛你』、
日本でもアジアドラマチックTVで放送され、なかなか好評だった模様。
2013年2月末、今度は私も視聴可能なBS日テレで放送開始。
まだ3話しか観ていないけれど、噂に違わず面白い。
 
ドラマの主演俳優は、林依晨(アリエル・リン)陳柏霖(チェン・ボーリン)
これまで普通っぽい自然な可愛さで評判だった林依晨が、年相応の三十路OLを演じている事に注目だが
さらに気になるのが陳柏霖。 久々に登板した偶像劇で扮したこの李大任は、理想の恋人像と持て囃され
(…私にも李大任ひとり下さい)、演じた陳柏霖自身も再ブレイク。
 
別に、最近ずっとドン底に居た陳柏霖が、このドラマ出演を機に、不死鳥の如く蘇った訳では無く
本ドラマ出演前から、コンスタントにお仕事をこなし、常にファンも確保していたので
“再ブレイク”という表現には語弊が有るが、ここまで広い層から注目を集めたのは、確かに久し振りなのかも。
日本においては、かつては、台湾エンタメ支持者=台湾映画ファンだったのが
近年、台湾映画を知らずに、台湾ドラマから台湾エンタメに興味を持つ女性が増えているようで
彼女たちの間では、意外なことに、陳柏霖の認知度は、必ずしも高くないように見受ける。
 
 
そこで、当ブログでは、今更という気もする陳柏霖を、今一度おさらいがてら、“男前名鑑”を更新♪ Yeah!
 
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氏名           : 陳柏霖 (拼音: Chén Bólín)
英語名        : Bo-Lin Chen / Wilson Chen
ニックネーム  : 舞川拉麵
日本での通称 : チェン・ボーリン

生年月日  : 1983年8月27日
出身地     : 台湾台北市
身長       : 180センチ
学歴     : 景文科技大學 財務金融系 卒
 
 
“Wilson”という英語名は、かつて稀に見掛けた覚えがあるが、今はもう使われていないように思う。
また、“柏霖 Bólín”という名前が、ベルリンを意味する中国語“柏林 Bólín”と発音が同じであることから
“Berlin”という英語名も有ったように記憶するが、こちらはさらに使われていない気がする。
 
“舞川拉麵(まいかわラーメン)という不思議なニックネームは
踊ることとラーメンが大好きだった若かりし日の柏霖クンが自ら名乗ったもので
19歳の時に出した初めての個人写真集のタイトルも<舞川拉麵>と名付けている。
 
 
 
そんな陳柏霖が、日本で初めて広く認識されたは、あの『花より男子~流星花園』さえ日本未上陸で
到底台湾偶像劇ブームなど起きる気配も無い2002年に放送された日本のヴァラエティ番組、
なんとテレビ朝日の『いきなり!黄金伝説。』
ココリコ遠藤章造が裸一貫で台湾へ渡り、現地の男の子ふたりとユニット組み
3人組アイドルとしてデビューするという企画で、その時の“現地の男の子”こそが、この陳柏霖と
楊丞琳(レイニー・ヤン)のEX-BFとしても有名な(?)“小鬼”こと黄鴻升(ホァン・ホンション)であった。
 
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3人が組んだユニット名は、hc3
現地男子2名が、「最近台湾では、アルファベットでグループ名を付けるのが流行っている」と発言したことから
ココリコ遠藤が唯一知っていた中国語、“美味しい”を意味する“好吃 hăo chī”の頭文字に
3人組の“3”を付け、このように命名。
このユニットで、<我們是朋友>という曲も一応出している。
 
この頃の柏霖クンは、まだ粗削りでやんちゃんな感じだが、若い頃の金城武の面影があり、可愛かった。
その後、ココリコ遠藤と交流が続いているようには思えないが、映画『夢遊ハワイ』の上映に際し
東京国際映画祭にやって来た小鬼は、盛んに日本語で“エンドウサン”という名を連呼していた。
ちなみに、この番組で、相方のココリコ田中直樹の方は、本場で中華料理を極める!と言って
中国に料理修行に行っている。 どちらの挑戦も面白かった。 再放送してくれたら、また観たい。
 
