皆さま、最近、新宿伊勢丹へいらっしゃいましたか。
伊勢丹のエスカレーター、現在、(↓)こんな感じ。
初めて見ました、手すりがルイ・ヴィトンのモノグラムになっているエスカレーター(笑)。
現在伊勢丹では、期間限定で、ルイ・ヴィトン2018秋冬コレクションのプロモーションを行っているので、
それに合わせて、エスカレーターの手すりもモノグラムにしたのだと思う。
短期間の販売促進のために、手すりを総取り換えなんて、大変な作業じゃない…?!
そのプロモーションは、17日(火曜)までなので、恐らく、その日の閉店後には、また元に戻すのであろう。
豪華すぎるゆえ、逆にパチモンか?!と疑ってしまうレアなルイ・ヴィトン柄エスカレーターに乗りたい方は、
お早めに伊勢丹へGO。
ところで、おうちのテレビに衛星劇場を入れている皆さま、
大陸ドラマ『琅琊榜(ろうやぼう)<弐> 風雲来る長林軍~琅琊榜之風起長林』、
今週7月9日(月曜)放送の31話+32話は、すでにチェック済みでしょうか。
前作『琅琊榜(ろうやぼう)麒麟の才子、風雲起こす~瑯琊榜』のファンなら共感してくれると思うけれど、
続編、今週の放送で、取り分けグッと来たのは、31話の(↓)こちらのシーン。
高齢の長林王・蕭庭生が想い出のお品を手に、
最近昔の事をよく思い出す、そろそろ皆に会えるからだろうか、…などと物思いに耽るこのシーン。
手にしているのは、金の鎖帷子。そう…
前作で、梅長蘇が、靖王・蕭景琰の邸宅を訪ねる際、
靖王に引き取られた庭生に持って行って、プレゼントしてあげようとするが、
高価なお品なので、靖王が拒絶すると考え、
“飛流からのプレゼント”という事にして、庭生に贈ったあの金絲軟甲(金の鎖帷子)である。
これまでにも、前作のシーンが回想としてチラリと出てきたことはあるけれど、
梅長蘇や飛流、そして靖王が、ここまでバッチリ出てきたのは、多分初めてじゃない…?
それだけでもう充分感涙モノなのだけれど、
こんなジィ様になった庭生が、子供時代にもらった鎖帷子を、未だ大切に手元に置いていたなんて、
そこに込められた気持ちを想像すると、グッと来ちゃうわぁぁぁーっ…!!!
回想シーンの中でニコニコしている飛流は、庭生と大して年齢差が無いはずだけれど、
もう死んじゃったのかしら…?
もしすでに故人なら、いつ、どのような最期だったのだろう。
あの一つのシーンからは、そんな想像も巡らせてしまう。
存命ながら、もう随分な高齢になった庭生の方も、
自分の最期の時が刻々と迫っている事を、予期しているように見える。
やはり庭生もそろそろ逝っちゃうのかしら…。
脳裏にその時がふっとかすめると、今から悲しいんですケド…。
あと、所々で裏方さんの“俳優業”も見られるこのドラマで、今週の31話では、ついに大物が登場。
『琅琊榜』裏方の大物と言えば、(↓)こちらのお三方であろう。
左から、プロデューサーの侯鴻亮(ホウ・ホンリャン)、
そして、2人の監督、孔笙(コン・ション)と李雪(リー・シュエ)。
良質のヒット作を飛ばし、“鐵三角(アイアン・トライアングル)”と呼ばれるトリオ。
侯鴻亮P、私、結構タイプです(…余計な情報だが)。
31話では、この内の一名が俳優として登場。
もうお分かりですね?はい、孔笙監督です。
偵察のため、部下を引き連れ、山に入った蕭平旌から、道を尋ねられるおじちゃん役で出演。
“山中に佇む朴訥としたおじちゃん”役は、
お三方の内、有名な割りに、見た目のセレブ感には少々欠ける(?)孔笙監督が、やはり適役と感じる。
この『琅琊榜』の裏方トリオは、すでに広く顔が知られているので、
このような形で孔笙監督が作中登場すると、
現地では、ちょっとした笑いが取れる息抜きシーンになるのではないだろうか。
細くて神経質そうにも見える李雪監督も、出演完全拒否ではないと思う。
確か、『偽裝者~The Disguiser』には、チラッとカメオ出演していたはず。
続く32話では、甘州で2年もおとなしくしていた萊陽侯・蕭元啟が、遂に始動。
前作で、梅長蘇の復讐の要因となった梅嶺での赤焰軍の一件が、なんとなく重なる。
歴史は繰り返す…?
