BSジャパンで放送中の
大陸ドラマ『琅琊榜(ろうやぼう)麒麟の才子、風雲起こす~瑯琊榜』、

皆さま、2016年11月11日(金曜)放送の第52話まで、もう御覧になりましたか?
悲しいかな、このドラマは、11月15日(火曜)でついに最終回を迎えてしまう。
残り僅かだと思うと、もったいなくて、金曜放送分は当分観ずに取っておこうかとも考えたのだが、
妙な義務感だけで観続けていた『武則天-The Empress-~武媚娘傳奇』を完走したことで、肩の荷が下り、
ついつい『琅琊榜』第52話の録画を再生してしまった…。
(私、好物をぐっと我慢して後に残し、苦手な物を先に食べるタイプでございます。)
この一週間も怒涛の展開で、記憶に残るシーンの連続でしたねぇー。
特に、夏江の書簡で、懐疑心が湧いた梁帝から、お呼び出しを食らった梅長蘇が、
御前であっさり自分は林殊だと告白するシーンや、
梁帝から毒酒を飲まされそうになるシーンに、心臓バックバク。
で、梁帝の尋問はなんとかクリアしたものの、
その時のやり取りで、よーーーーやく梅長蘇の正体に気付いた靖王…!
「只有我不知道…(私だけが知らなかったのか)」と、涙目で、うなだれる靖王。
そう、全54話のドラマで、第50話まで気付かなかったのはアナタ様だけ。
正体がバレたからといって、
愛再燃!ってほど熱く燃え上がらず、

二人に微妙な距離感をもたせた演出が、我々奥ゆかしい(?)日本人の心に響くのかも知れない。
本当は“大親友・林殊”なのに、
「殿下、ひとつお願いが。私も宴に出席させてもらえませんか」と遠慮がちに頼んできた梅長蘇に対し、
一瞬ムッと黙り込み、「何が殿下だ!私の前では梅長蘇でいるなっ!」と声を荒げる愚直な靖王に
胸がうううっと締め付けられる…。
そして、控えめながら、空白の時間を徐々に埋めてゆく二人。
ダーリン・林殊からの「東海へ行くの?じゃぁ、お土産は、ハトの卵みたいに大きなパールが欲しい♪」
というおねだりに応え、東海から持ち帰り、大切に取っておいた大粒真珠を、13年越しに梅長蘇に贈る靖王。
素っ気なくそれを受け取る梅長蘇だが、
内心、「靖クンってば、あのお約束をずっと覚えていてくれたんだぁ…」と感激していたに違いない。
あっ、あと、衛崢たちが持ち帰った“冰續草”とかいう貴重な薬草
(←瓶に入っているので、最初に見た時、じゅんさいかと思った)を使って、藺晨がお薬作りをするのを、
飛流がお手伝いするシーンも、好き。
この世で一番苦手な大人・藺晨を、実は信頼している飛流と、
いつも大人気なく飛流とやり合っているが、実はやっぱりで大人で頼りになる藺晨の…
飛流「有你 不死!(藺兄さんがついているよ)」
藺晨「有我在 不死(私がいれば死なぬ)」
という会話にも、
ジーン…。

そして、ついに幕を開けた“
人生最悪のアンハッピー・バースデー・パーティー其之弐”…!

楽しみですねー、ドッキドキですねー!
…と、同時に、最終回までのカウントダウンが始まり、すでに虚無感に襲われかけている私。
残り2話をいつ観るか検討中。皆さまは、どうなさいますか…?!
ケチケチ取っておかず、一気に最終回まで観ちゃいます…??
あぁ、どうしましょ。今、他にハマれるドラマも無いし…。
サッサと観てしまうか、後生大事に取っておくか、悩ましいところ。
話変わって、現在撮影中の陳凱歌(チェン・カイコー)監督最新作
『空海 KU-KAI~妖貓傳』。

撮影現場での黃軒(ホアン・シュエン)と染谷将太の様子が分かる、(↓)このような映像が公開された。
現場の雰囲気、なんかとても良い感じ。
私の黃軒が染谷クンと仲良くしているのを見るだけでも、意味もなく、ちょっと嬉しくなるワ。![]()


