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Channel: 東京倶樂部★CLUB TOKYO
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ケーブルTV無料放送でお試し視聴(+オマケの胡歌&霍建華)

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2016年1月上旬、中華圏きっての男前俳優、大陸の胡歌(フー・ゴー)と台湾の霍建華(ウォレス・フォ)が
北海道で落ち合い、人気フォトグラファー陳漫(チェン・マン)が手掛ける
中国版<時尚芭莎(ハーパース バザー)>のシューティングを行ったのは、こちらに記した通り。
その時、私、“ヴァレンタイン特集号”と記してしまったが、
2月下旬に出る3月号“白色情人節(ホワイトデー)特集号”だったのですね。
“交際期間が長く、すでに関係が安定しているカップル”といった感じの(?)
お二方の仲睦まじく自然な笑顔にホッコリさせられる写真in雪国北海道…。
まだ表紙しか公開されていないので、近々出てくるであろう他の写真も見るのが楽しみ。


ついでに記しておくと、一昨日、2月12日は、その胡歌の父上のお誕生日だったらしい。

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胡歌は父親似と判明。
お父上、長身の息子と並んでも、特別小さく見えないということは、
あの世代の男性としては、かなり恵まれたボディの持ち主なのかも知れない。
何はともあれ、お義父様、お誕生日おめでとうございます。
…胡歌が、交際をスッパ抜かれた令嬢と別れたという噂があり、私にもついにチャンスが到来したので(?)、
ここは敢えて“お義父様”と呼ばせていただきます。



さて、本題はここから。
2月に入り、ちょっとしてから、普段追加料金を払わなければ観られないチャンネルが、
今月いっぱい無料お試し期間になっていた事に気付いた私。

気付いたのが6日(土曜)だったため、春節前夜7日(日曜)にCCTV大富で放送の
中国年越し長寿番組『春晚』を観ることができた。

★ 中央電視台春節聯歡晚會

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『中央電視台春節聯歡晚會』、通称“『春晚』”は、毎年旧暦の大晦日に放送されている中国の長寿番組。
日本ではよく“中国の『紅白歌合戦』”と紹介されているけれど、
別に2チームに分かれて歌を披露し、勝敗を競うものではなく、
何か芸事に秀でている集団や人気スタアが数多く登場し、
歌、雑技、コント、芝居など様々な演目を披露する番組。
大晦日に放送される国民的長寿番組という点以外、『紅白』との共通点はこれといって無い。
(『紅白』は一年の最後を飾る番組だが、
『春晩』は大晦日の晩に始まり、年を跨いで新年になってもまだ続く“年越し番組”なので、
この点でも『紅白』とは微妙に異なる。)
あと、そうそう、年々視聴者離れが進んでいるという点は、『紅白』と似ているかも。
ただ、ここのところ『春晩』は海外での放送にも力を入れているようで、
今年はここ日本でも初めてニコニコでの同時配信が行われた。
つまり、CCTV大富のお試し無料放送が無くても、観ることができたわけだ。

私が観たCCTV大富では、日本語の同時通訳が入る。恐らくニコニコの方にも同通はあったはず。
他愛のない会話は問題無いけれど、掛け合い漫才などは同通で聞いても、正直なところ、面白くない。

そのように、多少問題はあるものの、日本語対応しているので、
日本在住華人以外にも、中国や中華エンタメに興味がある日本人が、例年以上に視聴した模様。



(↓)こちらが、『2016春晩』のプログラム。

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日本の中華電影マニアのお目当ては、やはり銀幕スタアの演目だろうから、
恐らく甄子丹(ドニー・イェン)による演武が断トツ、次いで趙薇(ヴィッキー・チャオ)の歌でしょうか。
あと梁詠(ジジ・リョン)+林心如(ルビー・リン)+劉濤(リウ・タオ)という両岸三地美女による歌も
久々の梁詠見たさに楽しみにしていた人が多かったのではないかと想像する。
若い大陸男子好きだったら、楊洋(ヤン・ヤン)、馬天宇(マー・ティエンユ)、TFBOYS辺りがお目当てか?

