この週末、映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』関連のワードで、当ブログに来訪される方々が激増したので、
もしかして、テレビで放送したのかしら?あら、観逃しちゃった!と残念に思っていたのだが、
つい先程、2018年1月5日(金曜)放送『アナザースカイ』の録画を観て、本当の要因が判明。
![イメージ 1]()
新年一回目の放送のゲストは漫画家の永井豪で、氏が選んだ“アナザースカイ”はローマ。
この番組の中で、永井豪原作のアニメ『鋼鉄ジーグ』からインスパイアされた例のイタリア映画、
『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』を撮ったガブリエーレ・マイネッティ監督に会って、
ちょっとした対談をするシーンが有ったのだ。
他にも、ローマにある有名な撮影所チネチッタも見学するし、
今回の『アナザースカイ』は、映画ファンには、なかなか面白い回でしたね。
私は、永井豪の漫画に影響されたことは、まったく無いのだけれど、
番組の中で、お話を聞いていたら、
センセイは穏やかでいて知的、しっかり自分の信念をもったホンモノのクリエーターで、尊敬いたしましたヨ。
PTAに叩かれても、『ハレンチ学園』を描き続けた話にも、軽く感動した。
やはり『アナザースカイ』は、自分の世界をきちんと持っているクリエーターの回が面白い。
(で、アイドルが何かしらのプロモーションで出る回は、ツマラナい…。)
ついでに、イタリアの記事をググったら…
![イメージ 2]()
「映画祭のためにイタリアへ来た『マジンガー』のマエストロ、ゴー・ナガイが、
チネチッタを訪れた」という物に当たった。
番組内でも話していたように、センセイはイタリア映画から少なからず影響を受けているのだが、
他にもイタリア文学も好きで、特にダンテ・アリギエーリの<神曲>は、
『魔王ダンテ』や『デビルマン』を描くにあたり、インスパイアーされたのだと。
うわっ、私、<神曲>なんて、読んだことないわ…。
それはそうと、お菓子。こちらが本題。
ここ数年、新年になると、父がある方から
亀屋(
042-385-8181)の“吉祥上生菓子”という詰め合わせを頂くので、
私も幾つかお裾分けしてもらっている。
ここ数年、毎年食べていて気付いたのだが、
同じお題のお菓子でも、少しずつデザインが(勿論素材や味も)変えられている。
だから、今年はどんな感じかしら~?!と見るのが楽しみ。
2018年のお正月に、私が食べたのは、以下の5種類。
![イメージ 3]()
大きさは、一辺が約4センチ。
高麗時雨ではさみ、上部に松を飾った羊羹。
一つめは、“栄松”。
高麗時雨をあえた羊羹。
高麗時雨は、餡や米粉などを混ぜて蒸し、そぼろ状にした物で、“村雨(むらさめ)”とも呼ばれる。
ふっくらしていて、口の中でホロホロとほぐれ、溶けていく感じ。
メインの羊羹は、所々に小豆が混ぜ込まれ、優しい甘さで、サッパリ味。
![イメージ 4]()
大きさは、幅4センチほど。
栗餡を、平たい外郎で巻き、金箔で飾ったお菓子。
続いて、“語”。
なぜ“語”と題されているのかは不明。
書物を丸めた巻物みたいだから…?
その巻物をまとめている紐は、細く切った昆布。
表紙(?)は、外郎(ういろう)製で、モチっとした食感。
中に巻かれているのは、栗餡なのだけれど、栗の味は弱く、どちらかと言うと、黄味餡に近い優しい甘さ。
久し振りに一眼レフカメラを使ったら、画像がボケちゃって、残念。
撮り直そうにも、すでに食べ終わっていたので、不可能であった…。
![イメージ 5]()
大きさは、幅約5センチの俵型。
中に柚子餡を包んだ薯蕷饅頭。
こちらは“雪中花”。
お饅頭なので、手の込んだ他の上生菓子と比べると、見た目は地味だけれど、味は良し。
中に包まれているのは、柚子餡。
ちゃんと柚子の香が利いていて、爽やか。
生地は、つきね芋を混ぜ込んだ薯蕷饅頭だから、質感しっとり、ふっくら。
上に飾った小さな水仙が可憐。
![イメージ 6]()
大きさは、直径約4センチ。
中につぶ餡を包み込み、笹の葉と金箔で飾ったきんとん。
4ツめは、“若竹”。
ふっくらと盛られたきんとんは、緑色が目に清々しい。
中に隠れているつぶ餡は素朴で、程よい甘さ。
今回食べた中では一番普通だが、こういうシンプルなのも良し。
![イメージ 7]()
大きさは、直径約4センチ。
梅餡を中に隠し、周囲を平たい羊羹で巻いた鹿の子。
最後は、“梅一輪”。
インゲン豆を使った鹿の子はよく有るが、中に入っているのは、大抵白餡。
梅餡は珍しい気がする。
私は、恐らく食べるの初めて。
甘酸っぱい梅味の爽やかな餡が、ふっくら炊けたインゲン豆に合う。