悪い予感しか無いから、見るのが怖ーい…!
あと、気になったと言えば、お気楽な方では、
やはり今週、ホームドラマチャンネルで放送された、中華版『プロポーズ大作戦~求婚大作戰』の第4話。
吉恬恬が嚴小に、昔借りた映画のDVDを返すシーン。
オリジナルの日本版で、吉田礼が岩瀬健に、モンゴル800のCDを返すシーンに当たる。
お国柄や時代が反映されるので、何の映画のDVDなのか気になるところだが、
日本語字幕では、「俺の好きな映画」とだけ訳されている。が、台詞では…
ハッキリ明確な発音で、『大話西游』と言っている。
そう、日本でも有名な『チャイニーズ・オデッセイ』(1994年)。
ボカシで隠されたDVDには、
もしかして周星馳(チャウ・シンチー)や吳孟達(ン・マンタ)がバッチリ写っていたのだろうか。
権利等の問題があるのかも知れないけれど、
本当は、ボカシ無しで、タイトルもちゃんと字幕にしてくれた方が、
中華エンタメ好きな視聴者は、楽しめるのだけれどねぇ…。
前々回でも、「梁朝偉(トニー・レオン)なら、
その内、『一代宗師』っていう詠春拳のスゴイ映画をやるよ」といった台詞の部分が、
「凄いカンフー映画」と簡略されていて、
私個人的に『グランド・マスター(一代宗師)』が取り分け好きな作品だけに、ちょっとガッカリしてしまった…。
その前の台詞では、『花様年華』がそのまま字幕になっていたので、
そこは権利の問題ではなく、単純な字幕の字数制限の問題なのでしょうね。
他、大陸ドラマと言えば…
明日、7月14日(土曜)、午前11時、WOWOWで、
『三国志 司馬懿 軍師連盟~大軍師司馬懿』が放送開始。
現地では、前編が42話の『軍師聯盟~The Advisors Alliance 』、
後編が44話の『虎嘯龍吟~ GrowingTiger,Roring Dragon』という2部構成だった物を、
日本では、42話の第1部、44話の第2部と、2部構成は変えぬまま、
邦題を『三国志 -司馬懿 軍師連盟-』に統一して、一挙に放送するようだ。
日本製オリジナルドラマのクオリティは高いが、
中華ドラマとなると、なぜか選択のセンスがイマイチだったWOWOWが、
ようやく観たかったドラマを放送してくれる。
ちなみに、この前に放送した中華なドラマは『三国志 趙雲伝~武神趙子龍』。
想像するに、恐らく、WOWOWは、中華圏のドラマに詳しい人材に乏しく、
「日本人は<三国志>が好き」、「<三国志>関連なら手堅い」
という単純な思い込みだけで放送作品をセレクトし、前回はハズレだったけれど、
今回に限って幸運にもたまたま当たりクジを引いたのでは。
WOWOW契約していて良かったと、久し振りに思えたワ。
まぁ、WOWOWは入れていないご家庭も多いでしょうが、第1話は無料放送です。
ついでなので、その日、7月14日(土曜)、もう一本の要チェック番組を。
東京MXで、夜11時に放送の『明日どこ!?』が、ソレ。
全編中国語字幕付きという画期的な番組として始まったものの、いつの間にか、字幕は消え、
在日外国人が地方へ行って、通りすがりの人に、
「お宅のゴハン食べさせて下さい」と頼み込む痛々しい企画に成り下がり、
タイトルも『明天去哪儿!?~明日、どこ行くの!?』から『明日どこ!?』にシレーッと変更。
退屈だと呆れながらも、義理堅く視聴を続けていたら、
最近、30分番組の内半分で、中国人インフルエンサーを紹介するようになり、俄然面白くなってきた。
(あとの半分は、相変わらず“お宅のゴハン食べさせて下さい”で、退屈。)
ここ数回、追っているインフルエンサーは、こちら(↓)
