映画『カンフー・ジャングル』
【2014年/中国・香港/100min.】香港・中區の警察署に、警察の武術教官・夏侯武が、人を殺めたと自首してくる。合一門を率いる彼は、一門の名を挙げようと参加した対戦で、誤って相手を殺してしまったのだ。3年後、赤柱刑務所で服役中の夏侯武は、テレビで、拳術の達人が何者かに殺害されたというニュースを見て、事件を担当する巡査部長・陸玄心に、調査協力をするから仮釈放してくれと直訴。夏侯武は「拳術の次は足技...
View Article2015東京・中国映画週間オープニングセレモニー
今年で10回目になるという東京・中国映画週間。オープニング作品の『モンスター・ハント~捉妖記』は、この夏中国で大ヒットした映画。実はこの映画にものすごく興味があったという訳ではないのだけれど、上映日の午前中、ちょうど映画館の近所で仕事の予定が入っていたので、午後、そのまま中国映画週間のオープニングセレモニー付き上映へ行くことに決めた。…ところが、前日、突然風邪をひいてしまった。カコナールを飲んで、早...
View Article『風の中の家族』王童監督+プロデューサー唐在揚Q&A
現在開催中の第28回東京国際映画祭で、台湾の王童(ワン・トン)監督、久々の新作『風の中の家族~風中家族 Where the Wind...
View Article梅花亭のお菓子2種(+テレビ雑記)
録画しておいた10月30日(金曜)深夜放送の『孤独のグルメ』台湾編後編を観る。出演が予告されていた台湾版・伍郎、趙文瑄(ウィンストン・チャオ)が、放送開始から20分が過ぎても登場せず、「えぇー、もう番組、終わっちゃうじゃないの…」と焦ったその時、井之頭五郎と同じ豆花を食べる中年スウィーツ男子としてチラリと登場。出演シーンは短かったけれど、舞台裏では皆和気藹々(画像は趙文瑄の微博より)。この『孤独のグ...
View ArticleGAP中国進出5周年記念広告
日本でもお馴染みのアメリカのカジュアルブランドGAPが中国進出5周年らしい。えっ、まだ5周年?という印象。もっと前からあると思っていた。もっとも日本に入ってきたのも、案外遅かったけれど。GAP自体に特別な関心があるわけではないので、別にそれはどうでもよい。それより、今回のこのキャンペーンは、私も好きな香港出身のフォトグラファー夏永康(ウィン・シャ)がアジアの6人の明星を撮り下ろしたという事で気になっ...
View Article映画『百日草』
【2015年/台湾/97min.】トラック運転手の過失による大きな交通事故が発生。この事故で、育偉は妻・曉雯と彼女のおなかの中の子供を同時に突然失う。ピアノ教師だった曉雯の生徒が、何も知らずにレッスンにやって来るが、育偉は耐え切れず、その子を追い返してしまう。同じ事故で、心敏は、料理人だった婚約者・仁佑を亡くす。手元に残っているのは、まだ発送されていない二人の結婚式の招待状。早速執り行われた葬儀では...
View Article映画『ミッドナイト・アフター』
【2014年/香港/121min.】2012年、深夜の香港。麻雀に熱中するミニバス運転手・阿雪のもとに、同僚から一本の電話は入り、妻が産気づいてしまったから、仕事を代わって欲しいとの依頼。阿雪は、借金の返済期限を延ばす条件で、深夜運行を引き受ける。恋人・阿怡とデートのつもりが、断られてしまった阿池。仕方なく、家に帰ることに決め、すでに人で埋まりつつあるミニバスに乗り込む。午前2時28分、阿雪がハンド...
View Article映画『風の中の家族』
【2015年/台湾/126min.】1949年1月、国共内戦で国民党の敗戦の色濃い江蘇省の戦場。肩を負傷しながらも、激しい戦火をどうにか切り抜けた盛鵬と、彼の二人の部下、順子、小范は、親を亡くし、たった一人で彷徨う小さな少年を救出し、自分たちと一緒に連れて行くことを決意。自分の名前も覚えていなかったこの子は、三人の父がいたと言い伝えられる<三国志>の呂布にちなみ“奉先”と命名される。間も無くして、国...
View Article續『イッテQ』イモトに翻弄された“香港の長澤まさみ”in九寨溝
2015年11月8日(日曜)、日テレで放送された『世界の果てまでイッテQ』について、昨日は食べ物の話に終始し(→参照)、書き忘れたが、気になった部分がもうひとつ。それは、“珍獣ハンターイモト...
View Article映画『愛のカケヒキ』
【2014年/中国・香港/97min.】張慧と小恭は、男女の垣根を越えた大親友。…が、実は張慧、大学時代から密かに小恭を想い続けている。家が裕福ではないため、恋愛どころではなく、とにかくまず仕事で成功したいという小恭の気持ちを汲み、その内彼が振り向いてくれることを信じ、大学卒業後は、彫刻家の夢を捨て、小恭と同じ会社に入社。ずっと気心の知れた親友として付き合い続けてきたのだ。ところが、ある日、仕事で二...
View Articleケーキ3種(+テレビ雑記)
先程、フジの『ザ・ノンフィクション』、放送開始20年記念特番、“私は誰?消えた父を探して”を観る。今回の主人公は、シンガポールの実業家、70歳のジョン・ホー氏。マレーシアに生まれ、自分は華人だと信じていたが、42歳の時、女手ひとつで育ててくれた母親から、「父親は大阪出身の“カズオ”(姓も判っているが、番組では伏せている)」と打ち明けられる。1945年の終戦で父親は日本へ帰国。その時すでに身籠っていた...
View Article映画『FOUJITA -フジタ-』
【2015年/日本・フランス/126min.】1920年代、フランス・パリ。27歳でこの地にやって来て早十年。藤田嗣治が描く乳白色の肌の裸婦は評判で、日本人でありながら、パリでは引く手あまたの有名人。モンパルナスのカフェ、ラ・ロトンドで、時代の先端をいく画家やモデルたちと集う華やかな日々。1940年、第二次世界大戦を機に日本に帰国。5番目の妻・君代と静かに暮らしながら描いているのは戦争協力画。決戦美...
View Articleアート・オブ・ブルガリ~130年にわたるイタリアの美の至宝
<アート・オブ・ブルガリ~130年にわたるイタリアの美の至宝>は2015年9月から、東京国立博物館・表慶館で開催中の展覧会。母が今になって「随分前に友達からもらった入場券が有るけれど、行かないわよねぇ?」と言って、無料招待券を出してきた。どうやら捨てるつもりだったらしい。捨てるくらいなら私が行く!と、そのチケットをもらい、会期終了間近の東博へ。チケットが有るなら、もっと早く教えてくれれば良かったのに...
View Article和菓子3種(+さよなら、原節子)
今朝のニュースで、女優の原節子(1920-2015)が、今年9月5日、神奈川県内の病院ですでに亡くなっていたことを知る。享年95歳。もしかして、もう百歳を超えているかも知れないと想像していたので、年齢を聞き、案外と若いとさえ思ってしまった。どちらにしても、平均寿命を悠々越える大往生である。女優としての現役時代をリアルタイムでは知らない私だけれど、学生時代好んで鑑賞していた小津安二郎監督作品で親しんで...
View Article『酔生夢死~醉‧生夢死』キャスト&プロデューサーQ&A
本日、2015年11月26日(木曜)、第16回東京フィルメックス、コンペティション部門で上映の台湾映画、『酔生夢死~醉‧生夢死 Thanatos, Drunk...
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