日本の『紅白』も観ない私は、『春晩』も例年積極的に観ようとは思わないのだけれど、
今年は、4月に『琅琊榜(ろうやぼう) 麒麟の才子、風雲起こす』の日本初放送を控えている(→参照
胡歌(フー・ゴー)見たさに、最初からテレビの前でスタンバイ。
あとはやはり甄子丹の演武は、私も気になる。



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結果、どちらも満足。
胡歌はエトロのブロンズ・カラーのスーツ姿で、
台湾の許茹芸(ヴァレン・スー)と<相親相愛一家人>をデュエット。
“宇宙最強”と称えられる甄子丹は、さすがキレッキレ!修練を重ねた人がみせる伝統武術は、
ただ派手さだけを狙ったドタバタとは違い、動作のひとつひとつが優雅で美しい。
共演した山東省萊州中華武校の生徒が、これまた凄く、ひとつの舞台として完成されている。
京劇や雑技だけではなく、こういう演武も日本で公演があったら、絶対に観に行くのに。



…が、実は、それら以上に私が感動したのは、期待も注目もまったくしていなかったパフォーマンス。

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女性シンガー譚維維(タン・ウェイウェイ)が、
陝西に伝わる民間戯曲“華陰老腔”の演者・張喜民(チャン・シーミン)率いるじぃ様バンドを従え、
もっのスゴイ声量で歌う<華陰老腔一聲喊>であった。


シビレるぅーーーっ…!!ナンなの、このソウルフルな民謡ロック!?アドレナリンどっくどく。
ジプシー音楽や北島三郎の<まつり>を聴いた時と同じような興奮をおぼえる。
おじいちゃま方のお顔が、なんとも楽しげなのも良いですねぇ~。
これぞ世界に通用する音楽。欧米にもっていってもウケそう。
日本の祭りにも来て欲しいワ。野外フェスなどでも、盛り上がりそう。
ちなみに、譚維維のお召し物はジヴァンシー。


お召し物について、ついでに記しておくと…

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楊洋の2着のお衣装も、馬天宇のスーツも、全てグッチです。



『2016春晩』を最初から全部観たいという方は、Youtubeのこちらでどうぞ。
(全部観るのに5時間近くを要しますが…。

★ 金蘭良縁~金玉良緣

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あと、この無料放送では、アジアドラマチックTVも視聴可。
大陸ドラマ『金蘭良縁~金玉良緣』の再放送が都合よく1話から有ったので、お試し視聴してみた。

これは、霍建華(ウォレス・フォ)&唐嫣(ティファニー・タン)主演の、明代を舞台にした時代劇。
邦題を『金蘭良縁(きんらん・りょうえん)』としたのは、
原題のままだと『き○たま・りょうえん(金玉良縁)』と読む人がいて、滑稽だから…?
そっちの方が、絶対に脳裏には焼き付くけれどね。

で、さて、このドラマ、うーン、どうなのでしょう。最後まで御覧になった方、如何だったでしょうか。
そもそもが軽い作風なのだが、私は『琅琊榜(ろうやぼう)』を観た後なので、益々軽く、チープに感じてしまい、
どうも冷めた目でしか観ることができない。
『琅琊榜』のせいで目が肥えてしまい、これと限らず、他のドラマが楽しめない体質になってしまった…。


このように、まったくハマれない『金蘭良縁』ではあるが、それでも食い付きポイントは有った。
このドラマのスットンキョなシーンでよく流れるBGMが、
なんと、あの橋幸夫の<恋をするなら>のインストゥルメンタル・ヴァージョンなのだ。
(↓)こちらが、そのオリジナル橋幸夫版。


ノリノリですね~。

この歌は、60年代台湾で、<墓仔埔也敢去>というタイトルで、
葉啟田(イエ・チーティエン)が台語で歌いヒット。
その後も、伍佰(ウーバイ)、蔡依林(ジョリン・ツァイ)など数多くのアーティストがカヴァー。
(↓)こちらが、その蔡依林版<墓仔埔也敢去>。


オリジナル版の橋幸夫とは、もはや別物。

台語の<墓仔埔也敢去>は、映画『熱帯魚』など、台湾映画の中で流れているのをしばしば耳にするが、
そのインストゥルメンタル版を、まさか明代を舞台にした大陸時代劇の中で聴くとは思いもしなかった…!
大陸の視聴者の中にも、このBGMが伍佰や蔡依林の曲だと気付く人なら居るかも知れない。
でも、それをさらに遡ったオリジナル版が、
日本の橋幸夫という“永遠の高校3年生”が歌った歌だとは知る由も無いであろう。
中国人でありながら、私のように「あっ、橋幸夫」とピンと来た人は、相当な昭和マニアなハズだ。




無料放送期間はまだあと2週間以上残っているけれど、『金蘭良縁』を観続けるかはビミョー…。
どうせ無料放送中に全話完走できないし、その後DVDをレンタルしてまで観たいとも思わないし…。
他のどんなドラマより、4月の『琅琊榜』放送開始が待ち遠しい…!

ドラマ『琅琊榜』や、胡歌をはじめとするmango厳選男前キャストについては、こちらからどうぞ。

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