朝刊のテレビ欄を見ていたら、隅の方に
台湾の人柄の良いおデブちゃん、“小胖”こと林育羣(リン・ユーチュン)の写真。
本日夕方6時半から2時間半に拡張して放送する
『関ジャニの仕分け∞』にまたまた出場し

日本側が用意する4人の歌手とカラオケの得点を争うらしい。
この番組は3部構成になっており、他にもリズム感を競うコーナーや、身体の柔軟性を競うコーナーが有る。
新聞のテレビ欄には、カラオケが冒頭に放送されるかのように書かれているが
林育羣のfacebookを見ると、彼の登場はどうやら8時前後。
最後の50分だけチャンネルをテレ朝に合わせれば、林育羣クン見られるかしら(…他、興味無いもので)。
林育羣クン、10日ほど前、この収録のために来日したらしく、
日本の桜を満喫。

今晩の放送では、<夢やぶれて>、<M>、<会いたい>、<涙そうそう>を披露するらしい。
前回の放送が面白かったので、今回も楽しみ。
ちなみに、『関ジャニの仕分け∞』は、台湾で『關8比賽中』と呼ばれているようだ。
あと音楽関連では、今週木曜の晩にNHK BS1で放送された『アジア・ミュージック・ネットワーク』を
先程ふつ日遅れで観る。
どんな番組か知らずに、取り敢えず録画しておいたのだが、意外と面白かった。
元々はHNK WORLDの番組で、それを25分に短縮してBS1で放送したみたい。

さらに、タイ、台湾、韓国、インドからそれぞれひとりずつ音楽通(本番組では“キュレーター”と呼んでいる)
が登場し、各国の最新音楽事情を紹介する。
起死回生を狙うK-POPのプロモーション番組だったら、観ずに消去しようと思ったが
番組で一番時間を割いていたのは、巨大中華圏の音楽発信地・台湾であった。
台湾のキュレーターは黄子佼(ミッキー・ホアン)。 台湾では、ライヴハウスやネット配信が増えたことで
昨今インディーズが俄然注目を集めるようになったと言う。 そんな事もあり、紹介したのは…
周杰倫(ジェイ・チョウ)、蔡依林(ジョリン・ツァイ)といった超有名どころではなく
自由發揮 One Two Free、白安(バイ・アン)、PiA樂團と、本当に新しめのアーティストを出してきた。
一青窈自身が好きなアーティストとして挙げたのは阿妹(アーメイ/張惠妹)。
カットされていないNHK WORLD版では、他にも王若琳(ジョアンナ・ウォン)、盧廣仲(クラウド・ルー)、
家家(ジャージャー)の名前を挙げているようだ。
マーティン・フリードマンは、阿妹のワールドツアーに参加したこともあり
お気に入りの曲は<哭不出來>なのだと。
さらにこの番組では、この3月、中華圏でデビューした
日本のflumpoolの台湾での活動を追う。

なんでも、2011年、台湾の音楽イベントに参加した際、五月天(メイデー)と知り合い
以後、兄貴分と慕い、交流が続いていたことで、今回の海外進出でお手伝いしてもらった、と。
中華圏デビューにあたり、flumpoolは自身のヒット曲<証>の中国語版<証明>を出したのだが
その作詞をしたのが五月天の阿信(アシン)。
レコーディングの時、五月天が直々に発音矯正している場面などもカメラは追う。
番組の中でも、その中国語版<証>は少し流れるけれど、フルコーラスだとこんな感じ。(↓)

このMVの歌詞は、繁体字だが、簡体字ヴァージョンも存在し、
大陸対応もばっちり。

元々日本語で作られた曲に、中国語が上手くのっていて
サビの「終究要 一個人 一日 一夜 一年 一天 一天 孤獨面對 誰能証明 我們的從前 曾經愛的 那麼堅決」
のところとか、耳に残るゴロ合わせでイイ感じじゃない…?
“你好”や“謝謝”くらいしか中国語を知らなかった日本人が
中国語で、しかも現地人に通じる発音で丸々一曲歌うのは、すごく大変なことだと思う。
私、実は、flumpoolも<証>も知らなかったのだが、番組で一生懸命な姿を見ていたら
私、実は、flumpoolも<証>も知らなかったのだが、番組で一生懸命な姿を見ていたら
海外進出頑張って!という気持ちになった。
あとねぇ、インドのキュレーターとして登場した映画監督のカビール・カーンが映画俳優並みに二枚目だった。
この番組、単発? また放送しないのかしら。 番組公式サイトに一応“
メッセージ募集”と有るのだが。

方大同(カリル・フォン)をヨロシク。
なお、flumpoolと五月天の部分は、番組公式サイトからも10分弱の動画が視聴可能。
では、今日は寒かったけれど、春らしい和菓子を3種類。
前回に引き続き、今回も
桜のお菓子をふたつ出す。

★ 長門 : 春がすみ
大きさは、大体3.5センチ角。
上部に薯蕷を合わせ二層にした羊羹。
この“春がすみ”は、日本橋の長門(
03-3271-8966)の季節の上生菓子のひとつ。

二層仕立ての羊羹で、上の白い部分は薯蕷だと説明された。
多分、薯蕷を混ぜ込んだ寒天という意味だと思う。
その部分だけを食べてみたら、無味に近いが、微かに甘い。
白い中に桜の花びらがボヤーッと浮いて見え、ほんと、春の霞のよう。
下は、通常の羊羹より水分が多く、瑞々しい。 羊羹と水羊羹の中間くらい。
さらに、上の薯蕷寒天が合わさるので、一般的な羊羹に比べ、味も喉越しもサッパリ。
★ 長門 : 花いかだ
大きさは、長さ約4センチ、幅約3センチ。
こし餡を小豆粒で覆い、桜の花をかたどった煉り切りで飾り付けたお菓子。
こちらも日本橋・長門の季節限定上生菓子で、“花いかだ”という物。
これ、要は小豆を使った“鹿の子”なのだけれど
黒い所にピンクの桜を配しただけで、なんかとても可愛い。
小豆本来の味を生かし、甘さはかなり控えめ。 激甘党の私にはやや物足りないくらい。
長門の生菓子は基本的に小ぶりなので、これ位の甘さだと、あとを引き
10個くらい立て続けに食べてしまいそう。
長門の上生菓子は、結構な頻度で変わっていくので、これらもいつまで売られているか分からない。
★ 鈴懸 : 鶯餅
大きさは、長い部分で約4センチ。
求肥餅で小豆のつぶ餡を包み、京黄粉をまぶしたお菓子。
鈴懸(公式サイト)の春のお菓子からは、“鶯餅”を。
鈴懸だと、上品なこし餡を使ったお菓子をよく食すが、この“鶯餅”の中は、さっぱりした甘さのつぶ餡。
外側の求肥の皮が柔らか。
鈴懸と限らず、うぐいす餅は久しく食べていなかった。
久々に食べてみたら、なんかこの組み合わせ、“高級な八つ橋、シナモン抜き”って感じだわね。