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勝手に上海國際電影節ファッションチェック2017♪

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昨日、2017年6月17日、第20回上海國際電影節(上海国際映画祭)が開幕。
迷走を続ける東京国際映画祭とは逆に、上海国際映画祭の勢いは年々増すばかり。
オープニングのレッドカーペットも、華やかで見ていて楽しい。

そんな訳で、毎度の“勝手にファッションチェック”行っちゃいます。

★ 我が愛した男たち

上海国際映画祭には、私が愛してやまない男たちも出席しております。


まず、張震(チャン・チェン)

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『ブレイド・マスター』(2014年)の続編『繡春刀·修羅戰場~BROTHERHOOD OF BLADES』チームと登場。
この続編で新たに参加した楊冪 (ヤン・ミー)は、
ズハイル・ムラドの淡いミントグリーンのガウンで、紅一点、チームに花を添えております。
前作からの続投で、音楽を担当している川井憲次も参加していますねー(右から2番目のおじさん)。
前作の『ブレイド・マスター』は、路陽(ルー・ヤン)監督が、
司馬遼太郎の<沖田総司の恋>から着想を得たと明言しているので、
日本人としては、ついつい注目してしまう作品なのだが、
だからと言って、まさか続編が制作されるほどとは思わなかった。どうなのでしょう、この続編。ヒットしそう?



台湾の男前をもう一人、陳柏霖(チェン・ボーリン)

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ウォルト・ディズニー・スタジオが初めて手掛ける中国語作品『假如王子睡著了~Miss Taken』に出演。
内容はまだ分からず。ラヴコメっぽい。
相手役は、『人魚姫』(2016年)でブレイクした新たな“星女郎(シンチー・ガール)”林允(リン・ユン)。
18歳も年上の馮紹峰(ウィリアム・フォン)と恋の噂が出た小悪魔は、若干21歳。
陳柏霖も引っ掛かりそうな気がしなくもない…(苦笑)。
ちなみに、その小悪魔のお召し物はグッチです。キュート。


大陸男前は、黃軒(ホアン・シュエン)

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染谷将太とダブル主演の陳凱歌(チェン・カイコー)監督最新作
『空海 KU-KAI~妖貓傳』の公開を年末に控えている黃軒であるが、
今回は、それより前の国慶節に公開される馮小剛(フォン・シャオガン)監督作品『芳華~Youth』組と参上。
黃軒はグッチのスーツだが、女性たちは、郷愁漂うこれぞチャイナな緑のお召し物。
これは、『芳華』が70~80年代の文工団を描いた映画だからであろう。
巨匠たちからも引っ張りだこで、飛ぶ鳥を落とす勢いの黃軒、この『芳華』も観たい!
(そんな黃軒については、こちらの“大陸男前:黃軒”を参照。)

★ 女明星

目を楽しませてくれるのは、やはり女性スタア。ここに、何人かピックアップ。


一人めは周迅(ジョウ・シュン)

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ドラマ『如懿傳~Ruyi's Royal Love in the Palace』で共演した霍建華(ウォレス・フォ)とは、
許鞍華(アン・ホイ)監督最新作『明月幾時有~Our Time Will Come』でも共演。
この日のお召し物は、確認するまでもなく、一目瞭然のシャネル。
素材はニット?シンプルで素敵だけれど、普通の人が着たら、デブに見えてしまいそう…。
映画『明月幾時有』は、日本軍に陥落された1941年からの約5年間の香港を舞台にした物語。
許鞍華監督最新作というだけでも期待が湧くし、内容も非常に興味深いが、
抗日戦争期を扱っているというだけで、反日だと大騒ぎが起きる昨今の日本の風潮では、どうなることやら…。
周迅、霍建華以外に、彭于晏(エディ・ポン)も出ているし、人気スタアの競演!という部分に、一縷の望み。
(ちなみに、許鞍華監督は、日本のハーフ。)



続いて、桂綸鎂(グイ・ルンメイ)

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出演作は、彭順(オキサイド・パン)監督最新作『猜猜我是誰』。
「私が誰だか当ててみて~」などというタイトルだけ見ると、なんだか楽し気だが、
彭順監督作品なので、そんな訳はない。実際に起きた詐欺事件を扱った犯罪映画みたい。
桂綸鎂は、バンコクでの撮影中、8針も縫う怪我をしたのだと。
上海のレッドカーペットに現れた彼女が着ているのは、周迅と同じように、シャネル。
寄せて上げたりせず、もう堂々と貧乳なのが、よろしい。
(モード感を出したかったら、巨乳より断然貧乳である。
桂綸鎂は、そこのところをちゃんと理解しているファッショニスタ。)