 
 
そして、ヴァラエティアイドルから俳優・陳柏霖にステージを上げた出世作と言えば、
未だに台湾青春映画の傑作として、根強く支持されている作品『藍色夏恋』
 
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主演の陳柏霖と桂綸鎂(グイ・ルンメイ)は、初々しい存在感と演技で人々を魅了し
台湾映画界を代表する若手として一躍注目されるように。 その後ふたり共、お仕事の中心は映画。
 
 
だが、幸か不幸か、若い内に“代表作”と呼べる作品に出逢ってしまったため
その後も数多くの映画に出演はしていても、『藍色夏恋』を越える作品がなかなか出ない。
 
日本贔屓でも有名で、日本の作品にもかなり出演しており
『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン』、『たった一度の雪~SAPPORO1972年』、
『血液型別 オンナが結婚する方法』など、台湾では避けていたテレビドラマにさえ出演している。
日本絡みの映画だと、『最後の恋、初めての恋』、『about love アバウト・ラブ~關於愛』、
『幻遊伝』、『シュガー&スパイス~風味絶佳』、『暗いところで待ち合わせ』
『台北に舞う雪』などが有るが、日本だと余計に『藍色夏恋』の影を引きずった役柄を与えられがちな上、
作品の質自体に大いに問題が感じられ、出演数の割りに、良いと思える物が少ないと思うのは私だけ?
だが、この期間に日本語が俄然上達しおり、今では日常会話くらいは難なくこなす。
(公式の来日回数も非常に多く、私も思い出せるだけで最低3回は舞台挨拶でナマ柏霖を見ている)
 
 
 
さらに禁忌に触れてしまいますと(笑)、素直な柏霖クンは割りとオンナにのめり込み易いタイプなのか…
 
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…特に、アメリカ×マレーシア混血で、香港を拠点に活動するモデル劉碧麗(Mandy)との交際中は
こちらがこっ恥ずかしくなる程ラヴモード全開で、香港への渡航がやけに多く、
彼女とのおデートやオノロケばかりに注目が集まり、
お仕事がやや(…いや、“かなり”)オロソカになってしまっている。
2010年早々、Mandyとの約3年間の交際に終止符を打ったことが公けになり、ホッとしたファンは多い。
 
 
で、ついに、ドラマ『イタズラな恋愛白書~我可能不會愛你』
陳柏霖が、台湾でこの手の偶像劇に出演するのは大変珍しく、駆け出し時代の『極速青春~極速青春』
2~3年前の中台合作ドラマ『ハッピー・カラーズ 僕らの恋は進化形~摩登新人類』くらいしか
恐らく出演していない。 (あと、偶像劇とはジャンル分けし難い文芸色の濃いドラマ『ニエズ~孽子』にも
バーのお客さん役で、ちょこっとだけ特別出演しているけれど)
 
『イタズラな恋愛白書』を機に、今後は映画と限定せず
ドラマでも気に入った物が有れば、どんどん挑戦したいと発言。
私個人的には、30目前の今更、偶像劇中心のアイドル俳優にはなって欲しくないけれど
今後の動向を注視しつつ、取り敢えず『イタズラな恋愛白書』には期待。
このドラマで改めて柏霖クンの顔をマジマジと見ると、今でもやはりフトした表情に有る有る、金城武の面影が。
どうりで私好みな男前。 テレビの前で、柏霖に喰い付き、ヨロメき、キュン死寸前。
 
 
最後に。 私の陳柏霖主演作BEST3は何だろう。
多分今のところ、『藍色夏恋』、『五月の恋』あと辛うじて『ブッダ・マウンテン』か。
ドラマだったら、出演シーンは極めて少ないが(出演時間ものの1分)、『ニエズ~孽子』は作品として大好き。 
台湾ドラマの金字塔。 これ以上のクオリティの台湾ドラマに未だ出会わず。 どこかの局で放送できないのか。
…で、皆さまがお好きな陳柏霖出演作は何ですか?

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