
まずは、11月29日(金曜)、スペースシャワーTVで始まった新番組、
『音楽無双~SET THE MUSIC SPACE』。
お茶繋がりでは、12月8日(日曜)、NHK BS1で放送の『エル・ムンド』が
つぼ焼
登り鮎
一応、日本と台湾を音楽で結ぶ情報発信番組とのことだが、テンポが悪く、肝心の情報もイマイチ…。
この初回に限って言えば、飛輪海(フェイルンハイ)とw-indsのファン以外が観ても
あまり惹かれる所が無いような…。
原宿をレポした“大ちゃん”って誰…?!ぜんぜん取材になっていない上、ジョークもまったく冴えない。
途中、「金城武とキティちゃんがキャラクターの
エバー航空」と宣伝が入り

(金城武とキティちゃんを同列に並べるのはどうかとも思うが…)
思い掛けず金城クンを一瞬拝めたことだけが、救いであった。
再放送は12月9日(月曜)、12月20日(日曜)、12月27日(金曜)。
この調子だと、2回目の放送が有るかどうか心配。
続いて、翌12月30日(土曜)、NHK BS1で放送された『アジア・ミュージック・ネットワーク』の第2弾。
今回台湾からは、蔡依林(ジョリン・ツァイ)がキュレーターとして登場。
彼女が選んだ楽曲は…
五月天(Mayday) <傷心的人別聽慢歌(悲しい人はバラードを聴かないで)>
蘇打(SodaGreen) <獨處的時候(独りでいる時に)>
蔡依林(ジョリン・ツァイ) <大藝術家(大芸術家)>
周杰倫(ジェイ・チョウ) <以父之名(父の名において)>
番組内では流れなかったが、EX-ボーイフレンド周杰倫の曲を入れている事には
大人のオンナの寛大さが感じられる。
しかし、これまでの放送に比べ、“当たり前過ぎる”セレクトで、面白味に欠ける。
蔡依林の紹介より、“台湾原住民ポップスの源流”と題したスペシャルコーナーの方が良かった。
ここでは、クラムボンの原田郁子が、阿美(アミ)族のアーティスト舒米恩(スミン)の故郷、
台湾東南部の漁村・都蘭を訪ね、交流する様子を伝える。
再放送は12月8日(日曜)、次回第3弾の放送は1月下旬を予定しているらしい。
さらに、NHK BSプレミアで放送の樹木希林と尾久彰三が骨董を求めて旅する番組、
『温故希林』の台湾編も。
3回に渡り放送される台湾編、第1回<とことん!中国茶芸>は11月29日(金曜)に放送されたもの。
ふたりが訪れた場所は、台北の伍中行、新純香、紫藤廬、そして林本源園邸。
第2回<台湾生まれの日本工芸>は、明日12月3日(火曜)に放送。

やはり台湾茶藝を特集するようなので、録画予約。山田五郎が台湾へ渡り、お茶をレポするらしい。
ユルユルの樹木希林&尾久彰三よりは、突っ込んだレポをしてくれそう。
あと、明後日12月4日(水曜)、同じくNHK BS1で放送の『島耕作のアジア立志伝』が
火鍋レストランチェーン海底捞火鍋の会長・張勇を紹介するので、こちらももちろん録画予約。
オトナになってから、視聴するテレビの70%はNHKのような気がする。
最近観たダントツ面白かった番組も、“世界一の油絵村”として
中国・大芬を紹介する

NHKの『世界イチバン』であった。色んな意味で、他国とは比較にならない中国の凄さを
改めて思い知らされる。コレ、最初の約5分を観損ねたのが残念でならない。
今度こそ最初から1秒も漏らさずキッチリ全部観たいので、再放送を熱烈希望…!
では、お菓子いきます。今回は、中に餡を入れた素朴な粉モノ焼き菓子。
★ 重盛栄信堂 : 人形焼
ひとつ目は、日本橋人形町の老舗、重盛栄信堂(公式サイト)の人形焼。
私が食べる人形焼は、いつも浅草・紀文堂の物ばかり。重盛栄信堂のは初めて。
今回試したのは、壺型の物が“つぼ焼”、鮎型の物が“登り鮎”と呼ばれている。

大きさは、幅5~6センチ。紀文堂の壺型の人形焼より大ぶり。
また、紀文堂の壺型の物は白餡入りだが、こちらはつぶ餡入り。
ちょっと甘めの素朴な手作り餡。

こちらは、約11センチと細長く、中には白こし餡入り。
細長く幅が狭い上、しっぽの部分は生地ばかりで、餡の量が壺型に比べ、かなり少ない。
本来は小豆の餡より白餡派だが、これだとやや物足りなさを感じる。
食べ慣れているせいかも知れないけれど、
紀文堂の人形焼に軍配をあげる。

紀文堂の方が、生地がしっとりしているように感じる。
★ 桃林堂 : 小鯛焼
大きさは、一番長い部分で約7センチ。
中につぶ餡を入れた小さなたい焼き。
次は、当ブログにすでに何度か登場している桃林堂(公式サイト)の“小鯛焼”。
竹かごの中に小さなたい焼きが5ツ入り。
このたい焼きは、いつもオーブントースターで軽く温めてから食べている。
優しい
たまごの味がする懐かしい感じの皮は

焼くと表面がサクッと香ばしくなり、サブレのような、ちょっと洋風な生地に。
小さいけれど、中の餡の量はたっぷり。
本当に美味しいたい焼きを食べたいなら、普通のたい焼きの方がずっと美味しいと思う。
ちょこっとつまめる気軽さと、何かおめでたい時、贈答用にもなる可愛さだったら、断然こちら。