ついでに、
近々放送の気になるテレビ番組を2本。

一本目は、11月16日(水曜)、NHK BSプレミアムで放送の『2度目のマカオ~おこづかい3万円で充実旅』。
NHK BSプレミアムの番組では、『世界入りにくい居酒屋』でも、最近澳門(マカオ)を取り上げたばかりだが、
同じスタッフが一気に2本の番組を撮り溜めとか、何か事情があるのだろうか。それとも、ただの偶然?
この『2度目の~』シリーズでは、春に澳門のお隣り・香港を細田善彦が紹介したけれど、
今回の旅人はモデルの呂敏(ロビン)。
カジノや高級ホテルが建ち並び、物価が安いとは言えない澳門を、3万円ポッキリで楽しむために、
地元の人々に教えてもらったローカル・スポットを徹底的に攻めているという。楽しみ。
同日深夜0時、正確には、11月17日(木曜)になったばかりの0時に
BS日テレで放送の『旅してHappy』も忘れず録画予約。
勝手に『旅してHippie(ヒッピー)』だと思い込んでいたら、『旅してHappy(ハッピー)』であった。![]()

毎回、一人の芸能人が旅人となり、世界の街を紹介する30分番組。
先週、窪真理が旅する香港編が始まったのに、
曜日を間違えるという深夜の放送にありがちなミスを犯し、録画に失敗。
今週放送の第2弾からは間違えないように気を付けたい。
で、その香港編第2弾では、旺角で酥皮焗叉燒包(チャーシューメロンパン)を堪能したり、
天際100香港觀景台(スカイ100)で夜景を楽しんだり、
香港海洋公園(オーシャンパーク)でパンダを見学するという。
ベタではあるけれど、香港は街並みは見ているだけで気分を上げてくれるから、OK。

今回は久し振りにケーキを2ツ。どちらも美味。
★ カカオエット・パリ:ブール・ココ
大きさは、幅約5センチ、高さ約7.5センチ。
チョコレートで覆ったココナッツ・フィナンシェの台の上に、
中にカシス&フランボワーズ・ジュレとカシス・クリームを隠したココナッツ・ボールをのせたケーキ。
ひとつめは、カカオエット・パリ(公式サイト)の“ブール・ココ”。
“ココナッツのBoul(球)”という名の通り、チョコレートの台の上に真っ白な球体がのっかった姿が目を引く。
下の台の部分は、ただのフィナンシェだと思っていたら、真ん中にカシス・クリームが入っていた。
そのフィナンシェを覆っているチョコレートには、細かく砕いたアーモンドが混ぜ込まれており、
パリッと固まっている。
上のココナッツ・ボールは、ココナッツ・ムースが主体。
このムースが軽っ!口の中で瞬時に消える。まるで淡雪。
味も軽く、ほんのりココナッツの香がトロピカル。
そこに加わるカシス&フランボワーズの酸味と、下のチョコレートのコクが見事に調和。

インパクトある見た目に惹かれて買ったけれど、見掛け倒しではなく、味も良し。
これは、また食べたい。
★ ロートンヌ:ムラング・シャンティ
大きさは、長さ約7センチ、幅約6センチ。
低温でじっくり焼いたメレンゲ2ツで、生クリームを挟み、トップに砕いたサブレを散らしたお菓子。
もうひとつは、ロートンヌ(公式サイト)の“ムラング・シャンティ”。
最近御無沙汰していたロートンヌ。
久し振りに覗いたら、私の好物ムラング・シャンティが売られていたので、迷わず購入。
ムラング・シャンティは、ムラング(=メレンゲ)でシャンティ(=生クリーム)を挟んだだけの
超シンプルなフランス伝統菓子。
メレンゲが、生クリームからの水分をどうしても吸ってしまうので、出来立てを食べるに越したことないが、
なかなかそういう訳にもいかない。
このロートンヌの物も、作られてから店頭に並ぶまでに、どれくらい時間が経過しているのか不明だし、
購入してから食べるまでにも、また新たに数時間が経過。
なのに、メレンゲが軽くて、サックサク!
わざわざ「低温でじっくり焼いた」と記されていたけれど、その効果がこのサックサクなのだろうか。
生クリームも、とても軽い。ヴァニラというよりミルクっぽい感じ。
近年、ムラング・シャンティを売り出すお店が地味ながらジワジワと増えてくているように見受けるが、
凝った物が多く、本当にメレンゲ+生クリームだけで勝負しているお店は、実は案外少ない。
誤魔化しが利かない、こういうシンプルな物こそ、素材が命。
その点、ロートンヌのは、余裕で及第点突破。
ムラング・シャンティは大好きなお菓子の一つで、色々なお店のを試しているけれど、ここのは相当良い。
これ、まさか期間限定販売?ずっと買い続けたいから、定番商品にして欲しい。
頼むわ、ロートンヌ。
