本日10月11日は、1973年生まれの金城武、42回目の御生誕記念日。

年を重ね、ますますイイ男。
私、若い男の子にこれっぽっちも興味が無いので、これから先もどんどん年をとってくださって結構です。
今月22日に開幕する第28回東京国際映画祭では、
吳宇森(ジョン・ウー)監督が“SAMURAI(サムライ)賞”とやらが贈られるというので、
もしかして、金城クンも出演している吳宇森監督作品『太平輪~The Crossing』が
東京国際映画祭でお披露目されるのかしらぁ~と想像していたのだが、
発表されたラインナップに本作品は入っていなかった。
ま、これには、長澤まさみも出演しているし、その内日本でも公開されると、気長に待たせていただきます。
ここのところ、目立った動きはなく、仙人か道士のように、すっかり世俗を離れ、
安否確認さえなかなかできない金城クンでありますが、
御生誕記念ということで、台湾メディアも一応なけなしのネタで記事を出してる。
そのひとつが、最近Facebook上で行われた“木村拓哉V.S 金城武 宣傳台灣決定戰!”。
キムタクが、前出の吳宇森監督が手掛ける台湾観光CMの撮影のために、台湾へ飛び、
現地で大変歓迎されたことは記憶に新しい。(→参照) そのキムタク+吳宇森監督のCMと、
かつて日本の航空会社JAAがシリーズで作っていた金城武+志村けんコンビのCMでは、
どちらが良いかを問う投票“廣告裁判”が一般ネットユーザーのFacebbokで行われたというもの。
(↓)こちらが、その“廣告裁判”の動画。
金城+志村けん版の方は画質が非常に悪い。
それでも、この動画をFacebookに17時間公開した結果、
キムタク+吳宇森監督10ポイント、金城武+志村けんコンビ122ポイントで、

これはねぇ、仮に私が金城贔屓じゃなかったとしても、やはり金城+志村組に一票だわね。
若いお嬢さん方は知らないでしょうけれど、
当時のJAAのこのシリーズCMは、台湾への旅情を掻き立てる傑作であった。(→参照)
キムタクの方は、吳宇森監督が手掛けるということで、過度な期待をしてしまい、
いざ観たら、「ま、こんなものか」と凡庸に感じてしまった(期待通りお約束の鳩を飛ばしてくれた点は評価)。
あとは、金城クンのこれまでの芸能生活を振り返る記事が多い。
そうすると、やはりどうしても出てきてしまうのが、“四小天王”の内の一人とされていたアイドル時代。
うわぁ~、ダサ…、いや、初々しいですねぇー(笑)。それでも私は当時からブッチギリで金城支持。
画像に全員の名前が入っているけれど、念の為記しておくと、他の3人は、
人気番組『爸爸去哪兒』に出演し、最近は良きパパとしても知られる
(奥方が双子の息子を妊娠中、また家族が増えることを発表したばかりの)林志穎(ジミー・リン)、
今月、初監督作品『ひだりみみ~左耳』をひっさげ、
東京・中国映画週間のために来日予定の蘇有朋(アレック・スー)、
そして、『宮廷女官 若曦(ジャクギ)~步步驚心』で再ブレイクし、
共演した劉詩詩(リウ・シーシー)との年の差再婚も果たした吳奇隆(ニッキー・ウー)。
浮き沈みの激しい芸能界で、4人とも未だ大活躍とは、立派です。
とにもかくにも、金城武さま、改めて、お誕生日おめでとうございます!
話は変わって、
テレビ。

『孤獨的美食家』のタイトルで中華版も制作され、
日本ではこの10月第5シーズンがスタートしたテレ東の人気ドラマ『孤独のグルメ』。
10月23日、30日放送の第4話、第5話では、
松重豊扮する主人公・井之頭五郎が初の海外出張で台湾へ飛び、
中華版で趙文瑄(ウィンストン・チャオ)が扮する主人公・伍郎とも一緒にお食事をするのだと。
これは楽しみ。
(趙文瑄って、案外背が低い?)
私、本当は『孤独のグルメ』は他人様が言うほど面白いとは思っていないのだけれど、
中華版だと、高捷(ガオ・ジェ)、太保(タイポー)、張國柱(チャン・グォチュー)、李天柱(リー・ティエンジュー)、
乾門(ガン・ダーメン)、修杰楷(シュウ・ジエカイ)、陳建州(ブラッキー・チェン)、陸明君(ルー・ミンジュン)等々
台湾の映画やドラマでお馴染みの顔が毎回登場するので、興味がある。
日本で放送の予定はないのだろうか。
つまらない偶像劇をタレ流しにするくらいなら、『孤獨的美食家』を放送してくれた方がよほど有り難い。
さらに言ってしまうと、私は『孤独のグルメ』より『深夜食堂』派。
街の食堂ガイド的な『孤独のグルメ』より、毎回一話完結の人間ドラマになっている『深夜食堂』の方が好み。
この『深夜食堂』も、『花より男子~流星花園』、『ブラック&ホワイト~痞子英雄』などでお馴染みの

