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和洋菓子2種(+今度は綾野剛!)

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綾野剛が海外初進出で、中国映画に出るという。

綾野剛って、海外作品初めてでしたっけ…?
何かに出ていた気がしていたけれど、私の思い違いだったようだ。


綾野剛が出演するのは、こちら(↓)

イメージ 1

董天翼(ドン・ティエンイー)監督の『破陣子(はじんし)~The Ugly Town』。
私は、この董天翼という監督を知らなかった。
あまり情報が無いのだけれど、どうも北京電影學院を出てから、主に舞台の脚本を手掛けていた人みたい。
北京電影學院に入学したのが2007年とのことなので、
綾野剛よりちょっと年下の若い監督さんである可能性が高い。


この『破陣子』も、董天翼が脚本を担当した不条理コメディ舞台の映画化。

イメージ 2

のべ660万人を動員した人気の舞台だという。
抗日戦争期にあった山西の物語からインスピレーションを得て書かれた
北宋末期を時代背景にしたお話。
元の山西の物語は悲劇らしいが、この舞台劇には、コメディ要素を取り入れている。

『破陣子』は、同じく舞台劇を映画化した
『驢得水~Mr.Donkey』(2016年)を成功させた至樂匯(JoyWay Drama)が手掛ける第2弾作品。

映画版のストーリーが、舞台版とほぼ同じなのか、はたまたかなりのアレンジが加えられているのかは不明。
とにかく映画版は、壇ノ浦の戦いで海に身投げした日本の貴族が、
漂流の末、南宋の村・白虎蕩に辿り着き、現地の女性と恋に発展していくという乱世の恋の物語。

綾野剛が演じるのは、勿論主人公であるその日本の貴族。
補足しておくと、この『破陣子』は、日中合作映画ではなく、純然たる中国映画。
中国映画で、日本人俳優が単独で主演を務めるのは、お初なんですって。



で、本日2018年12月10日、映画『破陣子』が北京でクランクイン。

イメージ 3

綾野剛も、中華圏ではお約束の儀式に参加し、お線香を手にお祈りしております。
で、一緒に写っている帽子の男性が董天翼監督。


このクランクインの儀式には写っていない
綾野剛と恋に落ちる現地女性を誰が演じるのかも、気になりますよね?

イメージ 4

相手役は宋佳(ソン・ジア)。
演技が上手く、雰囲気のある良い女優さん。
中華圏の人々は、日本の俳優は小柄というイメージを抱いているだろうけれど、
綾野剛は180あるから、173センチの宋佳をキャスティングし易かったかも。
まぁ、どちらの起用が先に決まったのかは知らないけれど。


宋佳は、約2ヶ月前、『詩人~The Poet』の上映のため、
東京国際映画祭に来てくれた時にナマで見たばかり。(→参照

イメージ 5

日本に入って来ている出演作では、大抵影のある女性を演じているが、
実際の宋佳は、明るく朗らかな、とても感じの良い女性であった。
あの時、実は、新作映画『破陣子』で綾野剛と共演することがすでに決まっていたのだろうか。


『破陣子』で綾野剛は、中国語の台詞にも挑戦するそう。
今気付いたのだけれど、綾野剛、数日前にすでに微博も開設していて、
現時点のフォロワー数は約2万5百人。
そこで、中国語で挨拶をする動画も見られる。
正直言って、まだ、あんまり上手くないのだが、頑張っていて、すでに沢山のコメントや“贊”をもらっている。
「中国の友人の皆さん、僕のことを“剛子Gāngzi”と呼んで」だって。
日本でも、これからは“剛子(ごうこ/つよこ)”と呼びたくなる。


うわぁ~、綾野剛&宋佳の共演、楽しみ。
この『破陣子』、中国での公開は、2019年を予定。
日本でも絶対に公開して欲しい。




ついでに、近々放送予定の要録画番組を2本だけ。

12月12日(水曜) テレビ東京 夜10時~
『未来世紀ジパング』

今回は、スタジオを飛び出し、沸騰現場へ赴き、徹底取材する拡大スペシャル。
題して、“日中友好ムードは本当か? 中国“キレイ”革命の最前線”。
シェリーは、中国初上陸らしい。
どうやら上海で取材しているみたい。



12月16日(日曜) TBS 夜11時15分~
『情熱大陸』

今回取り上げるのは、パンダ飼育員の阿部展子。
…って誰?ですよね。
1984年新潟生まれの女性。
3歳の時に祖母がくれたパンダのぬいぐるみを偏愛し、
大学では、パンダの母国語=中国語を勉強するために、中国語専攻。
その後、四川農業大学に留学し、成都大熊貓繁育研究基地でも一年半、パンダの飼育と繁殖を学び、
上野動物園で力力(リーリー)&真真(シンシン)の飼育を6年担当し、
昨年5月からまた成都の繁育研究基地で勤務している女性とのこと。
パンダ愛と情熱がスゴイ!




お菓子は、洋モノと和モノをそれぞれ一つずつ。
どちらも比較的シンプルなお菓子。

★ レ・アントルメ国立:国立バウム

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大きさは、直径6センチ、厚さ3センチ。
生クリームを添えた小ぶりのバウムクーヘン。




“洋”からは、レ・アントルメ国立(公式サイト)“国立バウム”

国立バウムは、レ・アントルメ国立が出している人気商品。
直径20センチ程あり、カットして食べる、いわゆるバウムクーヘン。
私がたまに食べているこちらは、同じ名前でも、お一人様サイズに作られた物で、
さらに、生クリームが添えられている。

生地は、しっとり。適度に弾力も。
米粉やタピオカ粉が混ぜられているらしい。
生クリームは、真ん中の穴の中にも詰まっているから、たっぷりな量である。
バウムクーヘン本体の周囲に付いた糖衣のパリッとした食感も、いい感じ。


ふわふわに盛られた生クリームには、目から食欲をそそられる。
バウムクーヘンだけでも美味しいのだろうけれど、生クリームが好きなので、
生クリームが添えられていたら、なお嬉しい。
自分で生クリームさえ泡立てれば、バウムクーヘンだけ買ってきて、似たような物は作れるだろうけれど、
生クリームを泡立てることすら面倒くさい私には、すでにこの状態で売られているのが有り難い。

★ 笹屋伊織:水仙

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大きさは、直径約5センチ。
生地でこし餡を包み、水仙の花に見立てた上生菓子。




“和”からは、笹屋伊織(公式サイト)“水仙”
これは、初めて食べるお菓子。
水仙の花には、新年のイメージがある。
もうそんな時期なのですねぇ…、しみじみ…。

小麦粉、餅粉、味葛粉などを混ぜて焼いた生地は、薄くてもモッチモチの食感で、
ほんのり甘みがある素朴な味。
この味、強いて言えば、すあまに似ているだろうか。
クレープのように、ヒダに折りたたんでいるので、
重なった部分がまたちょっと変わった食感を生み出している。
その中に包まれたこし餡は、生地が素朴な味わいな分、適度に甘い。


何だか分からず、期待もせずに食べたのだけれど、
見た目で受けた印象からは想像していなかったモッチリした食感が面白く、案外、美味しかった。

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