録画したまま放置していた、2016年9月17日(土曜)、東京MXで放送の『熱烈!ホットサンド!』を観る。
お笑い芸人・サンドウィッチマンが出演する北海道の番組で、東京ではMXが地味ぃに放送中。
私は、その番組の存在すら知らなかったのだが、
ここ何週かは、台湾で撮影をした“台湾開運ツアー”というスペシャル番組だったので、
一応録画予約しておいたわけ(北海道では、2016年春に放送済み)。
内容は、台湾在住日本人・吉田皓一を案内人に、
サンドウィッチマンが運気を上げる様々な物を現地で探すというもの。
ハッキリ言って、開運は大して関係なく、普通の旅番組と変わらず、新鮮味は感じなかったが、
ある芸でYoutube再生回数一千万回を超える台湾人男性が登場したシーンだけは、目が釘付け。
番組では、この男性を「台湾で話題の新人芸人 ショウシー・ウェイ」と紹介。
披露したのは、
手を使わずに
ズボンを穿くという彼の持ちネタ。


今目にしたものは一体ナンだったんだ?!もう一度観たい!と欲し、私、早速検索いたしました。
ところが、番組で紹介した“ショウシー・ウェイ”という名前を頼りに、
最も有りがちな“魏 Wèi”という姓で検索を試みるも、ヒットせず。
そこで、彼の芸をそのまま“不用手穿褲子(手を使わずにズボンを穿く)”と中国語で検索したところ、
情報が出るわ、出るわ。
この男性の本当の名前が、蕭志瑋(シャオ・ジーウェイ)であることも判明。
ちょっと、『熱烈!ホットサンド!』、切る場所が間違っているでしょ。
そして、(↓)こちらが
その蕭志瑋が芸を披露している再生回数一千万回超えの動画。


実は難易度はそう高くなく、ストレッチの効いたズボンさえ用意すれば、成功する人も居るように思うのだが、
そもそも、こんな馬鹿バカしい事をやってみようと思い立ったこと自体がスゴイ。
私、嫌いじゃないわ、蕭志瑋クン。…いや、かなり好きかも。
途中、悩ましくエビ反りしたり、最後、据わった目で勝ち誇ったように「ゲッツ!」ポーズをするのも、よろしい。
その内、彼に出演をオファーする日本のテレビ局が有りそうな気がする。
そして、日本の学生、サラリーマンの皆さま、
忘年会に向け、今からこの芸の習得に励んでみてはいかがでしょうか…?
他、
今後のテレビ番組では、

取り敢えず、明日9月26日(月曜)、テレ東で放送の『未来世紀ジパング』は、
“シリーズ 中国異変!「越えてはならない」一線”という中国特集なので、録画要予約。
万里の長城で多発する盗難、犬バブル、私生活を中継し月収140倍になったOL、
香港・雨傘革命の女神のその後…、などを取材している模様。
長城に積まれているレンガを、地元の農民が持ち帰ってしまうという話は、もう随分前からあった。
それより、遼寧省綏中縣で、コンクリートのような物を使って
長城を“修復”してしまったという問題は、どうなったのか。
微博で多くの明星たちも、「お粗末!」、「醜い!」と激怒していたが…。
田舎のお役人が悪気無く、…それどころか良かれと思ってやってしまったのではないかと、私は想像している。
中国の田舎って、日本人が考える“田舎”とはレベル違いの田舎で、
そこに暮らす人々の生活や考えが、我々の想定を遥かに越えていることがよくある。
あと、中華ドラマでは、台湾でヒットした偶像劇『アニキに恋して~愛上哥們』が、
今週からチャンネル銀河(※)で始まるけれど、
男装した女性がヤクザの御曹司と恋に落ちるという現実味の無いストーリーにピンと来るものがなく、
実は放送開始をあまり楽しみに待っていない。
ハードルが低ーーーく下がっている分、「意外にも面白かった!」となれば良いが。
(※訂正:チャンネル銀河→ホームドラマチャンネル)
楽しみにしているのは、相変わらず同じで、
BSジャパンで放送中の大陸ドラマ『琅琊榜(ろうやぼう)麒麟の才子、風雲起こす~瑯琊榜』くらい。
恐らく、今週半ばくらいに、ひと波乱起きるハズ。今からドッキドキでございます。

ひとつは何度も食べている慣れた味で、もうひとつは初めての物。
★ 美濃忠:雪花の舞
大きさは、直径約5.5センチ。
黄身餡を生地で包み、表面に砂糖をまぶしたお菓子。
ひとつめは、創業1854年(安政元年)、
名古屋の老舗・美濃忠(公式サイト)のお馴染みの銘菓、“雪花の舞”。
紅白2色売られているけれど、母が購入するのは、いつも白のみ。
一般的には、白だけの詰め合わせは、仏事に使われることが多いようだ。
私も、ピンクは嫌いで、上品な白の方が好みなので、仏事用と思われても、別に構わない。
画像を見ても分かるように、生地は薄く、中の餡がたっぷり。
この生地は、伊勢芋を混ぜ込んでいるので、薄くてもモッチリ感がある。
中は、甘さ控えめで、まろやかな黄身餡。軽く、口溶けも良い。
表面にまぶされたグラニュー糖が、案外ミソで、ジャリジャリした食感がいい感じ。
名古屋の食というと、味噌煮込みうどん、手羽先、モーニングセット等々、庶民的な味を想像しがちだけれど、
これはとても上品。美味なり。
★ 菓匠 花桔梗:2種葡萄もち
大きさは、直径約5センチ。
白餡と共に、2種類のぶどうをひと粒ずつ、羽二重餅で包んだ餅菓子。
こちらは初めての品で、菓匠 花桔梗(公式サイト)の“2種葡萄もち”。
花桔梗では、季節ごとに様々なフルーツ大福を提供しているみたい。
この
ぶどうを包んだ物も、季節限定商品だが、具体的にいつからいつまで販売されているのかは不明。

ぶどう大福を食べるのは初めてではないのだけれど、一個にふた粒も入ったぶどう大福は初めて。
大福の形が少々イビツなのは、そのせい。
しかも、そのふた粒がそれぞれ別品種で、緑色はシャインマスカット、紫色はナガノパープルとのこと。
シャインマスカットの方はサッパリで、ナガノパープルの方は濃厚。
どちらも実がしっかり引き締まっており、瑞々しいのは共通。
噛むと、プチッと弾け、口の中で果汁がジュワーッと広がる感じ。
お餅はとても柔らか。
餡の量は少なく、ぶどうとお餅の“繋ぎ”程度。
“親子どんぶり”ならぬ、ぶどうの“兄弟大福”。
他でなかなか見ないアイディアで、面白いし、一個で二度美味しく、得した気分。