番組内では“セーラームーン様”と呼ばれている水冰月サマ。
手つかずのパーツはもはや残されていないと思われる非常に人工的なお顔立ち
(番組では、そこには一切触れない)。
このように、見た目だけでもキョーレツな個性を放っておられる水冰月サマは、
スマートフォンを使ったネットの生中継で、様々な商品を販売。
来日し、東京からの中継で、日本の化粧品を販売した際には、あれよあれよと言う間に数百万を売り上げ、
日本の化粧品会社社員も「サラリーマンやっているのが馬鹿らしくなりますね…」とボー然。
実は、水冰月サマ、他社製品を売るに留まらず、今では杭州に立派な会社を構える羽振りの良い社長さんで、
お馴染み淘寶Taobaoに開設した自社の店舗を通し、オリジナルの洋服やアクセサリーも販売。
先週の『明日どこ!?』では、その杭州の会社を訪問しており、今週も引き続き取材の模様を放送するようだ。
まぁ、とにかくビックリなのです、…色んな意味で。
東京MXが入る地域にお住まいの方は、試しに御覧ください。
日本では見たことのないタイプの成功者だから。世の中には色々な人が居るなぁ~とつくづく思いましたヨ。
蒸し暑い今の時期でもサッパリと食べられるレモンタルトを3ツ。
![イメージ 9]()
大きさは、直径約7センチ、高さ約1.5センチ。
生地の中にレモンクリームを詰め、上にメレンゲを合わせたタルト。
一つめは、アディクト・オ・シュクル(公式サイト)の“タルト・オ・シトロン”。
アディクト・オ・シュクルは、フランスでの研修後、
渋谷のヴィロンやラデュレ・ジャパンで経験を積んだパティシエールが、
2014年に独立し、オープンさせた比較的新しいお店らしい(…と言っても、もう4年か。)
私がここの商品を食べるのは、これと限らず、今回がお初。
ほんのりと甘みを感じるタルト台の中に流し込まれているのは、
“レモンカード”というより“レモンクリーム”と呼びたいフィリングで、
少し固めに作ったカスタードクリームのような質感。
使用しているのは、愛媛県産のレモン。
レモンなのに、気のせいかフローラル系の風味を感じる。
★ アディクト・オ・シュクル:タルト・オ・シトロン
大きさは、直径約7センチ、高さ約1.5センチ。
生地の中にレモンクリームを詰め、上にメレンゲを合わせたタルト。
一つめは、アディクト・オ・シュクル(公式サイト)の“タルト・オ・シトロン”。
アディクト・オ・シュクルは、フランスでの研修後、
渋谷のヴィロンやラデュレ・ジャパンで経験を積んだパティシエールが、
2014年に独立し、オープンさせた比較的新しいお店らしい(…と言っても、もう4年か。)
私がここの商品を食べるのは、これと限らず、今回がお初。
ほんのりと甘みを感じるタルト台の中に流し込まれているのは、
“レモンカード”というより“レモンクリーム”と呼びたいフィリングで、
少し固めに作ったカスタードクリームのような質感。
使用しているのは、愛媛県産のレモン。
レモンなのに、気のせいかフローラル系の風味を感じる。
酸味もしっかり出ているので、上のメレンゲと混ざると、和らぐ。
大胆なアレンジをしていない、基本に近いレモンタルト。
充分美味しいけれど、欲を言うなら、メレンゲがもっとたっぷり使われていた方が、私好み。
![イメージ 10]()
大きさは、直径約6センチ、高さ約6センチ。
中にレモン・ガナッシュを詰めた生地の上に、レモンクリームとメレンゲを盛ったタルト。
続いて、パティスリー・ドゥネル(公式サイト)の“アンダルシー”。
ここのだと、パイ生地を使った“国産レモン・パイ”という商品なら何度か食べたことが有るけれど、
タルト生地を使ったこちらは、見たことすら無かった。