一話に映画並みの予算を注ぎ込み、毎話毎話両岸三地の人気俳優をゲスト出演させる計画と
ひと月ほど前に発表。
これ、蔡岳勳監督が版権を獲得しているらしいのだが、大陸側の出資者・華錄百納から
反日的な風潮に考慮し、日本人俳優を重要な役では使わないとか、日本文化をあまり濃く出さないとか、
色々条件もあるようで、キャスティングなど詳細は未だ聞こえてこない。
せっかく日本オリジナルなのに、国家間の関係が上手くいっていないと、
日本人俳優はなかなか外へ出て行けない。エンタメ界でも、アジアの中で日本の孤立が益々進む…。
(もっとも、私はこの状況が必ずしも日本にとって“損”だとは思っていないが。
人というのは、「どうぞどうぞ」と勧められるものより、「駄目!」と封印されたものに惹かれるものなのです。)
あと、本日10月11日(日曜)は、もう直、夕方6時半からBSジャパンで放送の
『日経スペシャル~私の履歴書』で、2014年9月に亡くなった李香蘭こと山口淑子を(→参照)
今週と来週の2週に渡り取り上げる。
本日放送の前編では、“李香蘭”として生きた中国時代を紹介するようだ。
普段観ないタイプだけれど、気になって録画の予約をしたのは、10月16日(金曜)テレビ朝日で放送の
『はじめまして日本の芸能人です!まさかのキャラかぶってましたSP』という番組。
アメリカで渡辺直美ようにビヨンセのモノマネをする人や、
ベルギーで活躍するとにかく明るい安村のような裸芸人を紹介するようだが、
私が観たいのは、香港の地下鉄に貼られていたポスターで見つけた
ナイナイ岡村にそっくりな猿キャラの人物を捜索するのと、
成龍(ジャッキー・チェン)のスタントチームに所属するやられ役・リアクション俳優を
出川哲朗が訪ねるという、いずれも香港パート。
この画像で見る限り、“岡村にそっくりな猿キャラ”って、岡村のソックリさんというより、孫悟空の扮装をした人。
確かに、まんま“猿キャラ”だけれど…。
出川が訪ねるリアクション俳優とやらは、香港映画で私も顔を見たことがある俳優さん?
それとも、完全に裏方のスタントマン?そこら辺は金曜日のお楽しみ。
新作ではなく再放送になるが、10月13日(火曜)、
パリコレを取材した

NHK BSプレミアム『世界で一番美しい瞬間(とき)』、“ファッションの最高峰 輝く5日間 フランス・パリ”には、
先日黃曉明(ホァン・シャオミン)とのド派手挙式で話題になった楊穎(Angelababy)や、
范冰冰(ファン・ビンビン)がカンヌで着たゴージャスなお召し物“東方祥雲”で有名な(→参照)
中国人デザイナー勞倫斯許(ローレンス・シュー)がほんのちょっとだけだけれど登場するので、
興味のある人は要チェック。(べいべーは、確かディオールのショーに来たセレブとして数秒映るだけ。
但し“アンジェラベイビー”と名前入りで紹介されている。)
お菓子は、せっかくの金城武御生誕記念日なのに、地味…。
こんがり茶色く焼き色のついた素朴なお菓子を、和風、洋風ひとつずつ。
★ うさぎや:どらやき
大きさは、直径約10センチ。
2枚の生地でつぶ餡をはさんだどら焼き。
ひとつめは、和の代表、上野・うさぎや(公式サイト)の“どらやき”。
東京のどら焼きファンに大人気のお品。
ムラ無くふっくら綺麗に焼けた生地には、
レンゲの蜂蜜が入っているらしい。

その生地にはさまれているのは、北海道十勝産の小豆を使ったつぶ餡。
適度に甘く炊かれており、量は多過ぎず、少な過ぎず。
“どら焼き、こうあるべし!”という感じの正統派のどら焼きで、
東京のどら焼きファンからの支持率も高い。
味に保守的なうちの父も、ここのどら焼きが好物。
私は、特別どら焼き好きというわけではないので、わざわざ買いに行くことはないけれど、
有れば食べるし、食べれば、まぁ美味しいと思う。
上野のうさぎやなら、私は、母がたまに食べるという
ソフトクリーム“どら餡ソフト au lait”の方が興味あり。

北海道オホーツク・興部ノースプレインファームの牛乳ソフトに、
うさぎやがどら焼きに使っている餡子を練り込んだソフトクリームなのだと。
これ、私、多分好き。でも、お店に行かないと食べられないので、なかなか機会がない…。
★ チーズガーデン五峰館:御用邸チーズケーキ
大きさは、だいたい直径18.5センチ、高さ6センチ。
シュウ種類のクリームチーズをブレンドし、
3段階の温度でじっくり一時間焼き上げたベイクド・タイプのチーズケーキ。
洋の代表は、チーズガーデン五峰館(公式サイト)の“御用邸チーズケーキ”。
父がゴルフ場で戴いてきたらしい。
私は、チーズケーキは普段積極的に買うことがないので、こういう機会でないと、なかなか食べない。
このチーズケーキは、以前、デパートの催事のチラシで目にしたことがあるような気がする。
平べったっかったので、1/4にカットしたら、実は結構目が詰まっていて、ドッシリ重い。
普通は、1/6くらいが一人分かも。小食な人なら1/8でも良いくらい。
手にして重量があるように感じたが、いざ口にしたら、“重い”、“濃厚”という印象はなく、
むしろふっくらと軽いくらい。
チーズのクセも無く、まぁ食べ易いけれど、それはすなわち決定的な特徴も無いということで、
私にはやや物足りない。
次に冷やして食べてみたら、生地がもっと密になり、質感もよりシットリ。
気のせいか、味も濃厚になった。私は、冷やしたこの感じの方が好み。
そのままでも良いけれど、
マーマレードを添えて食べても、爽やかで美味しかった。