薄紅色と乳白色でまとめた優しい色味で、名前通り、“梅一輪”で飾られた姿も、可愛らしい。
味でも見た目でも、今回食した5種の内、一番気に入ったのはコレかしら~。
もしかして、テレビで放送したのかしら?あら、観逃しちゃった!と残念に思っていたのだが、
つい先程、2018年1月5日(金曜)放送『アナザースカイ』の録画を観て、本当の要因が判明。
新年一回目の放送のゲストは漫画家の永井豪で、氏が選んだ“アナザースカイ”はローマ。
この番組の中で、永井豪原作のアニメ『鋼鉄ジーグ』からインスパイアされた例のイタリア映画、
『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』を撮ったガブリエーレ・マイネッティ監督に会って、
ちょっとした対談をするシーンが有ったのだ。
他にも、ローマにある有名な撮影所チネチッタも見学するし、
今回の『アナザースカイ』は、映画ファンには、なかなか面白い回でしたね。
私は、永井豪の漫画に影響されたことは、まったく無いのだけれど、
番組の中で、お話を聞いていたら、
センセイは穏やかでいて知的、しっかり自分の信念をもったホンモノのクリエーターで、尊敬いたしましたヨ。
PTAに叩かれても、『ハレンチ学園』を描き続けた話にも、軽く感動した。
やはり『アナザースカイ』は、自分の世界をきちんと持っているクリエーターの回が面白い。
(で、アイドルが何かしらのプロモーションで出る回は、ツマラナい…。)
ついでに、イタリアの記事をググったら…
「映画祭のためにイタリアへ来た『マジンガー』のマエストロ、ゴー・ナガイが、
チネチッタを訪れた」という物に当たった。
番組内でも話していたように、センセイはイタリア映画から少なからず影響を受けているのだが、
他にもイタリア文学も好きで、特にダンテ・アリギエーリの<神曲>は、
『魔王ダンテ』や『デビルマン』を描くにあたり、インスパイアーされたのだと。
うわっ、私、<神曲>なんて、読んだことないわ…。
それはそうと、お菓子。こちらが本題。
ここ数年、新年になると、父がある方から
亀屋(

私も幾つかお裾分けしてもらっている。
ここ数年、毎年食べていて気付いたのだが、
同じお題のお菓子でも、少しずつデザインが(勿論素材や味も)変えられている。
だから、今年はどんな感じかしら~?!と見るのが楽しみ。
2018年のお正月に、私が食べたのは、以下の5種類。
★ 栄松
大きさは、一辺が約4センチ。
高麗時雨ではさみ、上部に松を飾った羊羹。
一つめは、“栄松”。
高麗時雨をあえた羊羹。
高麗時雨は、餡や米粉などを混ぜて蒸し、そぼろ状にした物で、“村雨(むらさめ)”とも呼ばれる。
ふっくらしていて、口の中でホロホロとほぐれ、溶けていく感じ。
メインの羊羹は、所々に小豆が混ぜ込まれ、優しい甘さで、サッパリ味。
★ 語
大きさは、幅4センチほど。
栗餡を、平たい外郎で巻き、金箔で飾ったお菓子。
続いて、“語”。
なぜ“語”と題されているのかは不明。
書物を丸めた巻物みたいだから…?
その巻物をまとめている紐は、細く切った昆布。
表紙(?)は、外郎(ういろう)製で、モチっとした食感。
中に巻かれているのは、栗餡なのだけれど、栗の味は弱く、どちらかと言うと、黄味餡に近い優しい甘さ。
久し振りに一眼レフカメラを使ったら、画像がボケちゃって、残念。
撮り直そうにも、すでに食べ終わっていたので、不可能であった…。
★ 雪中花
大きさは、幅約5センチの俵型。
中に柚子餡を包んだ薯蕷饅頭。
こちらは“雪中花”。
お饅頭なので、手の込んだ他の上生菓子と比べると、見た目は地味だけれど、味は良し。
中に包まれているのは、柚子餡。
ちゃんと柚子の香が利いていて、爽やか。
生地は、つきね芋を混ぜ込んだ薯蕷饅頭だから、質感しっとり、ふっくら。
上に飾った小さな水仙が可憐。
★ 若竹
大きさは、直径約4センチ。
中につぶ餡を包み込み、笹の葉と金箔で飾ったきんとん。
4ツめは、“若竹”。
ふっくらと盛られたきんとんは、緑色が目に清々しい。
中に隠れているつぶ餡は素朴で、程よい甘さ。
今回食べた中では一番普通だが、こういうシンプルなのも良し。
★ 梅一輪
大きさは、直径約4センチ。
梅餡を中に隠し、周囲を平たい羊羹で巻いた鹿の子。
最後は、“梅一輪”。
インゲン豆を使った鹿の子はよく有るが、中に入っているのは、大抵白餡。
梅餡は珍しい気がする。
私は、恐らく食べるの初めて。
甘酸っぱい梅味の爽やかな餡が、ふっくら炊けたインゲン豆に合う。
薄紅色と乳白色でまとめた優しい色味で、名前通り、“梅一輪”で飾られた姿も、可愛らしい。
味でも見た目でも、今回食した5種の内、一番気に入ったのはコレかしら~。