他の女性もザッと見ておきましょう。
今回、女性は、全体的にペイルカラーが目立つ。

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蔣夢婕(ジャン・モンジェ)

蔣夢婕は、『猜猜我是誰』で桂綸鎂と共演。
日本では、現在、出演作『修羅の剣士』が公開中。


王麗坤(ワン・リークン)

『情遇曼哈頓』で共演の高以翔(カオ・イーシャン)にエスコートされ、
トニー・ウォードのミントグリーンのガウンで登場。スレンダーな彼女にお似合い。清楚。


秦海璐(チン・ハイルー)

袖のデザインが特徴的な白のアレクシ・マビーユを身にまとった秦海璐は、
今回なんと監督さんとして上海国際映画祭に参上。
初監督作品は『一意孤行』。現時点で、どのような作品かは不明。
やはり、監督処女作ということで、ウェディングドレスのような白をチョイスしたのだろうか。


張靜初(チャン・チンチュー)

張靜初は、ブルーグレーのMikael D(ミカエル・ディー)。
薄汚い人(?)が着たら、下半身が巨大モップに見えてしまいそうだが、
ほっそりした張靜初が着ると、豪華かつエレガント。
彼女が出演しているのは、馮倫(スティーヴン・フォン)監督作品『俠盜聯盟~The Adventures』。
フランスやチェコで撮影された作品で、昨晩は、共演のジャン・レノも登場し、張靜初と共に舞台に立っている。
(張靜初は、大陸女優の中でも、取り分け英語が上手い。留学経験さえ無いとは信じ難いレベル。
中国は、国内学習だけで英語ペラペラという人が多くて、驚かされる。)
この作品には、馮倫のお嫁サマになられた舒淇(スー・チー)も出演しているが、昨晩は欠席。


張天愛(チャン・ティエンアイ)

一躍人気女優の仲間入りをした張天愛。
映画出演もドッと増え、我々日本人は、日中合作映画『空海 KU-KAI~妖貓傳』の上陸を待ちたいところだが、
今回の上海国際映画祭では、『父子雄兵~Father and Son』、『鮫珠傳~Legend Of The Naga Pearls 』、
両作品を携え、モノトーンのオスカー・デ・ラ・レンタでシックに登場。ノリに乗っております。
(そんな張天愛については、こちらの“大陸美女名鑑:張天愛”を参照。)

★ 日本

今回の上海国際映画祭では、SABU監督がコンペティション部門、想田和弘監督がドキュメンタリー作品部門、
アニメーター小林準治氏がアニメーション部門の審査員になっている他、
多くの日本映画が上映され、それに伴い日本の監督や俳優も参加。

中でも、メディアに一番取り上げられているのは、上戸彩

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映画版『昼顔』で共演の斎藤工、西谷弘監督と登場。
上戸彩ちゃん、以前は松潤みたいだった出っ歯を全取っ換えしてから、綺麗になりました。
日本の若いお嬢さん方は、まだ分かっていない、
綺麗になりたかったら、“整形より歯列矯正”ということを肝に銘じておくべし!

★ その他:こんな所にも日本人

上戸彩や田中麗奈ばかりに注目していたら、意外なところに、さり気なく林遣都も混ざり込んでいた。

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彼が出演しているのは、鈕承澤(ニウ・チェンザー)がプロデュースする
蔣卓原(ジャン・ジュオユエン)監督作品『青禾男高~Fist & Faith』。

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共演は、張藝謀(チャン・イーモウ)監督作品『グレートウォール』への出演で、
日本での注目度も俄然高くなった景甜(ジン・ティエン)や、
人気急上昇の若手・歐豪(オウ・ハオ)。彼もまた『空海 KU-KAI~妖貓傳』に出演しております。

一番上の画像をよく見ると、左端には、NHK朝ドラ『べっぴんさん』で、
明美に求婚して、フラれた足立武役の中島広稀も映っているではないか。


さらにアップで見てみます。

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この日、景甜は不参加で、ここに映っている紅一点は、“夏恩”という若手女優。
彼女に関しては、情報がほとんど無いので、真っ新な新人さんかも。
それにしても、変わった衣装。日本の学ラン風の制服で、胸に“青禾男高”のネーム入り。
青禾という男子校を舞台にした青春映画?
他、黒木メイサも重要な役で出ているようなので、日本公開もアリ…?



この第20回上海国際映画祭は、2017年6月26日まで開催。
賑やかで楽しそう~。行ける人が羨ましい。

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