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ケーキ3種(+『琅琊榜』前半山場!他テレビ雑記)

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皆さま、今週分の放送、第22話まで御覧になったでしょうか。
ドラマ前半の山場、蕭景睿くん“人生最悪のアンハッピー・バースデー・パーティー”@寧國侯府が
宗主・梅長蘇の策謀のもと執り行われてしまいましたね。


宴の幕開け早々、お呼ばれした夏冬が、卓鼎風に勝負を挑み、卓上のお箸を武器に…

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夏冬V.S.卓鼎風チョップスティック・バトル!
お箸は、人を威嚇する物ではありません、ゴハンを食べる物です。良い子は真似しないように。
それ以前に、お呼ばれしたゲストが、
他人様のお誕生日パーティーで、その場の空気を凍りつかせてはいけませんわよね。



さらに、宴の余興で、お琴の演奏を所望された宮羽が、
蒞陽長公主とかつてのダーリンとの想い出のメロディ<鳳求凰>を奏で、
場を盛り上げるどころか、空気を益々ドンヨリ重くする始末。

さらに、さらに、宮羽ってば、いきなりの高笑い。普段が慎ましやかなだけに、高笑いに不気味な凄味。
その場のゲストたちが唖然とする中、高笑いに引き続き、謝玉のスキャンダラスな過去を暴露。
頭に血が上った謝玉から“妖女”呼ばわりされた挙句、攻撃されるも…

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反射的に『マトリックス』並みにノケ反り、意外にも身体が柔軟&機敏であった事が判明した宮羽。
ちなみに、こういうイナバウアーのようなノケ反りは、中国がハリウッドをパクったのではなく、
ハリウッドが中国的要素を頂戴している。『マトリックス』のアクション監督は、
成龍(ジャッキー・チェン)主演映画『ドランクモンキー 酔拳』などの監督としても知られる、
中華電影界きっての武術指導者、香港出身のかの袁和平(ユエン・ウーピン)先生が担当しておられます。


景睿クンは、せっかく卓家のママンが縫ったおニューのお召し物で、お誕生日パーティーに臨んだのに、
実父が南楚の人質だった事や、実父と疑わず慕っていた謝玉が自分を殺そうとしていた事を知ってしまい、
さぞ傷付いたことでしょう。しかも、そのすぐ後に、妹までもが、難産の末、あの世行き。
祝宴から一転→家庭崩壊→お葬式、…か。ふぅ~。泣き面に蜂、踏んだり蹴ったりとは、この事ヨ。
宗主から戴いた貴重な護心丹を贅沢に3粒くらい飲んで、ゆっくり心を落ち着かせて。



このエピソードでは、もちろんボロボロになった景睿が可哀相なのだけれど、
ひと仕事終え、ご自宅に戻られた宗主・梅長蘇のシーンが、これまた非常に印象深い。
疲れが出たのかゲホゲホする梅長蘇を護衛の飛流が案じるシーン。

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飛流「蘇哥哥、不舒服。(蘇兄さん、辛い?)」
宗主「還好。(平気だ。)」
飛流「會好嗎?(よくなる?)」
宗主「會好的。你知道為什麼嗎?因為人的心會變得越來越硬。
(なるとも。なぜだか分かるか?人の心は動じなくなるからだ。)」

梅長蘇が珍しく神妙な面持ちで、飛流に語り掛けるように、
…でもその実、自分自身に言い聞かせるかのように心情を吐露し、窓の外に目をやるこの短いシーンに、
心臓グサッと突かれた…!心揺さぶられて、見ているこちらまでゲッホゲホ。私にも護心丹ひと粒ぷりーず。
胡歌(フー・ゴー)、このシーンで、力強い目には薄っすら涙、口元には笑みさえ浮かべている。
ちょっとした表情の演技が素晴らしすぎます。



そして、失脚した謝玉と入れ替わるように…

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出たーーーっ、古だぬき・夏江!
謝玉以上に腹黒く、この先梅長蘇を苦しめることになるジィ様だが、私は好き。『琅琊榜』は、悪役も魅力的。
年を重ねた者にしか出せない重厚な雰囲気を醸し、憎々しく夏江を演じる王永泉(ワン・ヨンチュエン)だが、
実は専業俳優ではなく、このドラマの監督さんの一人でもある。『琅琊榜』のオープニングをよく見て。

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ほらね。“主演”という所と“执行导演(執行導演)”という所、二ヶ所にもクレジットされているから。
しかも、この夏江、私生活では、なんと梅長蘇の側近・黎綱のパパなのです。



ついでなので、もう一つ、私個人的に気になっている、どーでもいい事を記しておく。

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今回のエピソードでズタズタになった悲劇の公子・景睿の弟、謝弼と、
(↑)この画像の衣装を着ている時の譽王(あくまでも、この衣装限定)を見ると、私…

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どうしても、昨年赤坂で観た歌舞伎の演目『操り三番叟』を思い出してしまうのです。
謝弼は、中村勘九郎と顔の骨格が似ているのよねぇ。
あと、日本の伝統衣装は、やはり中国から多大な影響を受けているのだと、とても感じる。

なお、夏江役の王永泉(ワン・ヨンチュエン)や、譽王役の黃維(ビクター・ホァン)に関しては、






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さて、他のテレビ番組では、まず、本日10月1日(土曜)、もう直の夜7時に、
NHK BSプレミアムで放送の『“爆買い”大変容』を録画予約。
同局で今年3月に放送した『“爆買い”したのワタシです』の第2弾という位置付けの番組なのではないだろうか。
訪日中国人を茶化すような番組には、ほとほと嫌気が差している私だが、
NHKの『“爆買い”したのワタシです』は、買い物の裏にある人々のドラマが描かれていて、
なかなか良いドキュメンタリー番組であった。今回も期待。




