今週末は東京もお天気大荒れと言われていませんでしたっけ…?
用心して、家に立て籠もりを決め込んだら、風こそ強めに吹いてはいたけれど

まぁ別にいいけれど。 溜まってしまった録画も消化出来たし。

『シンデレラの法則~S.O.P女王』の第1話ももちろん鑑賞。
CGを使ったお伽噺のような幕開けといい、ヨーロッパの都市でロケしている点といい
『王子様の条件~拜金女王』から露骨に感化された二番煎じという印象が無きにしも非ず…。
しかも、真似たところで、『王子様の条件』ほど洗練されていないし
登場キャラクターにも興味を引き付ける強力な人物が居ない。
もっとも、まだ一話しか観ていないので、これからどんどん面白くなっていくことに期待。
他にテレビでは、先日NHK BS1で放送された
『アジア・ミュージック・ネットワーク』が(→参照)

今度は地上波のNHK総合で再放送されるそう。
放送は、4月16日(火曜)深夜2時35分、正確には17日(水曜の)超早朝(?)。
もう一度観直したい部分が有るので、録画予約。
この番組は、台湾の血を引く一青窈と、C-POP好きというマーティン・フリードマンがMCということもあり
これまでのこの手の日本の音楽番組よりは、中華圏の音楽に強い気がする。
と言うか、これまでのK-POP押し一辺倒からの脱却が感じられる。 今後レギュラー化も希望。
お菓子は、
ショコラティエのケーキばかりを3種類。

3ツとも、表面をパリッと硬いチョコレートでコーティングした物なので、チョコレートをしっかり食べた気になる。
★ デメル : ザッハトルテ
大きさは、直径約6.5センチ、高さ約3センチ。
アプリコットジャムを塗ったチョコレートスポンジをチョコレートの糖衣で覆ったケーキ。
久し振りにデメル(公式サイト)の“ザッハトルテ”を。
一時期、父がこれにハマり、しばしばドッサリ大人買いをしていたので
私もボチボチ食べる機会が有ったのだけれど、最近は御無沙汰であった。
久し振りに見たら、小さくなったように感じたが、気のせいか。
本当なら、生クリームを泡立てて添えたいところだけれど、面倒なのでパス。
表面を覆う艶やかなチョコレートの糖衣、ショコラーデン・グラズールは
味が濃く、砂糖の結晶が残るシャリッとした独特の食感。

ある人が、オーストリアのケーキなら、ホテル・ザッハーやこのデメルの“ザッハトルテ”より
インペリアル・ホテルの“インペリアルトルテ”の方が好きと言ったが
私はやはり、軽めの“インペリアルトルテ”より、重めの“ザッハトルテ”の方が好み。
(画像で、グラズールの切り口が溶けてしまっているのは、カットする際、包丁を温め過ぎたため)
★ ヴィタメール : デリス・フレーズ
大きさは、長いところで約7センチ、幅約5センチ。
ラズベリーコンフィチュールをはさんだスポンジを、苺味のマスカルポーネ・ムースの中に隠し
全体を、ドライ苺入りチョコレートで覆ったケーキ。
ヴィタメール(公式サイト)の“デリス・フレーズ”は、春の限定商品。
中のマスカルポーネ・ムースは、ふんわり軽い食感。
チーズの酸味は感じないが、でも普通のムースよりはサッパリしているかも。
表面を覆うチョコレートには、ドライ苺が混ぜられているため、ただのストロベリーチョコより
本物の“いちご感”がある。
全体的には、まろやかな甘さだが、ラズベリーのコンフィチュールが爽やかで、アクセントになっている。

子供も好きそうなクセの無いケーキだけれど、お子ちゃま向けケーキよりは高級な感じ。
販売は、5月中旬までの予定。
★ セバスチャン・ブイエ : マグナムみかん
大きさは、長さ約9センチ、幅約4.5センチ、厚み約2.5センチ。
みかんムースの中央には、ジャスミン風味のみかんのクーリーをはさんだマカロン生地。
周囲をホワイトチョコレートですっぽり覆い、抹茶風味の台にのせたケーキ。
セバスチャン・ブイエ(フランス版公式サイト)が季節ごとに味を変えて出している“マグナム”シリーズ。
そもそも“MAGNUM(マグナム)”とは、

最も一般的な味は、ヴァニラアイスをチョコレートでコーティングした物。
あんなに有名なアイスなのに、日本で売られていないのが不思議。
このセバスチャン・ブイエの商品は、ケーキでありながら、その“マグナム”を模した形で
春らしいオレンジ色をした“マグナムみかん”という。
みかんは冬の果物というイメージだが、立春を過ぎてから出てきたケーキ。

全体的にも優しい味だが、中央のクーリーがジューシーで、他の部分より爽やか。
“マグナム”シリーズではないけれど、日本らしい柑橘を使ったセバスチャン・ブイエのケーキなら
冬限定で販売された“ユズ”(→参照)の方が、酸味が効いていて、より私好みではあった。
う~ん、贅沢な“マグナム”…!
本物のアイスの“マグナム”を食べるように、棒を手にとって、ガブッとかぶりつく豪快な食べ方は
さすがにもったいなくて出来ない。
オレンジ色のケーキにちょこんと添えられた小さな白いお花のデコレーションが、これまた愛らしい。
ちなみに、森永の“PARM(パルム)”って、“マグナム”のパクリよねぇ…?
そういうのが有るから、日本には御本家の“マグナム”が入って来ないのかしら。