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Channel: 東京倶樂部★CLUB TOKYO
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續『イッテQ』イモトに翻弄された“香港の長澤まさみ”in九寨溝

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2015年11月8日(日曜)、日テレで放送された『世界の果てまでイッテQ』について、
昨日は食べ物の話に終始し(→参照)、書き忘れたが、気になった部分がもうひとつ。

それは、“珍獣ハンターイモト ワールドツアーin中国”の終盤の出来事。
イモトアヤコは中国の有名な景勝地・九寨溝を訪れ、真っ青な湖・五花海をバックに
PV撮影のため、絢香の<みんな空の下>を大熱唱。

ところが、実は、この時、同じ場所で、香港のドラマクルーもお仕事中。
シリアスなシーンを撮るため、主演女優がじっと気持ちを作っている最中だったのだ。
ブスの嫌がらせにも堪え、役作りに集中し、ドラマの撮影を終え、
現場を離れていく“香港の長澤まさみ”らに対し、イモトは「ソーリー…」と恐縮することしきり。



私は、香港映画は観ても、香港ドラマはまったく観ないので、詳しくないのだが、
どうやら『小城大愛』という新ドラマの撮影だったらしい。
制作は香港のTVBと、その関連会社、上海のTVBC翡翠東方。近年よくある大陸と香港の合作ドラマ。

この新ドラマは、独立した6ツのお話から成るオムニバス形式で、
香港の馬國明(ケネス・マー)や楊怡(タヴィア・ヨン)も出演。
九寨溝で撮影していたのは、馬國明&楊怡が出演するパートとはまた別のパート。

イメージ 1

家を飛び出したワガママお嬢様・何靜宜が、かつて夢の中に出てきた秘境・九寨溝にやって来て、
善良なガイドに出会い起きる悲喜こもごもを描いた物語らしい。
『イッテQ』のカメラは、階段を駆け上がる女性主人公を、ガイドの青年が追い駆けるシーンを捉えている。
ワガママ病を発症したお嬢様に、青年が振り回されているシーンでしょうか。



そんなお嬢様・何靜宜を演じている“香港の長澤まさみ”が、(↓)こちら。

イメージ 2

孔千千(コン・チエンチエン)ちゃん。
イモトがなぜ彼女を“香港の長澤まさみ”と形容したのか、私にはよく分からないけれど、
スラッとのびた四肢と清々しい雰囲気は長澤まさみっぽい?


簡単なプロフィールも。
氏名     :孔千千 (Kŏng Qiānqiān)
本名     :孔文娟 (Kŏng Wénjuān)
ニックネーム:葩葩 (Pāpā)
生年月日  :8月4日
出身地    :廣東省深圳市
学歴    :廣東舞蹈學校(民間舞)卒/北京電影學院(表演系)卒
身長    :168cm.

代表作:『白蛇伝説』(2011年)、『咒·絲~The Deadly Strands』(2013年)等々…


イモトは“香港の長澤まさみ”と呼んでいたが、同じ広東語圏でも香港のお隣の深圳出身の大陸新進女優。
なので、正確には、“香港TVB制作ドラマに出演の大陸の長澤まさみ”、
もしくは、もっと簡単に“深圳の長澤まさみ”。

日本における長澤まさみの知名度ほど、孔千千の知名度は現地でもまだそんなに高くはないようなので
(微博のフォロワー数約12万人は、大陸の明星としては少ない方)、
出回っている情報も乏しく、素性が分りにくい。

年齢はどうやら非公開。
デビュー当時は本名の“孔文娟”で活動していたようだし、“孔馨葉”という名を使っていたこともあるみたい。
それらの名前や、北京電影學院関連情報で、おおよその年齢が分ると思ったら、甘かった。
個人情報がっちりガード。でも、多分アラサーくらいではないかと想像。

さらに気になる未確認情報では、2007年、北京のレストランで食事中、
エイベックスの総裁(松浦勝人か?)にスカウトされ、日本に来てレッスンを受けたという話もある。
同じ年、中国人監督による映画にも出ているので、
仮にその話が事実でも、長期間日本に滞在したとは考えにくいが、最低限の日本語は知っているらしく、
『イッテQ』では、孔千千が九寨溝の撮影現場を去る時、
平謝りのイモトに対し「ダイジョウブ!」と日本語で声を掛けているところが映っている。


日本でも簡単に観られる過去の出演作は、恐らく『白蛇伝説』くらい。

イメージ 3

アクション監督としても有名な香港の程小東(チン・シウトン)監督が手掛けた映画。
キャストは、李連杰(ジェット・リー)、黃聖依(ホァン・シェンイー)、蔡卓妍(シャーリン・チョイ)、
林峯(レイモンド・ラム)、文章(ウェン・ジャン)、徐若瑄(ビビアン・スー)など。
私、これ観たはずなのに、まったく覚えていない…。孔千千はチラッとしか出ていないと思う。




『イッテQ』では、イモトが“香港の長澤まさみ”と称したため、孔千千ばかりに注目が集まったけれど、
実は、日本の中華ドラマニアには、孔千千の相手役の男優の方が知られた顔かも。

イメージ 4

はい、こちら王崢(ワン・チェン)
ドラマ『蘭陵王』で、陳曉東(ダニエル・チャン)扮する武帝の側近・宇文神舉を演じていた
あの王崢でございます。宇文神舉は脇役ながら、日本人女性にも好評でしたよね。
前髪を下ろした現代劇だと若々しくて、別人のよう。


(↓)こちらは、イモトと遭遇した五花海で撮った王崢の写真。

イメージ 5

微博で、この画像に添えられているのは、「这么美的景色,怎能让人不心醉!我先醉一会儿。
(こんなに素晴らしい景色が、人々を魅了しないわけがない、僕は先にちょっと酔わせてもらうよ。)」
という王崢のコメント。
この後、イモトの熱唱で、王崢も酔いからすっかり醒めたと思います(笑)。

それでも、五花海を去る時、孔千千の「ダイジョウブ!」より前に、「Good luck!」とイモトに声を掛けていた。




なお、2015年11月8日(日曜)放送の『世界の果てまでイッテQ』で
イモトが紹介した中国のアメージングな食品については、こちらから。

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