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そのNHK BSプレミアムに、『世界入りにくい居酒屋』が3rdシーズンとして戻ってくる。
初回は10月6日(木曜)で、前半/後半に分けてのスペシャル番組。
大久保佳代子がチェコのプラハに、おのののかが韓国釜山にそれぞれ飛んで、
自ら“入りにくい居酒屋”を探すという。
おのののかは興味無いんだけれど、大久保サンは面白くて好きだから、結構楽しみ。
(おのののか→、大久保さん→ って、女として分かり易すぎるわ、私。)

『世界入りにくい居酒屋』は、その3rdシリーズ開始に合わせ、
1stシーズン、2ndシーズンからの再放送も行っており、
10月7日(金曜)昼には、上海編、香港編が立て続けに放送される。観逃している方は、この機会に。





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そう言えば、日テレ『アナザースカイ』も、リニューアル。
リニューアルと言っても、今田耕司のアシスタントが中条あやみに変わる程度みたいだけれど。
この機に、こちらも時間を拡大し、一時間のスペシャル番組を放送。
司会で毎日テレビに出て忙しい宮根誠司が、弾丸で韓国へ。
どうも宮根誠司は『冬のソナタ』をきっかけに、韓国にハマったらしい。ホント…?
『冬ソナ』で韓国ドップリって、なんかオジさんと言うより、オバさんぽいわね。




お菓子は、最近、和モノばかりだったので、久し振りに洋モノを。
(和も洋も、常に食べてはいるのだけれど、ブログには出していなかった。)

★ 進藤洋菓子店:スペシャルカップ

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容器の大きさは、直径約6.5センチ、深さ約4.5センチ。
プリンとスポンジ生地を重ね、中に苺を隠し、トップを生クリームで覆ったお菓子。




ひとつめは、進藤洋菓子店042-316-4791)の“スペシャルカップ”

見た目は、A.K.Laboのお気に入りプリン“ポ・ド・ネージュ”のよう。
“ポ・ド・ネージュ”は、ココットの上1/4くらいにもなるたっぷりの生クリームをのせたプリン。
それに似たプリンを勝手に想像して、この“スペシャルカップに”スプーンを入れたら、少々違っていた。

こちらは、シロップを染み込ませたスポンジ生地、プリン、苺、生クリームを合わせたデザート。
もっと簡単に説明すると、“プリン+ショートケーキ”。
私が想像していたA.K.Laboの“ポ・ド・ネージュ”より、トライフルに近いかも。
全体的に優しい甘さで、プリンは滑らかな舌触り。


“プリン+ショートケーキ”なので、子供はきっと好き。
子供の好物を詰めた夢のカップデザートだから、“スペシャルカップ”なのかしら。
充分美味しいけれど、私にはちょっと子供っぽ過ぎるかなぁ~。
スポンジに染み込ませるシロップを、洋酒に変えたら、もっとオトナ仕様のデザートになりそう。

これを食べたことで、益々A.K.Laboの“ポ・ド・ネージュ”を食べたくなった。
でも、私が御無沙汰している間に、A.K.Laboのメニューから“ポ・ド・ネージュ”が消えたって、本当…?!
人気商品だったのに、メニューから外すなんて、有り得るかしら…??
もし、本当に無くなってしまったのならば、復活を希望…!

★ レ・アントルメ国立:ショコラ・アンペリアル

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大きさは、直径約6センチ、高さ約5センチ。
チョコレート・スポンジの上に、チョコレート・クリーム、フランボワーズ・ジュレを重ね、
チョコレート・ムースで覆ったケーキ。




続いて、レ・アントルメ国立(公式サイト)“ショコラ・アンペリアル”
見ての通り、一種のチョコレートケーキ。
夏には避けがちなチョコレートケーキも、秋になるとまた食べたくなる。

これは、“Impérial アンペリアル(=インペリアル)”と名付けられたケーキなので、
薔薇を彷彿させる優雅な形。
どっしりとヘヴィな物を想像して口に入れたら、ムースが軽くて、ふわっふわ。
かと言って、味は濃厚。
チョコレートがややビターで、大人の味。
フランボワーズ・ジュレの量は少ないけれど、きちんと酸味が出ており、全体をキリッと引き締めている。


お味は良いが、柔らかな物ばかりで構成されているのが、残念。
何か一つ歯応えのアクセントになる物が欲しい。

★ リュー・ド・パッシー:サンクロード

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大きさは、直径約5センチ、高さ約7センチ。
ヴァニラ風味のバタークリームを、アーモンド・メレンゲではさみ、周囲にクランブルをまぶしたケーキ。




最後は、リュー・ド・パッシー(公式ブログ)“サンクロード”
バタークリームとメレンゲを合わせたケーキ。
バタークリームは大好きだけれど、やはり夏場より、秋冬向き。

主役のバタークリームは滑らかで、変なベタつきがなく、口の中でサラッと溶ける感じ。
アーモンドとクランブルの歯応えがアクセント。
ヴァニラの甘い香りとアーモンドの香ばしさが上手く融合した味も良し。

スポンジ生地を使わず、メレンゲとバタークリームを主にしたシンプルなケーキは大好物なので、
勿論このサンクロードにも満足。
今回、ここに挙げた3ツのケーキの中で、私のベストはこれ。

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