7月14日は、方大同(カリル・フォン)の御生誕記念日。
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1983年生まれの方大同、今年で35歳になりました。
四捨五入すると(←別にする必要ないけれど)、40ですヨ。
“音樂天才”のソウルボーイと呼ばれた彼が、
見た目は年齢不詳のまま、着々と40に近付いているなんて、ちょっと信じ難い。
そんな大同クン、2016年、自身のレーベル、賦音樂FU MUSICを立ち上げ…
2017年には、かねてから親交のあった女性シンガー王詩安(ダイアナ・ワン)と
自社初の契約を結んだり…
<艾美夢遊~Emi The Dream Catcer>というシリーズ絵本の出版を発表し、
また、その主題歌<Catch A Dream>を歌うなど、児童教育の分野にも進出。
さらには、ベジタリアン・レストランに投資する等々、
手掛ける事業の領域がどんどん広がり、忙しそうである。
方大同が児童教育とは、意外と感じる人もいるだろうから、ちょっと補足。
確かに大同クン自身は、ミュージシャンの印象ばかりが強いけれど、
彼のママは、大同クンがまだ子供で、上海に暮らしていた頃、児童の英語教育に携わっており、
その後、大同クンが、音楽業で有名になってからは、息子の仕事を陰で支えていたという。
近年、大同クンは独立したのを機に、
じゃぁ、今度は、ママが興味ある児童教育で、一緒にその分野を切り開いていこう!と、絵本の出版に着手。
絵本のみならず、そのテーマ曲まで作るのは、当然自身の本業にリンクさせたのだろうが、
児童向けの音楽は選択肢が少ないと感じていたことも大きかったようだ。
絵本はすでに一気に<金磚的秘密~The Secret of The Golden Bricks>、
<拯救雪兒~Saving Snowy>、<生命之樹~The Tree of Life>という3冊が出版され、
今後も、一年に3冊ずつの発表が予定されている。
ちなみに、主人公の名“艾美 Emi”は、アメリカに暮らす従姉の娘の名を拝借。
設定は、上海生まれの8歳の中国人少女だけれど、
“世界公民”であり、読者を世界中へ誘うボーダレスな存在でありたいと考えているところは、
自身も国境に縛られない平和主義者の方大同らしいですね。
そんな方大同が、比較的最近参加した大きなイベントと言えば、6月に開催された第29回金曲獎。
昨年、2017年6月、こちらに記したように、第28回金曲獎 Golden Melody Awardsで、
遂に最佳國語男歌手獎(最優秀中国語男性シンガー賞)のトロフィを獲得したたため、
今年は、“前年の歌王”として、プレゼンターの任務を負い、参加。
今回でなんと3度目の歌王に封じられた陳奕迅(イーソン・チャン)に賞を授与。
でも、私、このシーンを生中継では見ていない…。
金曲獎授賞式が、ちょうど上海國際電影節(上海国際映画祭)の開幕と重なってしまったので、
私は、映画祭の中継を優先して見ちゃったのよねぇ。
他、最近の方大同と言えば、雲南である。
方大同は、香港のような大都会に馴染むが、素朴な雲南の雰囲気もシックリ。
お誕生日を前に、ちょこちょこと動きがあり、一週間ほど前には、
雲南の麗江、大理を訪れた際、その土地からインスピレーションを受け書いた新曲<雲南里>を発表。
軽やかなメロディで、さり気なくブルースやエスニックな香りのする、夏にいい感じの曲なのだけれど、
公式MVがまだ公表されていないので、残念だけれど、ここには載せられない。
お誕生日直前に発表されたのはねぇ、<艾美夢遊>関連の方であった。
すでに出版された3冊の絵本、各々の主題歌を収録した<Emi The Dream Catcher #1>というアルバムと、
そこに収録された3曲の内、<金磚的秘密~The Secret Of The Golden Bricks>と
<拯救雪兒~Saving Snowy>のMV。
…という事で、ここには<金磚的秘密~The Secret Of The Golden Bricks>のMVを。
方大同は、一つの映像作品であるMVに歌詞を入れるのは邪道と考えているようで、
自分の意見が言えるようになってからは、歌詞無しのMVばかりを発表しているけれど、
<艾美夢遊>関連に限って、MVに歌詞を入れているのは、やはり児童教育だからなのでしょうね。
(中国語ネイティヴではないファンも、言語能力に関しては子供と同じようなものだから、
出来ればコダワリを捨て、全てのMVに歌詞を入れて欲しいワ…。)
この曲は、一般的な児童向けの物より明らかに洗練されていて、しっかり方大同テイスト。
MVも、中華ちっくな絵で可愛らしい。
所々で、“アメリカで作られた中国風アニメ”を思わす雰囲気もある。
では、最後に改めて、方大同サマ、35回目のお誕生日おめでとうございます!
今年もこの記念の日に、叶う気配の無い願いをしつこく言わせていただきます。
是非ぜひ、東京演唱会開催を!(願わくば、他の人との抱き合わせではなく、単独公演で!)