商品名の“アンダルシー”は、
フランス語でスペインの“アンダルシア”を意味する“Andalousie”を指しているものと推測。
見た目は、基本のレモンタルトに近いが、
実は、タルト生地の中に、ガナッシュが流し込まれているのが、特徴的。
でも、そのガナッシュもレモン風味で、
悪く言うと“コクの無いチョコレート”という感じで(そもそも悪く言う必要もないのだけれど)、
ぜんぜん重くなく、あっさり。
その上のレモンクリームは、角の無い酸味。
国産の有機レモンを使用しているそう。
空気を含んだムースに近い食感の、ふんわりしたクリーム。
さらにその上のメレンゲは、充分な量で、クリーミー。
これは、パイ生地を使ったドゥネルの定番商品“国産レモン・パイ”より気に入った。
ガナッシュを使っているので、基本のレモンタルト好きな私にとっては、本来邪道なのだけれど、
そのガナッシュがまったく邪魔になっておらず、全体をマイルドにまとめる適度なアクセントになっている。
メレンゲをたっぷり使っているのも、お気に入りポイント。
![イメージ 11]()
大胆なアレンジをしていない、基本に近いレモンタルト。
充分美味しいけれど、欲を言うなら、メレンゲがもっとたっぷり使われていた方が、私好み。
★ パティスリー・ドゥネル:アンダルシー
大きさは、直径約6センチ、高さ約6センチ。
中にレモン・ガナッシュを詰めた生地の上に、レモンクリームとメレンゲを盛ったタルト。
続いて、パティスリー・ドゥネル(公式サイト)の“アンダルシー”。
ここのだと、パイ生地を使った“国産レモン・パイ”という商品なら何度か食べたことが有るけれど、
タルト生地を使ったこちらは、見たことすら無かった。
商品名の“アンダルシー”は、
フランス語でスペインの“アンダルシア”を意味する“Andalousie”を指しているものと推測。
見た目は、基本のレモンタルトに近いが、
実は、タルト生地の中に、ガナッシュが流し込まれているのが、特徴的。
でも、そのガナッシュもレモン風味で、
悪く言うと“コクの無いチョコレート”という感じで(そもそも悪く言う必要もないのだけれど)、
ぜんぜん重くなく、あっさり。
その上のレモンクリームは、角の無い酸味。
国産の有機レモンを使用しているそう。
空気を含んだムースに近い食感の、ふんわりしたクリーム。
さらにその上のメレンゲは、充分な量で、クリーミー。
これは、パイ生地を使ったドゥネルの定番商品“国産レモン・パイ”より気に入った。
ガナッシュを使っているので、基本のレモンタルト好きな私にとっては、本来邪道なのだけれど、
そのガナッシュがまったく邪魔になっておらず、全体をマイルドにまとめる適度なアクセントになっている。
メレンゲをたっぷり使っているのも、お気に入りポイント。
★ ブロンディール:タルトレット・オ・シトロン
大きさは、直径約6.5センチ、高さ約2.5センチ。
生地の中にレモンカードを詰め、上にメレンゲを盛ったタルト。
最後は、ブロンディール(公式サイト)の“タルトレット・オ・シトロン”。
ブロンディールでは、ムラング・シャンティばかり買ってしまうので、これは初めて。
タルト台+レモンカード+メレンゲだけで構成された基本に忠実な“正しいレモンタルト”。
レモンカードは、目が詰まった密な感じだが、重さはなく、酸味は適度。
軽く焼かれたメレンゲは、表面サックリ、中はフワッ。
気のせいか、ほんのり甘み。
小ぶりで、素朴で、可愛らしい印象。
今回食べた3ツの中で、最もシンプルで、最も伝統的なレモンタルト。
一つ一つの要素がきちんとしているから、間違いのない味。